5級小型船舶免許取得(kocyunの場合)


第1免許取得願望期
1989年,巷ではジェットスキーが流行っている。ご多分に漏れず私もこのジェットスキーに乗ってみたくなる。しかし,このジェットスキーを操縦するには,小型船舶4級という船舶免許が必要であることを知る。免許が必要ならば取得すればいいではないかと免許取得について調べてみると費用は7万円以上かかるとのこと。当時の私は,すでに社会人となっていたもののひと月の給料は10万円そこそこで,給料の半分以上もかかる免許取得に躊躇する。また,年齢が15歳9ヶ月以上であれば受験資格があるが,船舶に関する知識もないことから,免許取得にしだいに消極となり,いつしか,船舶免許のことを忘れてしまう。
第2免許取得願望期
1998年,突如として子供時代に熱中した釣りにはまる。それもバスフィッシング。家から比較的近い印旛新川でバスが釣れるとの情報を得て,印旛新川に通うようになる。そこで,陸っぱりでは釣りにくい場所でチャッチャッと釣って行くボート(エンジン船)の有利さをまざまざと見せ付けられ,再び,船舶免許の取得を漠然と考え始める。
第3免許取得願望期
湖川限定4級免許の存在を知る。講習や試験も4級に比べれば簡単なようだし,費用も安い。しかし,エンジンの馬力制限がある。1999年に小型船舶5級免許が新設される。この5級免許は,エンジンの馬力制限がない。将来的には,バスボートを操縦することも可能だ。この5級免許の講習案内をカトウ釣具で入手する。それによると費用が5万円程度ということと講習時間が短時間で済むことから急速に免許取得に心が動く。
第4免許取得願望期
1999年6月中旬,つね太さんとチャットでお話しながら,免許取得願望がドンドンと膨らんで行く。しまいには,アルミボートの購入の白昼夢まで見るようになる。家に帰っては,講習案内とにらめっこする時間が増え,費用の5万円も大した金額に思えなくなってくる。今,申し込めば,夏休みには船長になれる日程もある。どうする・・・。しばらく考えた末,私は受話器を手にしていた。
講習の申し込み@
同年6/17,講習案内の記載されているKAZUボートライセンススクール(以下,KAZU)に電話をして,考えていた日程の空き状況を確認してみる。6/27の学科講習,7/3の実技講習,7/8の試験,いずれも空きがあるとのこと。今後どのようにしたら良いか尋ねたところ,まずは,申込書を送って欲しいとのことで,とりあえず電話を切った。実は,電話の後,ちょっと不安になった。あまり大きなスクールではないようなので,もしかしたら,申し込んで料金を払ったら,スクールが料金を持ち逃げしてドロンなんてことないだろうななどと考えたからだ。ちょっと不安になって,免許取得した時の体験期を書いているHPを巡回してみた。すると振り師さんがなんと同じKAZUで免許を取得されているではないか!それもなかなか感じの良い講師であったとも書いている。それを見て急に安心したのか,速攻で申込書をポストに投函している私がいた。
講習の申し込みA
6/18,学科講習までの日数が切迫しているので,申込書を送付したことをKAZUに電話した。すると申し込み時に必要な3点(予備身体検査証明書,写真,住民票)の用意が出来ているか聞かれた。用意していれば,申込書に同封して送っているので,まだ,用意はしていない。予備身体検査証明書は,専用の用紙があるようなので,送ってもらうように依頼した。費用の振り込みはどうしたらよいか尋ねたところ,送られてきた必要書類をKAZUで確認した上,問題がなければ振り込みするように指示するので,それまで待つようにとのこと。
必要書類の準備
