2009年8月23日(日)
西村ちなみさんと連日奮闘

 18日(火)の公示日以降、毎朝の「おはよう行動」・街宣・個人演説会の応援弁士・ニュースづくり・ねり歩きなどなど、連日奮闘しています。
 今日(23日)は、午後から西村ちなみ候補を先頭に、万代シティから古町十字路まで、連合新潟の皆さんの協力もいただき、大行進を敢行。経由した万代橋が「竣工80周年記念日」という偶然にも恵まれ、大勢の人に「政権交代」・「西村ちなみ」・「民主党」を大いにアピールしました。

2009年8月16日(日)
公示直前、熱気ムンムン!

 いよいよ、待ちに待った総選挙の公示日18日(火)がやって来ます。
 西村ちなみ選挙事務所は連日、スタッフやボランティアの人たちで、やる気満々・熱気ムンムン。今日(16日)は、公示日対策の会議も開かれ、漏れがないか、より効果的なアピール方法はないかと、話にも熱が入ります。
 30日の投票日まで全力疾走です。

2009年8月9日(日)
花火大会は最高

 今週も連日、西村事務所で奮闘。民主党の県連車で街頭宣伝活動も展開しました。
 今日9日は、新潟まつりのフィナーレ、大花火大会。連れ合いと2人で観賞しました。基本的に「しだれ柳」系が好きですが、ラストの「エボリューション」は規模・演出ともにGoodでした。

2009年8月3日(月)
視察で北海道

 7月28日から30日まで、文教経済常任委員会の視察で北海道へ行ってきました。
 札幌市の農業支援センターでは、野菜・花卉(かき)などの試験研究、栽培技術の普及指導を展開している様子を確認できました。
 美唄市の「アルテピアッツァ(イタリア語で芸術広場)美唄」は廃校を利用した交流広場で地元出身の彫刻家・安田侃(かん)さんの作品が43点も屋内外に展示してあり、親子連れを中心に市内外の来訪者でにぎわっています。
 旭川市の旭山動物園は、マスコミでもたびたび取り上げられている通り、廃園の危機を乗り越え、今や、年間来場者が300万人を超えるという人気スポットとして有名です。ポイントは「リニューアル」とのこと。新潟の「マリンピア」もリニューアルが必要です。

 帰新後は西村事務所でがんばってます。

2009年7月26日(日)
鳩山由紀夫代表が新潟入り、ねり歩きも大成功

 今週は、ほとんど西村ちなみ後援会事務所に入り浸り状態でした。
 21日には、大渕県議と西区の「民主党街宣行動」も行いました。
 そして、今日26日には、鳩山由紀夫代表が新潟入りということで、私たちの第1区総支部では、西村ちなみ総支部長といっしょに、中央区の本町や古町通りで「ねり歩き行動」を実施しました。連合新潟の皆さんのご協力もいただき、50人以上で行進しながらアピール作戦を成功させることが出来ました。私は行進隊の現場責任者として任務をはたしました。
 古町十字路での演説会には700人位の聴衆が集まり、熱気につつまれました。この勢いで政権交代をかけた総選挙に勝利したいと思います。

2009年7月19日(日)
政権交代へ40日闘争がスタート!

 18日(土)午後3時から、「西村ちなみ後援会事務所開き」が行われました。いわゆる選挙事務所がオープンしました。場所は中央区の上所中です。
 来週の21日に衆議院を解散して、8月18日公示、8月30日投票という日程がほぼ決定的ということで、解散から投票まで40日闘争がスタートします。
 政権交代をかけて、ばんばりぬくしかありません。

2009年7月12日(日)
北区におじゃましました

 今日12日(日)、北区の北地区コミュニティーセンターで「西村ちなみ・石塚健後援会」主催の「西村ちなみと語る会」が開催され、石塚健県議(もちろん民主党所属)の依頼で、市政について報告する機会を得ました。
 西区の私が、なぜ北区で、と思われるかもしれませんが、市政について広報することは市議の務めでもあり、それなりの準備もして参加してきました。(北区に民主党の市議がいないことも事実ですが、、、)
 私からは、市の財政の話や子どもの医療費補助改善(小3まで、入院・通院とも無料化)・学校等施設の耐震化計画などの市の事業のこと、北区も含めた区役所庁舎の問題などについての現状報告をしました。
 石塚さんの県政報告・西村さんの国政報告を受け、質疑応答では、活発な意見交換がなされ、たいへん有意義な集まりとなりました。
 まずは、西村さんの3選勝利に向け、更には2年後には北区から民主党の市議会議員を誕生させるため、がんばろうと気合を合わせました。 

2009年7月5日(日)
西堀ローサの活性化に知恵を!

