最終更新日:平成16年4月16日


第8章 歴史捏造問題


前書き
 本論述は私個人の見解である。こんな考えもあるのか位に読んでいただければと思います。また,本件についての著作権は放棄するものではありません。



 ・センター入試に強制連行の盲言
 ・歴史教科書に「義務不履行者の強制徴用」を強制連行の断罪文言
 ・強制連行の歴史歪曲を刷り込む背徳の反日教授達
 ・勝手な主張
 ・日本断罪教育は子供への拷問でもある
 ・戦時下の徴用が意味するもの
 ・戦時下の義務不履行は即銃殺もあった
 ・戦時下では捕虜でさえ就労の義務
 ・日韓併合がなければロシアの属国か一州
 ・比較すれば日本は良心的


センター入試に強制連行の盲言(16.1.23-27)
 平成16年1月に行われた大学入試センター試験日本史Bの選択肢の一部,第二次世界大戦中に行われたことについての記述として正解とされている選択肢の中に「朝鮮人を強制連行」の文言がある。この強制連行は歴史的用語ではない。事実を歪曲するために,日本を攻撃するために作られた造語である。こんなものを公的入試の問題における正解の選択肢にしたとは。正確であるべき問題に。即刻この問題は正解なしとする必要がある。だが,この選択肢を正解とするような,歴史の事実を歪曲捏造するような教授は真理を探究する学問の府の教授として相応しくない。「徴用」とすべきところを「強制連行」とした「出題ミス」と言うならまだ救いがあるが,そうでないなら(教育)公務員なら問題教授として即刻首にすることを要求したい。我々は納税者の一員として不公正を正す要求をする権利があると思われる。少なくとも早急に出題委員からはずす必要がある。間違った情報の刷り込みを強要することになるその罪は極めて重たい。
 先の「強制連行」とされた件は,産経の正論で東大教授は法律に基ずく徴用で初めは応募制で,義務となったのは1944年9月から12月の間だけであったと論じている。しかも対象は日本国民に対してであり,当時は朝鮮人も日本国民として平等に扱われただけであると。区別が無かったからである。また,この期間でさえ,実際は応募した者が大半であったと。して,この情報を外務省は調査して掴んでいることも分かっている。ではなぜ正そうとしない。要するに外国の圧力に屈しているのだ。国内のがん細胞が針小棒大に言う声に押されているのであろうか。文部官僚は日本が滅びようが駄目になろうが関係ないのだろう。この状況は身に降る火の粉を必死に避けようとして,保身を図っているだけのことなのであろう。
 文部科学省は9割の教科書は強制連行に触れているから問題ないという見解のようだ。が,実際は,記載のない教科書がかなりあるようだ。国の姿勢がこれではどうしようもない。かかる回答をしたのも人だから,回答をした者の見解ということであろう。文部科学省中枢部までばい菌に犯されているということであろうか。これでは日本の将来は見えているな。
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歴史教科書に「義務不履行者の強制徴用」を強制連行の断罪文言(16.1.23-27)
 驚いたことに教科書に「強制連行(縄にて縛られ連行されたということであろうか。この言葉にはかような響きがある。また強制連行の先には当然のごとく強制労働が想像されるようになっている。さらに強制労働というと,鎖で錘につながれ逃げられないようにして働かされたのであろうか。強制労働と言うとこういう響きがある。)」と,書いてある。とのことだ。ひどい話だ。戦時中は緊急時だから国の要請に協力するのが当たり前であったのだ。皆協力していたのだから。
 現在だって,国民は義務を果たさなければ処罰されるのである。たとえば納税の義務があるが「税金を払わなければ,財産が差し押さえ」になるのだ。「義務を果たさない」ということはこういうことなのだ。今でも罰はあるのである。誰もが義務を果たさなくなったらどうなる。義務を果たさない者を弁護するようなことをするから,現在でも義務不履行の者が増えているではないか。年金掛金不払い者が増えている。年金制度に不満がある現況は政治家の責任だが,だからと言って「払わないで良い理由にはならない」。悪法といえども現在の法である。法改正が正当な手続きによって成されるまで,現行法は生きているので従わねばならないのである。
 日本の教育界では嘘が堂々とまかり通っている。子供たちが自分の国を誇れなくなったら国は内から瓦解する。国に背を向け支える者がいなくなるから当然だ。
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強制連行の歴史歪曲を刷り込む背徳の反日教授達(16.1.23-27)