6/20,KAZUから予備身体検査証明書の用紙が送られてきた。住民票は,朝に時間休を取って,出勤前に市役所で取って来ればいいし,写真は,職場の地下にある写真屋で撮ってもらえば即日できる。問題は,この予備身体検査証明書だな。どこか病院に行かなければならないようだけど,どこの病院でもやってくれるのだろうか?この質問をチャットで,つね太さんにしたところ,つね太さんは,近くの救急病院でやったとのこと。同じ質問を振り師さんにしたところ,会社の健康管理センターでやったとのこと。保健所もいいようだとのアドバイスもいただいた。うーん,我が職場にも診療所があるけどやってくれるかなぁ?なにしろ日数が限られているので,時間は無駄にはできない。第1希望の職場の診療所がコケた場合を考えて,インターネットで最寄の保健所を調べてみる。すると,身体検査をやっている日は限られていて,次回は学科講習の後になってしまう。仕方が無いので,保健所は諦め,近所の病院のリストを集めた。
身体検査
6/21,職場に出勤。早速,用紙を持って,診療所に赴く。用紙を見せて,検査してもらえるか尋ねたところ,このような検査はあまりやったことがないらしく,どうしたものかちょっと迷っていてようだが,検査してもらえることになった。「C」の字が右を向いたり,左を向いたりする普通の視力検査をして,最後のページで何かの文字に見えたらまずいという色覚検査の本で色覚を検査を終え,あとは簡単な問診といった感じで検査は終了。まぁ,普通の人なら問題無く済んじゃいます。検査をしてくれた医師が「これだけか?」と言うぐらいのあっさりとしたものです。
講習の申し込みB
6/22,朝,1時間の休暇を取って,市役所で住民票を取って来る。本人が行けば簡単に取れます。ちなみに友人など第3者に頼む場合は,委任状が必要になります。写真は,昨日,職場の地下にある写真屋で撮ってあるので,これで必要な書類は揃いました。予備身体検査証明書,写真,住民票の3点をKAZUに郵送し,書類送った旨電話で連絡すると学科講習が行われる会場の地図を送ってくるとのこと。
講習の申し込みC
6/25,学科講習会場の地図が届く。会場は,市川市福祉センターだ。駐車場もあって,車で会場に行けるとのこと。講習の終了時間が日曜日午後9時なので車で会場に行くことにする。
学科講習
6/27,いよいよ講習が始まる。市川市福祉センターにある会議室を借りての学科講習だ。配布されたものは,教本,ロープ,ビデオ,過去の学科試験問題,機関部の名称と各種標識の写真が写っているペーパー。その他に,受験票や試験合格後に海技免状を自宅に送ってもらうための宅配便の申し込み用紙等が配られたが,宅配便の申し込み用紙は学科講習終了後に回収になった。講習に来ているのは全部で20名弱といったところ。受講者の年齢は,私と同じくらいか,私よりも年下ぽっい人が大半をしめており,女性も2名いました。学科講習の時間は3時間。教本の内容を事細かにやっていったら,とても3時間で終わる代物ではない。そこで,ポイントとなる部分や覚え方のコツなどを重点的に教えてくれる。設定されている学科講習の時間がどうしても合わない場合は,教材を郵送してもらって独学も可能だが,勉強の効率が悪くなるので,たった3時間の講習だからなんとか時間を作って出た方がいいと思います。次回の実技講習の場所を聞いて解散。
自宅学習@
学科講習が終わり,自宅に帰って,早速,勉強開始。まずは,ロープワークの勉強。なぜこれが一番最初かって?これが一番自信が無いんだよね。教本に出ている結索(ロープの結び方)は10種類。教本を見ながら結べるように,描かれている絵がより一層ロープワークを複雑なものと感じさせてくれる。とりあえず,一通り結んでみるが,まだ,覚えきれない。いつまでやっててもしょうがないので,終了し,就寝。
自宅学習A
私は,通勤にバスと電車を利用している。それも始発を待って乗るので大方毎朝座って通勤している。この通勤時間が,一番重要な勉強時間になりそうだ。6/28,とりあえず,昨日のロープワークの続きからやってみたいが,車内でロープを結んでたりすると危ない人と勘違いされても嫌なので,通勤の車内では教本を読み,暗記することに重点を置いた。職場では,暇さえあれば電話台にロープを結び付けたり,昼休みには,過去問を解いたりした。常にロープを持っているかのようにしていたせいかロープワークは,概ね覚えられたようだ。
自宅学習B
