参考文献一覧


今まで買って来たムックを中心にまとめてみました。適宜追加します。 


参考文献一覧
書名  出版社  中身の簡単な説明 
REAL McCOY #1 World Photo Press  マッコイズ96年秋冬モデル 
REAL McCOY #2 World Photo Press  マッコイズ97年秋冬モデル 
REAL McCOY #3 World Photo Press  マッコイズ98年秋冬モデル
The DENIM World Photo Press  様々なデニムの表情
B-CAP大図鑑 World Photo Press  キャップの構造から各種モデル
Master Book of Hawaiian Shirts  World Photo Press  ハワイアン総録と各社97年モデル
飛行服総目録  World Photo Press  各社のフライトジャケット94年モデル
ジャンパースタイル  World Photo Press  スカジャン、革ジャン、スタジャンの特集。各社の97年冬リリースモデルも
プロトタイプなジーンズ 祥伝社BOON EXTRA1  3大ブランドのボトムズ変遷他
DENIMディティールの書 祥伝社BOON EXTRA4  3大ブランドのジャケット変遷他
Tシャツorスウェット 祥伝社BOON EXTRA9  ヘインス、チャンピオンタグ変遷他
JAPANESE EMBROIDED JACKETS vol.1 ALASUKA co.  和物モチーフ中心のスカジャン写真集
JAPANESE EMBROIDED JACKETS vol.2 ALASUKA co.  洋物モチーフ中心のスカジャン写真集
FIT TO BE TIED 洋書  50年代のオールド・タイ写真集
THE HAWAIIAN SHIRTS 洋書  ハワイアンシャツ写真集 


REAL McCOY

リアルマッコイズの秋冬物カタログです。96年より毎年書店で販売されていますが、会員になると毎年送られてきます。だがその内容は単なるカタログを遥かに超えたものです。アイテムの一つ一つにバックグラウンド、物語があり、読むものの心を捉えて離しません。あえて多くは記しませんので、「マッコイには興味が無い」という方でも、古着が好きなら必ず一度は読んでみて欲しいです。

しかし、毎年カタログとして書店で2000円もするムックを作ってしまう、そして会員にはそれをタダで郵送してくる、、これだけでもマッコイがどれだけ自社製品にプライドを持っているか、その一端を示しているといえるでしょう。
いやもう、ここまでやってくれると気持ちいいとしかいえません:-)。

以下に、無断で商品の解説文の一つを引用します。「超レアモデルを忠実復刻!」、「各ディティールはこうでこうで、、、」なんて延々書かれるよりよっぽど作者の心理には訴えかけてくるものがあります。アイテム毎にこんな事書かれたんじゃ、全部欲しくなって金がいくらあっても足りません。同時に作者の心は夢の世界へ。。
笑わば笑え:-)。作者が昔から古着に対してぼんやりと思い描いていたのは、まさにこれらの"ストーリィ"だったんです。

買ったばかりのバイクを初めて親父に見せた時の顔は忘れられない。親父も若い頃バイク乗りだった事は兄貴達から聞いていた。だけど、兄貴達はベースボールに夢中でバイクのバの字も口にしなかった。オヤジは、屋根裏部屋の籠のワードローブの中からこのジャケットを引っ張り出してきて「テイク ア セイフ ライド」と真顔で言った。俺が買った安物とは段違いの革が光っていた。籠の隅には古びたトロフィーと、後ろにおふくろを乗せた煤けた写真が隠れていた。。。
---STEEPLE CHASE SINGLE RIDERS JACKET

The DENIM

ジーンズについて、その発祥から文化的背景、発達史まで、圧倒的な文章量と資料の量で、大抵の蘊蓄を仕入れることが出来ます。ただ、重さ、価格、内容とも相当なもので、よほど興味が湧いたのでなければお勧めはしません。ですので、御友人の部屋でこの本を見つけた時は注意しましょう:-)。下手をすると、延々と終わりの無い蘊蓄を聞かされる羽目になるかも。。?
但し、初めに体系的に3ブランドについて知りたい場合は後述のBOON EXTRA vol.1、vol.4を先に読んだ方がわかりやすいです。

内容は、以下の通り。

B-CAP大図鑑

B-capについて、各部の名称といった基本的な構造から、形による分類とその発祥、各タイプ別の色々なキャップの紹介、その他キャップに関する様々なエピソード等で構成されています。

しかしB-capって、たまに雑誌で特集される割には流行りそうで流行らないんですよね。コレクションしている身としてはその方が有り難いといえば有り難いんですが、あまりに"狭い"のもまたさみしい。
というわけで、皆さん「B-cap MANIACS」を御覧になられたあかつきには、是非とも一つ買ってみて楽しんで頂けたらなぁ、と思います:-)。

Master Book of Hawaiian Shirts

夏の風物詩、ハワイアンシャツ。世界的にコレクターの多いハワイアンシャツについて、基本的な知識から、制作手順、タグ図鑑、そして様々なエピソードなどで構成されています。ハワイアンシャツに興味を持たれたなら、手元に置いておいて損はないです。

内容は以下、目次からの抜粋です。

あまりコレクター以外には楽しめないような記事ばかりではなく、読み物としても面白いエピソードも多数あります。 そして、 など。

飛行服総目録

毎年冬になると、ワールドフォトプレスからその年の各社のフライトジャケットの全モデルと、各種フライトジャケットについての解説が掲載されたムックが発売されています。こちらはこれの94年度版の物です。何故94年度版だけ持っているかというと、作者の持っている東洋 B-15D がこの年の物だからです。

