高額当選


やりましたよ。ついにこの日がやって来ました。高額当選ですよ。インスタント宝くじで2等が当たりました。
宝くじを買い始めて,数年。今までの最高当選金額は,3,000円。
いったい,いつになったら一戸建てが買えるような金額が当たるんだろうと思いつづけながら,ほぼ毎回有楽町駅の宝くじ売場で買いつづけた成果がやっと実を結びました。
と言っても,一戸建てどころか自動車1台買える金額ではないのですが,私にとっては高額当選なのです。
嫁さんとインスタントクジをシコシコと削り始めた1枚目が,な,なんと!10万円の当たりくじだったのです。
当たりを確認したとたん,私は思わず飛びあがり,何故か隣の部屋で踊り始めました。
(嫁さん曰く,かなり怪しげな踊りで気でも狂ったかと思ったらしい。)
そして,涙目になりながら嫁さんに誇らしげに当たりくじを見せ,二人で大喜び。
しばし,二人で当選の喜びに浸っていましたが,しばらくして落ち付いてくると,どちらともなく「1人で買っていれば10万円が1人占めできたねぇ」と口にしていました。(笑)

当たりくじのままではどこかに置き忘れてしまいそうなので,早速,第一勧銀に換金しに出かけました。
いつもなら,宝くじ売場でサラリと換金できてしまうのですが,今回の当選額だと銀行の窓口でなければ換金できないのです。
銀行のカウンターに誇らしげに当たりくじを出して「お願いします。」と銀行のお姉さんに言うと「当選の確認を宝くじ売り場でされましたか?」と言うので,「してません」と答えると向いの宝くじ売場で確認して来てください」とのこと。
当選番号を確認する普通の宝くじならいざしらず,ハッピーマークと10万円のマークが同じことは一目見て分かるだろうに・・・。
まぁ,決まりなら仕方がないと向いの宝くじ売場に末等の宝くじ数枚と一緒に「お願いします。」と言って出した。
すると,この宝くじ売場のおばさん,10万円の当たりくじを私に突き返し,「はい,これはハズレね。」と・・・。
おいおい,そんなことはねぇだろうと「これ10万円当たってるんですけど・・・」と言うと「あら,本当だ!おめでとうございます。」だって!
取り扱わない当選金のところは言われない限り確認しないんだね,きっと。
で,ここで確認してもらったらどうなるのかと思って見ていたら,当たっているマークに赤マジックで丸を付けて,今度はさっきの銀行のカウンターへ行ってくれと。(なんだい,マジックで印を付けただけじゃんか)
カウンターへ戻ると当たりくじの裏に名前と住所を書かされまして,昼間に連絡できる場所の電話番号を聞かれ,当選金受け取りの用紙にも記入して,身分証を確認され,待つことしばし。
ようやく,10万円を受け取ることができました。
いつも,サラッと当選金の換金ができる金額しか当たったことがなかったので,この程度のことでも面倒なもんだと思うのでした。