6/29,今日も通勤時,職場で勉強,ロープワークをするロープワークは完璧にできるようになった。家に帰ってから,念のためビデオで結び方の確認をしてみると巻き結びが2種類あることが判明。また,もやい結びもちょいと違っていた。ちょっとショックを受ける。いつまでもロープワークだけでは,先に進まないので,ビデオを見て,船体や機関,法定備品点検の練習をした。ビデオが無くても項目の確認ができるように,点検項目を紙に書き出して,いつでも確認できるように持ち歩けるようにした。
自宅学習C
6/30,今日からは点検についての勉強だ。通勤中に,実際に点検を行っている状況を頭に思い描きながら,イメージトレーニングをする。ビデオの映像がかなり鮮明に記憶できたので,難なく覚えられた。自宅に帰って,今度は機関の名称と役割についてを紙に書き出し,持ち歩ける準備をした。
自宅学習D
7/1・2,両日ともに7/3に行われる実技講習の予習をする。と言っても,ここ数日間でやってきたことを繰り返すだけですけどね。ロープワーク,点検,機関の名称と役割。大方は暗記できたようだ。周りに誰もいない時は,点検項目を声を出して練習してみた。実技講習の前日,暗記ばかりに気を取られていて,実際の操船について,教本を読むのをすっかり忘れていたので,寝る前に教本に一通り目を通しておいた。しっかし,よく降る雨だなぁ,明日の実技講習は大丈夫かなぁ。中止になったら困るなぁ。
実技講習@
7/3,8:30の集合時間に遅れないように早めに起床。相変わらず天気は良くない。集合場所の江戸川土手に着いたころには,雨は小降りになったが,相変わらず風は出ている。小降りになった雨も時折,雨脚が強くなったりしている。本日実技講習を受ける第1陣の3人(私も含めて)が揃ったところで,講習で使う船が係留されている桟橋へ移動。講習船が試験船と同型であるので,ホッと一安心。試験船が講習の時とは違う船だったら感覚が違うだろうし,装備品の位置が違ってもあせっちゃいそうだからね。救命胴衣を身に着けて,早速,「船体外部の点検はできますか?」と聞かれ,予習して来たこともあって,「はい」と自信満々に答え,点検を開始。ビデオで見た通りに「船体外部の点検を行います!」と声を出し,係船索を点検から始め「係船よし!」,「船首よし!」,「デッキよし!」,「左舷よし!」,ここで船尾を点検するのを忘れて,「乗船します!」と言ったら,「船尾は?」と聞かれ,慌てて船尾へ向かい「船尾よし!」,「推進機よし!」,再び「乗船します」と言って,船に乗ろうとしたら「乗船しますなんて言わなくても,乗船しないと点検ができないことは分か ってるから言う必要無し」と言われてしまった。だって,貸してくれたビデオでは,言ってたじゃんかよーーー。「安定よし!」,「右舷よし!」と一通りやって,次の人にバトンタッチ。この頃,雨脚が強まったので,全員船の中へ避難。法定備品の点検について,説明を受け,機関の名称と役割の確認。ここまでは,事前に予習をしておいて,点検項目,機関の名称,役割などは全部覚えておかないと,この場では,実際にそれがどこにあるのかを確認するくらいの時間しかありません。実際にエンジンなどを見る機会はここしかないので,予習は絶対必要です。実際に試験で使用する船は,新型と旧型があり,試験当日はどちらの船に乗りこむか分からないとのことで,すぐ隣に係船されていた旧型船の機関も確認させてもらえました。
実技講習A
さて,次は実際にエンジンを始動させての講習です。まずは,エンジンをかける練習。そして,いよいよ,係船索をはずし,船を桟橋から離します。この時に操縦席に座っていたのは私で,講師が助手席(船でもこう言うのかな?)で操船しているにもかかわらず,ドキドキもんでした。川の中心部位にまで来ると真っ直ぐに進むようにと操船を任されました。オイオイどうしたらいいんだよ。講師によれば,操縦している自分の真正面に目標をとって,進めばよいとのこと。その際,基準を船首にとるのではなく,自分の真正面にあるワイパーの付け根とかに基準をとらないと真っ直ぐに進めませんぞ。私は,窓にあるポッチ(ガラスについていたもの)を基準として,遥か向こうに見える煙突を真正面に見て船を進めました。しかし,折からの風でフラフラと進んでいきます。真っ直ぐ進むのって難しいぞ!実際の操船の講習は,市川港の中で行われました。まず,45度変針。続けて90度,180度変針。変針を行うときには,必ず周囲の安全確認を行ってから,変針する目標をとって,舵をとります。目標物が正面に来る少し手前で,舵を戻します。あせらずに確実に安全確認を行い,目標を取り ましょう。