とりあえずフライトジャケットに興味をもたれたら、一冊買って来て一通り読んでみるとよいでしょう。各種メーカの統合カタログ代わりに毎年購入するのもよいかもしれません。

ジャンパースタイル

ちょっとハードテイストな冬のアウター、スカジャン、革ジャン、スタジャンそれぞれについて、歴史、構造、ブランド等、一通り解説されています。各アウターの各社97年リリースの各アイテム(疲れるな。。)の紹介もあります。

因みに98年のものについてはMONOマガジンの方で特集されていました。おそらく来年も何らかの形で特集されるでしょう。

それぞれ復刻各社秘蔵のオールドサンプルが見応えあります。特にスカジャンは今までに復刻されたもののオリジナルが多数あり、手持ちの物のオリジナルがあるととても感慨深いです。あと、Dry Bones所有の片面ヒョウ柄リバーシブルスタジャンは一見の価値ありです。

それはそうと東洋さん、「舞子」再生産熱望です。マジで。

プロトタイプなジーンズ

3大ブランド、リーバイス、リー、ラングラーのボトムズ(ジーンズ)の変遷がメインです。一通り年代順に整理するのに丁度いいです。特に、Leeのオールドモデルについて充実しています。逆にラングラーについては当時復刻を作っているメーカがほとんどない(東洋だけ)だったこともあってかか、あまり詳しくありません。

発行が平成7年5月なこともあり、少々記事の内容に古さを感じますが、初めての参考書としては、内容、価格とも手頃でよろしいでしょう。各種ディティールなどについて後年明らかになった事実も結構あるので、鵜呑みはしないほうがよいです。

DENIMディティールの書

こちらはトップス(Gジャン)の変遷史です。ジーンズについては色々沢山資料があるのですが、トップスについては意外と少ないです。そんな中で、3大ブランドのトップスについて一通り体系的に書かれているので割と便利です。特に、ラングラーの各種モデルについての記述は本当に少ないので、重宝します。

その他の見所として、「Zipper Fly Collection」があります。文字どおりオーバーオールからジーンズまで、ジッパー使いの各種アイテムとジッパーのルーツ等が紹介されています。「グリッパー」、「タロン42」、「コンマー」、「ウォルデス」等について整理したくなった時に参考になると思います。

発行は平成8年4月。そろそろ復刻物を含めた改訂版の発行を期待したいところです。

Tシャツorスウェット

平成10年春に、BOONの特別編集版として発行されました。古着Tシャツ、スウェットシャツのモチーフとして人気の高い、カレッジ物、キャラクター物、ミリタリー物等の紹介がメインです。時勢を反映してか、裏原宿系のプレミアム物なども多数掲載されています。

他には「チャンピオンタグ変遷史」、「ヘインズタグ変遷史」、オールドTシャツに見られる各種ブランドなどがあります。古着屋を見て回る際に重宝します。巻末の用語辞典もかなりマニアックな領域までカバーしており、意外と便利です。

JAPANESE EMBROIDED JACKETS vol.1

約5年ほど前に発行された、名前の通りのスカジャンの写真集です。当時、書店ではなく古着屋等で販売されていました。いわゆる"和柄"モチーフ中心を中心に、オールド物に見られる型別に、典型的な柄からマニアに有名な柄まで数は多くありませんが、ツボを心得たセレクションで掲載されています。

以前に東洋とレミニッセンスが復刻した柄のオリジナルが多数掲載されていて、ファンの方には興味深い内容となっています。数年前のスカジャンブームの火付け役となった、木村拓也がドラマ「(何だっけ?)」にて着用のHOUSTON製スカジャンのオリジナル(日本地図+龍+五重塔)のオリジナルも掲載されています(うろ覚え)。

内容の抜粋です。

JAPANESE EMBROIDED JACKETS vol.2

第一集とは違い、和物以外のモチーフの物が掲載されています。日本の伝統工芸様式の刺繍で海外の風景、動物が描写されている様はなんとも不思議な雰囲気の物ばかりで見ていて飽きません。

こちらも東洋等に復刻されている柄のオリジナルが多数掲載されています。特に「アラスカ柄」が充実しています。

FIT TO BE TIED

1950年代のネクタイの写真集です。この時代のタイは色使い、柄、モチーフ等、いわゆるフィフティーズファンにとって堪らない魅力を持っています。当時の他の様々なアイテムと同様、タイもコレクターズアイテムとされています。

余談ですが、「色彩はその時代を反映する」といわれる事がありますが、このタイもそうした側面を持っています。アメリカは60年代に入りベトナム戦争への介入から泥沼へと突き進んでいきますが、この頃になるとタイも当時の世相を反映してか、色使いも精細の無い物になっていったそうです。というわけで、「コレクションするなら50年代物」ということになっているそうです。

THE HAWAIIAN SHIRTS

マニアにはつとに有名なのが本書、「THE HAWAIIAN SHIRTS」です。

内容は文字どおりのハワイアンシャツの写真集で、各種のモチーフ毎に紹介されています。シャツの他にも、女性用の各種衣料なども紹介されています。ショップ等で「オン・ブック物」などといわれる時には、「この本に掲載されているモチーフ」であることをいいます。それほど昔から版を重ねて発行されている本です。

特別廃刊になったという話は聞かないので、洋書を扱っているところで注文すれば、そのうち連絡が来ることでしょう(作者の場合は3ヶ月くらいかかりましたけど)。古着屋で扱っていることも多いので、まずそちらを探した方が手っ取り早いかもしれません。 価格は大体3〜4000円といったところです。

正直に言って、前述のワールドフォトプレス刊、「Master Book of Hawaiian Shirts」が刊行された今となっては、この本その物がコレクターズアイテムとなってしまった感があります。


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