北信州・ふるさと古民家を住み継ぐ会
北信州には今でも多くの古民家が残っていますが、その数は年々急速に減少しています。
経済が発展し、農業を取り巻く環境が大きく変化したことは、農村の生活スタイルを変貌させました。古民家もそのままでは、利便性や快適性を求める人々の要求や核家族化に対応できず、姿を消しているのです。
これまで農村の生活を支え、脈々と私たちの今を造り上げてきた古民家は、日本の農耕庶民文化の集大成ともいえるものです。その保持保存は私たちの歴史・文化を継承することであり、とても重要なことであると思います。
特定非営利活動法人(NPO)「北信州・ふるさと古民家を住み継ぐ会」は古民家を次代に伝えることの重要性について、様々な啓発活動を行っています。
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主宰者プロフィール
理事長 川島直樹(1952年東京生れ)
〜古民家との出会い〜
東京で27年間のサラリーマン生活。その間、日本を離れての生活を夢見て諸外国を訪れましたが、そのたびに日本の良さを再認識させられました。
日本の良さのイメージについて妻と話し合ってみると、たどり着く先はいつも古民家の風景でした。
そんな折、北信州中野市(当時は豊田村)の売り物件に出会いました。荒れ果てた古民家ではありましたが、どっしりとした構え、木の温もり、ふるさと然とした風景に溶け込んだ姿、そうしたものに強い愛着を覚えました。
平成17年、この物件の購入に踏み切り退職。約一年間の再生工事を経てこの地に移り住み、現在に至っています。
妻と二人住まい。
趣味:音楽鑑賞、スキー
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