実技講習B
変針の後は,着岸,離岸の練習です。着岸は,岸壁にある看板を着岸地点に見立てて,岸壁と平行かつ,岸壁から2m以内に船を停船させれば,オッケーです。と書くと楽なんですが,スピードが出ていないと風の影響を受けやすく,初心者の私は(皆そうだね)今日の悪天候に非常に苦労しました。30mくらい離れたところからスタート。微速で着岸地点に近づきます。風の影響,船のいきあし等を考慮に入れながら,5mくらいまで近づいたら,エンジンを中立にします。そのまま,いきあしで進み,2m手前で舵を一杯にきります。もちろん曲がる方向にね。曲がらなかったり,止まりそうだったら一瞬だけ,前進に入れてやります。こうすると舵が利くようになります。ハンドルを一回転とちょっと戻し(ハンドルを真っ直ぐにする),船を岸壁と平行にします。着岸点までいきあしが足らないようであれば,更に一瞬だけ前進に入れてやります。着岸地点を操縦席の真横に見る位置で後進に入れ,船のいきあしを止め,停船させます。行き過ぎたからといって,バックしないようにね。減点されますよ。停船する際に波等で船が岸壁にぶつかっても気にしないように,そのくらいは当たり前で船 も壊れないそうです。凄いスピードで岸壁に激突するようでない限りは気にしなくて良いとのこと。現に私は何度もゴリゴリと当てましたから。試験中に岸壁に少しくらい当たっても減点は小さいそうですから,兎に角気にしないことですな。離岸の場合は,前進離岸と後進離岸があります。さて,どちらが難しいか?これは意外や意外,前進離岸の方が難しいのですよ。キック現象というのがありましてね。前進の場合は,船尾が舵を切った方とは逆に振られるという現象なんですわ。ゆえに前進離岸の場合は,一度切り返しがあると思ってください。離岸は,岸壁に船を当てないように操船すればオッケーといった感じで,着岸に比べたら楽かな。岸壁に近づきすぎてたら,同乗者に岸壁から船を離すようにボートフックで押してもらえるしね。
実技講習C
最後は人命救助です。滑走中に落水者を発見,停船して,落水者の位置を確認して救助に向かうという設定です。滑走中に操縦席後部に座っている受講生が講師の指示によりブイを投げ出します。このブイを落水者に見立てるわけです。ブイを投げ込むと停船するように指示されます。この時,後方確認をしてから減速しましょう。後続の船舶にオカマを掘られないようにという訳ですね。ブイの位置を確認して,救助に向います。ブイが右舷に見えれば右に,左舷に見えれば左に針路を取ります。人命救助は迅速に行わないと人の生命に関わりますから,最短距離でスピードを上げて救助に向いたいところですがコツがあるのです。大体ブイから30メートル位離れたところから直進で進めるように変針します。この位の距離が無いとうまくブイを引き上げる位置に操船するのが難しいのです。自身のある方は,最短距離でどうぞ。また,引き波で落水者を溺れさせないためにもはやる気持ちを押さえて微速で変針しましょう。真っ直ぐ前にブイを見て,微速で直進,船首よりやや右にブイが来るように操船し(船首ではなく,操船している自分まん前にブイがくるように),船首でブイが見えなくなる前 にエンジンを中立する。この時,「エンジン停止」と声に出すこと。(本来,人命救助の際は,エンジンを停止することになっているが,試験中はエンジンを切ることはない。)そして,後方の人に「救助願います」と指示すること(たまにボーっとしていて救助するのを忘れる人がいるらしい。)ブイは,自分の前あたりで「ゴンッ」と船体に当たります。この程度の衝撃では,落水者は死にませんのでご安心を。実際,この位にブイを持ってこないと引き上げ難いですよ。「ゴンッ」と船体に当たったブイは,そのまま船体に沿って流れてきますので,後方の救助する人に悪意が無い限り,ブイは引き上げてもらえます。エンジン中立までの操船が悪い場合には,船体から離れた場所にブイが流れて行ってしまうので,引き上げに失敗したからといって後方の救助者を恨まないように。