 今週は市議会の常任委員会での審議でした。それを受けて2日(木)には、会派として意見・要望をそれぞれの委員会で表明をしました。
 以下、「西堀ローサへの市関連施設の入居」についての意見・要望です。

 「古町は歴史的に新潟市の顔であり、活性化は不可欠」とする考え方に異を唱えるものではありませんが、今回の事業が即、活性化に資するものと考えることは出来ません。
 集客性がある施設とは思えませんし、交付金があるのでとりあえずシャッターを開けようという、まさに付け焼刃的な対処といわざるを得ません。
 市としての西堀ローサに対する基本的な対応や今回の入居についても、それぞれ、株式会社地下開発やコンベンション協会に丸投げしているというのが実態なのではないでしょうか。
 西堀ローサの将来ビジョンを明確にすることに関して、市としても責任ある対応が求められていることに異論はないものと存じます。
 とりあえずの対処にしても、枝豆の即売コーナーをつくるとか、県内各市町村のアンテナショップを開設してもらうとか、全庁をあげての対応もあってしかるべきです。
 仮称「まちなか保健室」や消費生活センター構想については、賛同することから、総体についても賛成いたしますが、他のコーナーについて真に「活性化」につながる内容となるように議論を続けてもらわなければなりません。具体的なアイディアを持っている人は大勢いるはずです。そういった人たちの知恵を借りるための汗も、おおいにかいてもらわなければならないことを強調し意見・要望とします。

2009年6月28日(日)
町内公園清掃で汗

 24日、一般質問の3人目の質問者として登壇しました。質問内容は先週の「日曜だより」のとおりです。残念というか、私の切り込みの弱さということでしょうか、答弁は「それなり」のものでした。会派毎に人数制限がありますので、次回は12月議会の予定ですが、また、がんばります。

 今日28日は、私が住んでいる小針6丁目自治会の町内公園清掃があり、連れ合いといっしょに参加しました。毎年、春と秋に実施されているもので、3年前の転入依頼、他の行事などとダブることもなく毎回参加しています。今回は約80名もの参加者があり、親子連れの皆さんらと草取りなどでいい汗をかきました。終了後には自治会館で懇親昼食会もあり、市政の課題なども含めて懇談することができました。

2009年6月21日(日)
6月議会が開会 衆院では「臓器移植法改正案」が可決

 19日(金)、新潟市議会6月定例会が召集・開会しました。
 今議会は、国の補正予算による経済危機対策などを受けた新潟市としての補正予算案の審査が大きな柱です。約88億円に上るもので、道路整備や施設の修繕工事などの前倒しを進めるほか、中央区の「斉藤家夏の別邸」の購入・整備や中心市街地の活性化策として、衰退している「西堀ローサ」に観光案内所を設置するとしています。
 所属の常任委員会は、これまでの「市民厚生」から2年経過を契機に「文教経済」に移りました。気分も新たに審査に臨みたいと思います。
 まずは、来週(24日から26日)、一般質問の出番となりました。
 今回は、@大不況下でますます厳しくなている雇用や労働条件などについて、市長の基本的な認識や市としての対策とAストレス社会が進展している中「うつ病」の早期発見に向けた取り組みの強化について質問を予定しました。がんばります。

 今週国会では、大変重要でとても考えさせられる「臓器移植法改正案」が衆議院で可決し、参議院に送付されました。脳死は人の死かどうか。「一般に人の死」と認め、年齢制限なしに臓器の移植を可能にするということで、移植を待つ患者や家族にとっては朗報となりましたが、「脳死状態」あるいはそれに近い状態の人と生活している家族にとっては、割り切れない思いとなるのも当然です。
 これまで、立法の不作為とまで言われながら12年間も真剣な議論がなされてこなかったのに、WHOの臓器売買対策をにらんだ海外移植手術を規制する方針が取りざたされたことから、かなり急いでいるという印象もいなめません。
 参議院での論議に注目ですね。

