車内に缶詰め


や,やられたぁ〜,本日帰宅するのに4時間もかかっちゃいました。
原因は,総武線の停電事故。
今日は寄り道もせずにとっと帰ろうと思ったらこのありさま。

東京始発の電車に乗るも座れず,立ったまま,車内は結構混んだ状態,いわゆる帰宅ラッシュです。
電車が新小岩駅を過ぎたころ,突然,車内の蛍光灯がほとんど消え,電車は失速して停車。
しばらくして車掌のアナウンスで停電事故と知らされる。
復旧の見込みはたたないようだ。
駅に停車していれば,復旧までどっかの店で時間をつぶすなり,京成線に乗りかえるなりできるのに,ここは駅と駅の間・・・
車内の空調も切れ,混んだ車内は人の熱気でサウナのようになってます。
怖いと泣く子供もいます。大人じゃなかったら私も泣きたい気分だよ。
約40分程で車内の電気がつき,しばらくすれば発車するとのアナウンスがあった。
なんとか帰れそうだと思いきや,他の電車の乗客が電車から線路内に降りたため,その降りた乗客を保護するまでは,発車できないとアナウンスが入る。
やってくれたよ・・・,なんで我慢ができないんだろうね。そいつ見付けたらボコボコにしてやりたい気分。
かなりの時間が経って,そのアンポンタン乗客の保護を終えて,いざ出発しようという段階で,今度は他の電車に急病人が出て,その対応が終わるまでは出発できないとのアナウンス。
かぁ〜辛いねぇ。車内は混んでて身動き取れないし,もう膝が伸びきっちゃってイテーよ。
俺も急病人になるから早くここから救出してくれ〜と考えたのは,きっと私だけではないでしょう(^_^;)
結局,再び電車が動き出したのは,2時間後のこと。
やれやれ,やっと帰れる。それより早く外に出て自由に体を動かしたいぞ。
次は津田沼。さて降りる準備をしようかと思ったとたん,またもや車内の電気が消え,停車。
ガーン!降りる駅を目の前にして二度目の停電発生か?
あぁ,総武線を見切って京成線に乗り換えときゃぁ良かったと思う同じ境遇の乗客達と私であった。
しかし,しばらくすると車内灯がつき,再び走り始めた電車にほっとしたのか,車内ではあちらこちらから笑いがもれた。

車内で一番したかったこと,それは体を自由に動かすこと。
津田沼駅に降りたって,やっと体を動かして感じたのは,「自由ってすばらしい」ってこと(^_^;)(かなり大袈裟)
それは,暑いさなかにどんなにのどが乾いても水を飲まずに耐えて耐え抜いたあとに飲んだビールのような感じと言えば分かってもらえるかな(^_^;)