 現況を作り出した大人たちは大罪を犯している。とある私立大学の面接官は,受験生が高校時代にやった事について,拉致問題についての講演会のお手伝いをしたことを話したところ,あろうことか,『日本は強制連行をしたのだぞ。そのことを知っているのか』と,10分間の面接時間の大半を使ってとうとうとまくし立てたと。要するに日本国民の時代であっても朝鮮人を徴用したから拉致されてもしょうがないと言いたいわけだ。この考えに立つのなら,戦時中日本軍は中国人を殺したのだから中国人が日本人を殺すのもしょうがないという考えに至る。我々はこのような考えを認める訳にはいかない。私は多くの国民も同じ考えだと信ずる。
 この考えは復讐法を認めている。古代アッシリアのハムラビ法の考えである,『目には目』,『歯には歯』の世界(この片鱗は旧約聖書レビ記を読めば良く分かる)である。現在は復讐法は認められていない。過去の遺物を持ち出して現在に適用しようとするとは。が,この考えはハムラビ法より更に性質が悪い。この法は犯罪を犯した本人に対する罰が中心である。先祖の犯罪を子孫が償う定めではないから更に悪どい適用で犯罪的でもある。父親が人殺しをした後死んでしまったら,その子供がその父の罪に対して罰を受けねばならないという事より更に悪い(現在ではこのような不条理な刑法はないと思う。少なくとも日本にはない)。なぜなら拉致された人達の祖父、父、兄弟が強制徴用をしたことをもって拉致した訳ではなく,無辜(何の罪もない)な民に対する拉致であるからだ。
 そもそも日本は朝鮮と戦争をしていた訳ではない。ハルノートも朝鮮の独立を要求したわけでもない。本来朝鮮と日本の間には戦勝国敗戦国の関係はないのである。従って,元々は戦争に伴う賠償責任もないから戦後保証もヘチマもないのだ。日本からの独立を認めるという類の取引でしかないのである。本来ならこちらが投資した金を返してもらいたいくらいなのである。日韓における戦後補償は,日本は人が良いから謂わば困っている人に恵んでやったようなものなのである。
 先のようなむちゃくちゃな論理を肯定する教授は狂っている。こんな教授が教授である大学はまともな大学ではない。やくざ大学だ。やくざには昔は仁義があったと思うが,当世は仁義なき報復の連鎖が起こっているようにも見える。要するに報復を認めるのは現在ではやくざの世界である。これはもう北朝鮮の金正日の身代わりロボットだわな。このような教官のいる大学は皆でボイコットしよう。ろくな大学ではない。この国には日本人の顔をした朝鮮人や中国人がかなりいるということになる。
 そう言えば,この問題が上るようになってから,学校の問題が噴出している。経済もおかしくなってきている。考えてみれば当たり前だな。いわば国内でスパイが引っ掻き回しているようなものであるからだ。このようなばい菌者は取り除かなければ,明日の日本はないと思われる。一番良い方法は首にすることだ。経済基盤を奪うことだよ。日本にいる必要はない。韓国や北朝鮮,中国に放逐すればよいのではと考えるね。毒を垂れ流す者は不要であると考えるが。
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勝手な主張(16.1.23-27)
 日本で元寇といっている「文永の役(1274年)」や「弘安の役(1281年)」を韓国では日本に対する「征伐」と子供たちに教えているそうだ。日本に対する侵略とは言っていない訳だ。また,倭寇は日本を含め東アジアの人たちの海賊行為だが,これを彼らは日本の侵略と言っているそうだ。『自分たちこそなんだ』と,言いたい所だ。こんな言い方を認めるなら,韓国人や中国人が日本で犯罪を犯し,殺人や金品を強奪する行為も現在進行形の侵略になる。我々も現在侵略されていることになる。韓国はすでに竹島を侵略し自分たちの領土だと開き直ってさえいる。
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日本断罪教育は子供への拷問でもある(16.1.23-27)
 韓国人が「国民の義務不履行者の強制徴用」を強制連行と言うのなら勝手だが,日本の公教育の総決算とも言うべき国立の入試にこのように外国の主張に迎合する問題を出すとは。子供達から元気を奪うことに繋がることが分からないのか。考えてもみよ。この状態は,『お前の親は殺人者だ,強盗だ。お前は犯罪者の子供だ』と繰り返し繰り返しその子供に言うようなものである。こんなことをたたみ込むように言われていて精神的におかしくならない方が不思議である。子供は皮肉ればかりと考えるが。皮肉れるだけではない。教師を信じなくなり荒れるであろう。攻撃される細胞は,身を守ろうとするように,反撃,ひいては周りを全て敵と認識し,攻撃的な性格が作られるであろうことは体の中で行われている細胞の攻防を見れば明らかである。細胞の攻防と,人間の攻防は相似形を取っているのだ。人間自体細胞の集まりだから当然なのだ。これは由々しい事態だ。
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戦時下の徴用が意味するもの(16.1.23-27)