2009年6月15日(月)
県・市合同防災訓練

 14日(日)、ビッグスワンスタジアム南側駐車場をメイン会場に「新潟県・新潟市合同総合防災訓練」が行われました。

[訓練想定]
 6月14日午前7時30分頃、新潟県粟島沖にてマグニチュード7.5の地震が発生し、新潟市内では最大震度6強を観測した。この地震により、中央区を中心に建物倒壊や火災、電気、ガス、水道等のライフライン施設に甚大な被害が多発しているほか、市内全域でも火災や鉄道・道路・橋梁等の破壊寸断など甚大な被害を受けている。また、この地震の発生に伴い、津波警報が発令されるととに、高さ2mの津波が沿岸部に到達し、多大な浸水被害等が発生した。

 情報伝達や交通事故救出訓練などのほか、炊き出し訓練なども行われ、大勢の参加者が真剣に取り組んでいました。

 また、同日午後からは西村ちなみ衆議院議員の講演会「智水会」の総会が開かれ、3選必勝へ向けた決意を固めあいました。

2009年6月7日(日)
まずは、「核を持たない」を人類の文化に!

 6月5日付「週刊金曜日」の編集長後記(北村肇氏)が、とても参考になり共感できる内容なので、以下要約しつつご紹介します。
 (なお、世界には軍隊を持たない国家が100以上あることもご承知おき願いたいと思います。)

 軍隊を持たない国・コスタリカの憲法12条は「恒久的組織としての軍隊は禁止される。・・・大陸間協定もしくは国家防衛のためにのみ、軍事力をそしきすることができる」。
 逆から読めば「短期間、国家防衛のためなら軍隊は持てる」となる。日本の9条より緩いのだ。
 だが、コスタリカの12条は磐石だ。多くの国民が「軍隊は法律的には持てるが文化的には持てない」と考えているのだ。
 翻って日本では、あたかも「政治的には持てる」といった雰囲気が漂う。
 「誰かの意志が行動を生み、そのいくつかがシステムとなって後世に残る。意志と実行力があれば、人間はそれくらいのこと(軍隊の廃止)はできるのだ」。
 急ぐべきは「核を持たない」を人類の文化にすることだ。すべての国家から核を一掃するため、まずは自ら意志を持ちたい。

 かなり、感動しました。

2009年5月31日(日)
新潟市でも「新型インフル」確認

 5月30日(土)、新潟市において新型インフルエンザへの感染が確認されました。「いつかは」とは思っていても、実際に感染が報告されると、それなりに動揺するのは、私だけではないと思います。
 患者は留学中のアメリカから一時帰国をした20歳代の女性ということです。29日16時成田着でしたが、機内で38.6度の発熱があったため、空港検疫で迅速診断を受けましたが「A(−)」だったことから、乗り合いタクシーで新潟まで帰宅したとのことです。(車中ではマスクを着用していました。)
 ところが翌30日になっても37.2度の熱とせきの症状があり、新潟市保健所に電話相談の後、検査を受けたところ「A(+)」となり、遺伝子検査でも陽性となったことから新型インフルエンザと確定されたものです。
 新潟市内での感染拡大が一気に進むような恐れは小さいと思われますが、外出後の手洗い・うがいの励行は通年的に実施するようにしましょう。

2009年5月24日(日)
臨時議会で議長選挙

 21日(木)、5月臨時議会の本会議が開かれました。一番の課題は、議長選挙です。議長の任期については、2年という規定があるわけではありませんが、2年でその時の議長・副議長がそろって辞任することが恒例になっているようです。

 投票の結果は以下のとおりです。
 議長選挙
  当選 志田 常佳氏(市民クラブ) 52票
     無効 3票
 副議長選挙
  当選 佐藤 幸雄氏(新潟クラブ) 31票
     青木千代子氏(公明党市議団)23票
     無効 1票

 新潟市議は現在55人(欠員1)ですが、いわゆる保守系といわれる新潟クラブ(16人)と市民クラブ(16人)が協同歩調をとると32人となり、過半数の28を上回るため、私たち改革ネット(5人)・共産党市議団(7人)・市民連合(社民党系6人)・公明党市議団(5人)が束になっても23人にしかならず、数の力では大きな差があると言わざるを得ません。

 しかし、幅広い議論のためには、例えば「議長は大きな会派から、副議長は少数会派から」ということも必要だ(実際、これまではこういう形になることも結構あった)ということで、会派代表者会議を中心に事前の交渉・議論を重ねてきました。

 そのためには、私たち少数会派としてもと副議長に統一候補を明確にするべきと考え、公明党市議団の青木千代子さんを副議長にということで意思統一をはかりました。
 また、議長については、市民クラブの志田常佳さんと新潟クラブの佐藤幸雄さんが名乗りをあげて、新潟クラブと市民クラブで最終ギリギリの局面まで調整のための話し合いが続けられました。
 私たちは議長にふさわしいのは市民クラブの志田さんだということで話をまとめました。

