自然の中ですごす。これってとても気持ちがいいもんなんです。
外で食事をする。これがまた,うまいんだな。

私がキャンプを始めたきっかけってなんだったっけ?
あっ,そうそう。
とあるホテルに宿泊する際に,ちょっと離れた(10km位)ところにあるバンガローに無料で泊まれることになったんです。
バンガローに泊まるのは,小学校の林間学校以来です。
食事は,予約をしておけば鉄板焼きが用意してもらえるとのことでしたが,
どうせなら炭でのバーベキューがいいなとバーベキューコンロと木炭を購入。
食材は地元のスーパーマーケットで購入。

現地に向かったのですが,バンガローのあるキャンプ場に着いたのは午後5時。
風呂に入って,バーベキューを始めるにはいい時間かな。と思ったのですが,風呂は午後5時までとか。
夏の暑い盛り,風呂に入れないのは辛い。管理人曰く,ホテルの風呂なら入れるよ。
ならばと,ホテルを目指せば,片道10kmの道のり。
風呂に入って,バンガローに戻ってみれば,すでに午後7時をまわっています。

さあさあ,バーベキューの準備をしなくちゃ。食材は,すでに家で切ってきていたので準備オッケー。
あとは,炭火。チャッカマンで炭に点火。(今思えば,絶対無理ですな)
あれれ,着かないな。うん!?このウサギの糞みたいなのは何ぞや。着火材と書いてある。
そうか,これをもとに炭に火を着けるのか。

あらら,ウサギの糞燃え尽きちゃった。まだ,2,3個の炭の縁に線香のような火しか着いていません。
これじゃあ,とても肉など焼けません。線香花火にも負けてしまってます。他に燃やせそうなものもありません。
このままでは,本日のメニューは生野菜に牛の刺身になってしまう!
なんか,いい方法はないものかと,ガランとしたバンガロー内を見回せば,
予約はしていませんでしたが,私の到着が遅かったため使うかもしれないと思って
管理人が置いていってくれた鉄板とコンロとプロパンガスがあります。鉄板焼きにするか・・・

いやいや,やっぱり炭がいい。そうだ,コンロの上で炭を焼けば火が着くだろう。早速,実行。
いやはや,強力でんなー,コンロの火。あっという間に火がついた。
こうしてなんとか,鮮度の落ちた牛刺しを食べなくても済んだのです。

食事を終え,さぁ後は寝るだけ。横になって天井をみれば,色んな種類の虫がいっぱい・・・。中には,どでかい蛾もいます。
とても,このまま寝る気になれない。寝てる間に顔の上を虫が這ったらと思うとキャー!!
全部退治してたら,朝になってしまいそうなんで,気になる奴だけでもなんとかしよう。
そこで,取り出したのが,チャッカマン。チャッカマンの火,直接炭に火は着けられないけれど,虫を退治するには十分な火。
次々と私の毒牙(チャッカマンの火なんだけど・・・)にかかる虫達。調子に乗った私は網戸に止まっている虫にも・・・
ジュッ!!や,やばーっ。網戸焼いちゃいました。ぽっかりと穴が・・・
管理人さんごめんない。これじゃ,余計虫が入って来ちゃうよ。

こんな,失敗から始まった私のキャンプ生活。と言っても,毎日キャンプしている訳ではありません。
今は,もっぱらオートキャンプとバーベキューをやってますので,この世界ではその辺について,紹介していきたいと思ってます。