フローター破裂


先日、小野川に釣りに行った時のことです。
フローターで釣っていたのですが、思ったより釣れないことから場所を移動しようとフローターを車(1BOX)にしまい込み、何処へ移動しようかと仲間と相談していたところ、突然「バンッ」と大きな音がしました。
辺りには川と田んぼしかないようなところで、そんな音がしたので一瞬なんだろう?と思ったのですが、ふと顔を上げて車に目をやると先程しまい込んだフローターが見えなくなっていたので、すぐにフローターが破裂したんだと分かりました。
車に駆け寄り、確認してみるとフローターはチューブとカバーが繋ぎ目から大きく裂け、割れた風船のようになっていました。
気に入っていたフローターだけに非常にショックでしたが、こんなにもあっさりと破裂してしまうものなのかと雑に扱った自分に反省しきりでした。
そしてなによりも、一緒に釣りに来ていた仲間が気を使ってしまうのではないかということが気になってしょうがありませんでした。
果てさて、今回、私のフローターは何で破裂してしまったのでしょうか?
考えられるのは、空気圧を下げないまま車内に放置し、天気が良かったことから車内の温度が上昇し、チューブ内の空気が膨張して破裂したんではないかということ。
放置と言っても、車のドアを閉めてから10分も経っていません。
このフローターは、R社のV型フローターなんですが、使い初めて2年が経とうとしていました。
使用回数は、20回弱くらいでそれほど多く使用していたとは思っていませんでしたし、昨年も一昨年の夏も空気圧を下げずに車内に放置したことが何回かありましたが、破裂することはありませんでした。
まぁ、破裂するには至らなかったものの、カバーの縫い目が伸びたことはありました。
たぶん、この時は膨張したもののチューブが破裂するには至らなかったのかもしれません。
このフローターはV型のためO型フローターに使われているようなタイヤチューブではなく、耐久力があるという420高密度ナイロンオックスという一見するとビニール製のようなチューブが使われています。
タイヤチューブに比べて強度が弱そうに見えますが、今まで特にトラブルもなかったことから安心して雑に扱いすぎたのかもしれません。
また、2年使用したことで当初持っていた強度が落ちていたのかもしれません。
ただ、今思い返すと、陽が上がって気温が上がり始めたとき、上陸してコンクリート上に置いておいたときに「パシッ」と小さな音がしてました。
これはチューブ内の空気が膨張したために出ていた音ではないかと思ってます。
特に気温差が大きい時期や早朝など気温が低いうちにフローターをセッティングした時など、その後の気温差を考えて空気圧を調節することが必要なんでしょう。
まぁ、今回はいい勉強になりました。