 私たちは、大会派のみなさんにも「議長には市民クラブの志田さん、副議長には青木千代子さんに投票する」ことを明示しました。これを受けて市民・新潟クラブの交渉も「志田議長・佐藤幸雄副議長」で調整がされ、上記の投票結果になったものです。 

2009年5月17日(日)
民主党新代表に鳩山氏

 民主党にとって激動の一週間でした。
 11日の月曜日に小沢一郎代表が突然の代表辞任表明。思わず西村ちなみ衆議院議員の東京事務所に電話を入れて、秘書さんに確認をしてしまいました。
 後継者には、鳩山由紀夫さんと岡田克也さんが立候補するということで、マスコミを上手に巻き込んで民主党の一大PRが展開されるかと思いましたが、16日の土曜日に告示即投票ということで、残念な思いが残ったのは、私だけではないでしょう。
 しかも投票権があるのは現職の民主党国会議員だけということで、一般党員やサポーターはもとより、公認が確定している衆院選候補予定者も見守るだけということになったのは、重ねて残念でした。

 結果は、221人の国会議員の内220人が投票し、鳩山さんが124票に対し岡田さんが95票(無効1)ということで、新代表には鳩山由紀夫さんが選出されました。
 闘いが終われば、「ノーサイド」(鳩山氏)。「全員野球」(岡田氏)で総選挙勝利・政権交代に向けて全党一丸となって突き進むしかありません。

 今日17日(日)は、新潟市内の繁華街・万代シティで民主党新潟県連の街頭演説会が実施されました。現職の西村ちなみさん・菊田真紀子さん・鷲尾英一郎さんと候補予定者の黒岩たかひろさんが一堂に会して、打倒麻生内閣・自公政権の決別に向けた決意を述べました。

(写真は県連の街頭演説会)

2009年5月10日(日)
ついに新型インフル上陸

 「ついに」・「いよいよ」・「予想通り」?。感想は人それぞれかと思いますが、「豚」発の新型インフルエンザの日本人発症者が発生しました。幸い、患者は快方に向かっているということで、一安心です。一日も早い回復をお祈りするものでもあります。

 この間の騒動・迷走の中にあって、より危惧すべき事態も出現しました。いわゆる「診察拒否」問題です。海外に出かけていたわけでもなく、通常の「かぜ」と思われる症状でも医療機関から診察を断られた人が相次いだ問題です。
 7日(木)に開催された市議会の市民厚生常任委員会の協議会で確認しましたが、新潟市ではそのような報告はないとのこと。保健所の管轄ですが、医療機関との連携・指導を要請しました。

2009年4月26日(日)
「ベーシック・インカム」をご存知ですか

 「ベーシック・インカム入門」。朝日新聞の「読書」欄に掲載された書籍の紹介です。

 「ベーシック・インカム」とは、一定の基礎的所得をすべての人に無条件で給付する制度のことである。そのように記すと半ば夢物語のように響くが、日本でも近年、給付型税額控除、つまり収入が一定以下の人には、税の徴収ではなく、「税の給付」がなされるという仕組みが議論されるなど、具体的な現実性が高まっている。
 本書はそうしたベーシック・インカムについて、各国での様々な展開を丹念においつつ、基本となる論点を包括的にまとめたものである。
 取り上げられるテーマは「働くこと」の意味、福祉国家、家事労働とジェンダー、エコロジーやグローバル化との関係など多岐にわたる。
 ベーシック・インカムは再配分と同時に資本主義の過剰にブレーキをかけ、非賃金労働やコミュニティーなど「市場を超える領域」の発展を促す契機にもなるだろう。いま広く読まれるべき本である。

 以上が、千葉大学の広井良典教授による紹介文(中略あり)ですが、ベーシック・インカムについては週刊金曜日で特集を組んだりしていて、私自身関心を寄せていたものであり、多くの人に理解が広まること願うものです。
 光文社新書・882円です。是非ご一読を!