実技講習D
一通りの実技を終え,桟橋に戻る途中,橋脚を利用して,着岸,離岸の復習。その後,桟橋に戻って,ロープワークの実習。ここでは,ロープワークが出来ているか程度の確認と思った方がよし。実際の試験場のクリートの形がビデオや教本に出てこない形であることを聞かされ,ロープワークは完璧と思っていた私は愕然。しかし,その試験場のクリートが準備されており,実際にやってみると,なぁーんだクリート結びで良いんじゃないのと一安心。ロープワークの確認をして実技講習は終了。
自宅学習E
試験日までは,実質4日間。学科講習には自信があるので,主に点検項目,口頭試問,操船のイメージトレーニングに励む。試験日まで日数があると勉強する時間は多いが,やる気が持続しない。早いとこ試験日にならんかな。
試験日@
7/8,試験日当日。平日なので,仕事を休む。試験場は,千葉港だ,意外にもプレハブ造りで不安になる。一緒に試験を受けるのは40名くらい,試験官は2名。まずは,身体検査で片足で立ったり,手を上げたりと操船に支障がないか見る程度。その後,学科試験。40問の5択で,しっかりと過去問をこなしていれば見なおしの時間を入れてもたっぷりと時間があまる。時間一杯まで粘ろうとしたが,2回見直ししてもまだ半分以上時間が余っているので,提出して学科試験を終える。全員が学科試験を終えるとその場で採点され,結果が発表される。かなり派手系のにーちゃんが1人,どうやら学科で落ちたようだ。合格発表では,受験番号が1つ飛んでおり,派手なにーちゃんは,試験官と話をした後,試験場から姿を消した。
試験日A
いよいよ実技試験だ。試験艇は2艇なので,受験者は2組に分けられ,さらに同乗する3名ごとに分けられる。最後に乗船する人はかなりの待ち時間となる。私は幸運にも最初のスタート。試験艇は新型で実際に講習で乗った船と同型であるのでホッとした。まずは,ロープワーク。巻き結びを指示されるが,難無くこなす。(簡単なもので良かった。)3名の受験者が1グループなので,操船以外は,それぞれが違ったものを指示,質問されます。次にオイルの点検を指示されるが,これも難なくクリア。エンジンを始動の時にブロアスイッチを切り忘れ,指摘される。(減点されても小さいところか?)桟橋を離れる際に口頭試問が3問出される。口頭試問の問題集と聞き方が違うものがあったが,丸暗記ではなくちゃんと理解していれば問題ないでしょう。港の広い場所まで出てくると直進滑走,45度,90度,180度の変針。そのまま人命救助まで連続して指示される。試験日当日は,非常に穏やかな天候で,荒れた天候の中,苦労して練習した私には屁の河童でクリア(したと思う)。3人が同じ行程を終えると今度は垂直護岸にぶら下がっているタイヤを目標に離岸着岸を指示されるが,こ れもアッサリとクリア。練習は荒れた天気に限りますな。他の受験者がミスった時に気がついたのですが,失敗すると減点していくようです。あっ,まずったかな?と思ったら試験官の手元を見てみましょう,何か書き込んでいたら減点されてます。3人が行程を終わると桟橋に帰ります。桟橋に着岸する時に船首の係船を指示されます。おおっ,話に聞いていた変形クリートです。クリート結びで係船して,試験終了。
結果発表
結果発表は,一週間後の7/15。スクールに電話を入れて合否を確認すると「合格です」のありがたいお言葉。大したミスもなかったので,自信はあったが,結果を聞くまでは落ち付かないものだ。実際に免許が届くまでに,さらに1週間かかるが免許が手元に届くまでは無免許運転なので操船しないように。