福島の野池/99.10.8

天気:晴れ
水温:17度(17:00計測)


旅行の途中に訪れた裏磐梯。
ここまで来たら,あの野池に行かないわけにはいかないでしょう。
裏磐梯に到着したのは,15時過ぎ。急がないと浮けなくなってしまう〜。
今回は浮きたくないという嫁さんをチェックインしたホテルに残し,バタバタと野池に向かいます。
車を止め,フローターに空気を入れ始めます。すでに16時を回り,辺りは段々と暗くなりつつあります。
あぁ,早くしないと日が暮れてしまう。暗くなくても熊が出そうところなのに・・・。
翌日になって知りましたが,駐車場から野池までは遊歩道をしばらく歩いていくのですが,そこに熊が出没しているようです。
ようやく空気を入れ終え,フローターとロッドを抱えて野池に向かいます。
もう時間も少ないので,前回良かったエコギア・グラスミノーとリングワーム,それとフローター用のアマゾンボックスを持っていきます。
汗をカキカキ入水ポイントに到着。さあ,入ろうとして,気がついた!
フィンが無い・・・・。(TOT)うそーーーーーーーー
やっちまった・・・,前回はフック忘れるし・・・。
戻る途中で浮く気力が無くなるかもしれないし,日が暮れるかもしれないので,フローターを担いで再び車へ向かいます。
車からフィンを取り出し,再び入水ポイントへ向かいます。
さらに汗をかき,入水。うーー,限りなく日没が近いぞ。
入水ポイント近くのリリーパッドは,成長の勢いを失っていましたが,まだまだ健在です。
ウィードも枯れているところもありましたが,夏の頃と変わらない状況のところもありました。
入り口近くのそこそこ釣れるポイントにグラスミノーをキャスト。
しーーーーーーん,あっちゃーーー。こりゃダメかもしれないぞ。
ちょっと奥に行ってみようかな。ちょいと漕ぎだしていくと,遙か彼方にフローターの姿が・・・。
こんな時期のこんな時間に物好きがいるもんですねぇ。どうやら2人いるようです。
彼らがいるならもうちょっとやってみようかな。夏に良かったポイントへと急ぎます。
夏に比べ少々ウィードが減っているようです。夏には,ウジャウジャいた子バス達の姿も見えません。
こりゃボーズか?ワームでは,アタリもないし,何しろ時間がなく,効率も悪そうなので,何か良いハードルアーはないかなとアマゾンボックスをのぞき込む。
ミノーで探るかな?確かミノーが入っていたはず・・・,アレっ?ミノーはロングビルミノーのみ,おまけに持ってきている4lbラインを巻いたスピニングで投げられそうなものといったらエバーグーリンのSRミニのみ。
これに賭けるしかないな・・・。SRミニを付けキャストを繰り返す。
少し沈ませるとウィードに引っかかり,ウィードが絡まる。あががぁーーー,こりゃまずいぞ。
ブッシュや岸際に落とし,表層を引いたり,ウィードポケットに落としたりしてみます。
そんな試行錯誤を繰り返していると水面に反応がある場所を発見。
その向こうのリリーパッドに落とし,引いてくると・・・。キタッ!乗ったぞ。
むむ,この池にしては結構良いかも型かもしれないぞ。チャートのスピナベに来たのは27pバス。
うーむ,この大きさ,スピナベに来たということで満足でしょ。
ブッシュギリギリに落として引き始めたとたんにヒット!
ありゃっ?今度は軽々だぁ〜。15pバスゲット。
むふ〜ん,型はともかくスピナベで2本なら満足でしょ。
かなり暗くなってきたし帰るかな。まだ,釣り続けているフローターのにぃちゃんもゲットしたようです。
SRミニを投げながら入水ポイントに戻ろうとした一投目。
本日のラストウェポンというかこれしかないのよウェポンが明後日の方向へ飛んでいく。
あれ?いくらコントロールが悪いといってもそんな所に飛ぶはずがないんだけど・・・。
よく見たら,あらーーーっ,ラインが切れてるよ。ということで,武器をなくし,日没を迎えて終了。
いやー,ほとんど暗くなった遊歩道を歩いて帰るのは怖かった。
まだ,釣ってたあのにぃちゃん達はちゃんと帰れたんだろうか?