99.11.28/亀山ダム

天気:晴れ
水温:10度〜14.5度


今回は,職場のペーパー船長ことH田君からの「亀山のトーナメントに出ませんか?」との誘いに乗っての釣行です。
トーナメントとなれば,ライブウェルが必要になるんじゃない?持ってるの?と聞くとへら用のビクとかじゃダメですかね?と答えるH田君。
こやつ私と同じこと考えてる。(笑)
おまけに,「どのくらいのスピードでリールを巻いたらいいんですか?」「当日は,エレキの使い方も教えてください!」とも言うので,それならトーナメントに出ずに普通に釣ろうよということに落ち着きました。
6時30分の出船時間に間に合うように出発するはずが遅れて,結局,出船したのは8時半頃。
最近,いつもこの時間くらいに出船しているような気が・・・。
ボート屋のおじさんには,「今からトーナメントに出るの???」なんて言われちゃうし・・・。
「ライブウェル持ってないし,どうせ釣れないですから」と言いながらも,内心「40up釣ってくるから待ってなよ」とイキがっているのでした。
桟橋に下りるとボートがほとんど出払っています。
トーナメントをやっているからでしょうか。
桟橋の側でバスがベイトを追いかけて,バシャバシャやっています。
今日は釣れそうな気がするぞ。
ボート屋の釣果ノートにデカデカと好釣果を書き込む自分を想像してニヤけてしまう。
セッティングを終えて,出船するころには桟橋周りは静かになってしまいましたが,一応,ノーシンカーのフォールとトゥイッチ,ゼニスハイパーDのトゥイッチ,CB200なぞ投げますが,反応はなく,上流に向かうことにします。
桟橋から上流に向かうと源之丞橋までは水面一面に枯れ葉や浮き草,木や枝が浮いています。
巻物系はゴミを拾うだけだし,日陰は寒いので,日の当たる岸際にスーパーライブスティックJrのノーシンカーを打っていきます。
源之丞橋を越え,大淵では,ハイパーD,CB200も引いてみます。
さらに上流に向かいながら岸際に4インチグラブのノーシンカー,ジグヘッドも落としてみますが反応はありません。
しばらく,進むと完全なクリアウォーターとなり,ボートが座礁してしまう程の水深になってしまいました。
この辺りの水温は,10度でバスがわざわざこんな水温のところに来るとは考えられないので,下流へと戻ることにしました。
大淵まで戻ってみると先程まで結構いた他ボートが全く見あたりません。
ふと腕時計を見るとトーナメントのウエイイン時間です。
うはっ,今日はほとんどの人がトーナメントに出ているのかぁ,寒い中のんびり釣っているのは私達だけなのか?(^_^;
お昼も近いので,桟橋まで戻ろうということで,ペーパー船長であるH田君に練習がてら操船を任せます。
自分のボートポジションとはちょっと違いましたが,操船しないと釣りに集中できますなぁ。(笑)
桟橋に戻って,びっくり。まだ,1時前だというのにすでに荷物の跡形もないボートが多数。
ほとんどの人がトーナメントのみの釣りだったのか?それとも寒いし,釣れないしで帰ってしまったのか?
そんな状況に加え,今日は紅葉を見るハイキング大会らしきものがあって,ボート屋周辺は,おじさん,おばさんハイカーだらけ。(^_^;
トイレもハイカーで大渋滞(笑)
ハイカーに囲まれながらのいつもとは違う環境で昼食をとり,午後は下流へ流していきます。
午後は,ボートの数も少なく人気ポイントも入り放題ですが,相変わらずアタリはなし。
エコギアのハッスンや7カールなどのピックワームのジグヘッドで艶めかしく誘ったりしてるんですけど,こんなんじゃダメなのかなぁ。
半ば,諦め加減に私にとっての未開ポイント医院下に向ってみます。
魚探を見ながらボートを進めていきますが,ドン深が続いています。
やる気のあるバスはシャローにいる!と信じ込んでいるので,シャローを発見するまではドンドン船を進めます。
途中,良さそうなワンドを発見。奧のゴミ溜まりにどこに落ちるか分からないヘボピッチングでラバージグを落としていきます。
H田君にどうやってラバジのアタリを取るんですか?と聞かれ,リズムを取りながら〜なんて言ってるとグッと重くなったので,変化があったらアワセるーっ!!
と答えながら大アワセすると倒木にガッチリフッキング。
H田君にガード付きを使わないとなんて言われちゃいました。一応ガード付きつかってんですけど・・・。
あ〜ぁ,「あのラバジで弁当1個買えますねぇ〜,弁当をドブに捨てたようなもんですねぇ。」と追い打ちをかけるH田君。
「いや,あぁいうヘビーカバーにバスはいるんだよ,惜しまず投げないと」と涙をこらえながら答え,この冬は自分でラバジを巻こうと心に堅く誓ったのでした。
倒木にガッチリフッキングしたラバジを回収しようと四苦八苦しながら,医院下へ向かおうかと提案すると「いやいや,そんなことないですよ。魚いますよ!」と興奮気味のH田君の声に期待して振り返ると「緋鯉がいます。」と言うのと同時に赤い魚体が目に飛び込んできました。
あはは,鯉ですか・・・。(^_^;
医院下に向かう途中の立木にノーシンカーを打ちながら進みます。
流れ込みにちょっと立ち寄り,さらにボートを進めます。
医院下を過ぎて,現在の水位での行き止まり部分が1メートル前後のシャローになってます。
なんと,ここは魚っけたっぷり!4時前という時間的なこともあるのかもしれませんが,バスがベイトを追ってバチャバチャ。
う〜〜〜ん,デリ〜シャス!
ノンシンカーに,サスペンドミノーのトゥイッチ,サミーまで繰り出しますが,バイトに持ち込むことができません。
桟橋への帰着時間を越えてしまったので,終了。