 もし,上のことを教えるのであれば,徴用がなされたが,朝鮮人にとっては,これを強制連行と受け止めた人がいるかも知れません。この位の表現が適当である。大部分は応募であるし,義務としてもこれを忌避する者は徴兵に対してもあったように必ずいるからである。勝つか負けるかの瀬戸際にわがままなど聞いていられる訳はないから,義務を拒否すれば,強制的に徴用されたであろう事は想像に難くないわけで,これを不当と考えるか。そう考える方がおかしいことは次のことから明らかである。
 現在でも社員が,会社の仕事上の命令(これは社員の義務)に従わなければ最悪解雇されるであろう。
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戦時下の義務不履行は即銃殺もあった(16.1.23-27)
 アメリカだって徴兵から逃れることは宗教上の理由を除いてできなかったし,敵前逃亡は軍法会議にかけられた。ソ連のスターリンの鉄の規律の下では,敵前逃亡等軍律違反は軍法会議どころか即銃殺だったのだ。これで何万何千という若い兵士は死んでいったのだよ。かわいそうだったと証言者は語っていた。彼は自分の息子すら軍律違反で処刑している。結果,スターリングラード攻防戦ではソ連はナチスドイツに勝利を収めることができたのである。で,彼らはソ連の命運をかけたスターリングラード(現ボルゴグラード)攻防戦を,スターリンを誇りに思っているのである。たとい軍律違反で多くの若い兵士を銃殺に処してもだ。国の命運である勝敗をかけた戦いとはこういうものなのだ。軍律違反を曖昧にしていたら国土が蹂躙されるだけなのでこれを認めるのである。戦時下における義務を拒否するということはこういうことなのだ。ソ連の銃殺に比べれば,徴用の義務を拒否した者の強制徴用があったとしても,これなど良心的な方だと思うが。日本では朝鮮人を敵性国民とした事実はないし同胞として遇している。アメリカでは日系人は第一次世界大戦で従軍したのだが,財産は没収され,強制収容所に送られ,戦争終了までその自由を奪われた者が多数いたことを考えれば,なんと寛大であったことか。要するに敵性国民ではなく。まっとうな国民として朝鮮人は扱われていることは火を見るより明らかであろう。日本のやり方は,アメリカに比べてさえまっとうであっと思うが。
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戦時下では捕虜でさえ就労の義務(16.1.23-27)
 戦時下では,戦争捕虜でさえ労働に従事させる権利が国際条約で認められていたのであって,国民なら当然の義務であったのだ。赤紙(義務であった兵役の臨時召集令状は赤い紙に印刷されて,役所から届けられたのでこの名がある)一枚で戦場に行く者に比べたら,たとえ鉱山で働かされても,こちらの方がずっと安全ではなかったか。それが被征服民の運命なのだ。日本では朝鮮人が馬鹿にされた面はあったかも知れないが,日本人と同等の扱いを受けたのだから良い方だ。これは日本の「同化政策」の賜物である。つまり,日本人と混然一体となるようにするのが民族問題に対する方針であったのだ。
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日韓併合がなければロシアの属国か一州(16.1.23-27)
 日本が併合しなかったら,つまり日露戦争で日本が負けていたら,韓国は独立できたと言うのであろうか。そんなことはない。たかだか3000の兵(李朝の常備兵数である。末期には一万位まで増やした。)で最強の陸軍国家ロシアに歯が立つことなどあろうか。韓国(1905年の頃の名称は正確には大韓帝国と言う)はロシア・ソ連の軍靴の下にひれ伏したであろう。こうなったら今より悪い状況に置かれたであろう事は,現在のロシアを旧ソ連配下の国々を見れば明らかであろう。韓国は文句を言う前に現実を冷静に分析するべきだと考えるが。
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比較すれば日本は良心的(16.1.23-27)
 私は,敗戦の折,朝鮮にあった個人所有の財産をはじめ国有財産は全て彼らが収奪したことを除いても,彼らが日本に感謝することがあっても,文句を言われる筋合いはないとさえ考えるが。日本の戦前戦後に渡る多大な注ぎ込みがあったればこそ,彼らは今日の豊かさを享受できているのである。これが事実であろう。彼らの自尊心を傷つけることは勿論しただろう。国母と言われる閔氏(皇帝の妃)を殺害したことも許しがたいことであったろう。かなわぬ夢でも独立を奪ったことも。だからこそ戦後の援助はなされた。ドサクサに紛れて竹島を占領した韓国,戦後のドサクサに紛れて千島を占領し,六十万にも及ぶシベリア抑留を強制したソ連に比べれば,なんと日本は良心的でけなげな国であろうか。軍事施設を中心に爆撃した日本と,民間人も容赦なく爆殺したアメリカの戦略爆撃とを比べてさえ言えることである。これは美化ではない事実を比べて言っているのだ。
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