続・スキーでの話


皆様,お待たせいたしました。前回の続きでございます。えっ?待ってなかったって。
そんな冷たいことをおっしゃらずに読んで頂戴っ!

前回は,玉原スキー場へ向かう途中の話でしたが,実は,この時のスキーは,前回の話も含めてイベントだらけだったのです。
悲しい青年を見限って,私達はスキー場に到着しました。
スキーをしていると前方に人だかりがしています。
「なんだろう?」とその人だかりを見てみると,どうやらスキーヤー同士がぶつかったようで,その周りに野次馬が集まっているようです。
ぶつかった位でこんなに集まるなんて,彼らにとってはよっぽど珍しいことなのかしら?と疑問に思っていると,ぶつかってダメージを受けていると思われる人の近くの雪面には何やらシミが付いています。
んっ?イチゴシロップ?いやいや,真っ赤です。それもドス赤い。
だぁー。
良く見るとその人の首の当たりからドクドクと赤い血があふれてきてます。
うわぁ,背筋ゾクゾクもんです。
一応,傷口を押さえているようですが,ドンドンと血があふれてきています。
そこへ,パトロール隊が到着,担架の準備を始めました。
その後,その場を離れたので,その人がどうなったのかは分かりませんが,怪我の原因は,ぶつかった際にスキー板のエッジで,スパーッと切ってしまったようです。あー,恐ろしい。

さて,これで終わりかと思ったら大間違い。
スキー場からの帰りには,もうひとつお話があるのです。
それは,次回のお楽しみ。(もったいぶるなー)