2009年4月19日(日)
隣国・韓国へ行ってきました

 15日から18日まで3泊4日で韓国へ行ってきました。市議会の日韓親善議員連盟として22名での視察です。
 韓国へは新潟空港から定期便が就航しており、2時間ちょっとでソウル近郊の仁川(インチョン)空港に到着です。日本との時差もなく、まさに隣国として近年、観光客も増大していることにもうなずけます。
 初日は移動で、韓国南部の釜山(プサン)まで。2日目(16日)に新潟市と交流協定を結んでいる蔚山(ウルサン)市表敬訪問。市長との懇談の他、市議会議長(女性議長)や議会委員長との面談で交流を深めることが出来ました。
 3日目(17日)・4日目(18日)は、ソウルで日本海横断航路フェリー運行会社を訪問し、社長の講演と意見交換を行ったり、国立中央博物館や復元工事で復活した清渓川(チョンゲチョン・新潟でいえば、西堀・東堀が清流として復元されたようなものか)文化会館を視察し韓国の歴史などについても勉強しました。

 韓国は人口が約5000万人で、7大都市に集中しているとのことで、首都ソウルの人口は1,013万人、第2の都市プサンは約350万人。高層アパート(マンションとは呼ばないそうです)が林立し急激に都市化が進んだことを垣間見ることが出来ました。
(写真は飛行機から撮影したソウル市内の高層アパート群)

2009年4月12日(日)
「北風」が吹き荒れた

 韓国に「北風」という言葉があるそうです。本来は「北方から吹く風」を意味するにすぎないのですが、時に政治的な隠語としても使われているとのことです。
 残念なことですが、韓国にとって「北朝鮮」の存在は、安全保障上における最大の「脅威」ではありましょう。そんな韓国では、5年に1度の大統領選など大型選挙の際にしばしば「北」絡みの事件がわき起こり、選挙の結果に影響を及ぼしてきたそうです。
 今回の「人工衛星」ないし「ミサイル」騒動は、日本にとっても強い「北風」であったことをつくづく思い知らされた一週間でした。

 時期的には、まったくの偶然ですが、来週15日から新潟市議会の日韓親善議員連盟の視察で韓国を訪問します。「北風」の話を伺うことは難しそうな行程ですが見聞を深めて来たいと思います。

2009年4月5日(日)
「北朝鮮」の愚行!

 今日(5日)午前11時30分、「北朝鮮」が予告通り「人工衛星」を発射してしまいました。同国の発表では「衛星は軌道に乗った」などと表明していますが、アメリカの調査では、太平洋に落下とのこと。さすがに、これはアメリカ情報で間違いはないでしょう。
 「北」にすれば、国威発揚や外交上の「カード」を手に入れたいとの思惑があっての「打ち上げ」ということでしょうが、愚行以外のなにものでもありません。国際世論の批判も当然です。
 問題は、今後の日本の状況に関する懸念です。「仮想敵国」を利用しつつ、更なる軍備増強に拍車がかかるかと思うと暗たんたる気分にならざるを得ません。とりわけMD(ミサイル防衛システム)については、「ほとんど実用性がなく、効果がない」との研究発表もあり、「金食い虫」の最たるものだと思います。

2009年3月29日(日)
通院費の無料化・小3まで拡大

 24日(火)、25日までの会期を一日残して市議会は採決を行い、閉会しました。2009年度の予算を含めた51本の議案などが可決されました。
 先週の話になりますが、市民厚生常任委員会で議論から、「これだけは」ということを一点。
 こども医療費の助成が拡充されます。現在、入院療養費は小学校卒業前まで無料。通院療養費は小学校入学前までが無料(いずれも1歳以上は所得制限あり=児童手当給付に準拠)ですが、「通院」について、小学3年生まで拡大されることになりました。
 しかし、「小3まで」にとどまったとの思いもいなめません。少なくない市町村で、中学3年生まで無料化されています。高学年になるに従って医療費が減少していることが「拡充」に踏み切った理由だとも指摘されています。更なる拡充を要望しました。

 さて、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が4月の4日〜8日に「人工衛星打ち上げ」を予告しました。「テポドン」の実験であることは明らかで断じて容認できることではありません。
 しかし、同時にアメリカやロシア・中国をはじめとする「核兵器」保有国に対する批判も常に必要であることを強調しない訳にはいきません。「戦力」による抑止力で平和の実現はありえません。徹底した対話・外交努力こそ真の平和のつながる唯一の道だと改めて思い定めているところです。

2009年3月22日(日)
新型インフル=まずは、過剰反応と無関心の克服を!?

 21日(土)、新潟県と新潟市の共により、「新型インフルエンザに備えて」と題して講演とパネルディスカッションを中心としたフォーラムが、新潟市民芸術文化会館で開かれました。
 新型インフルエンザの世界的な大流行は、「必ず起こる、時間の問題だ」と言われています。しかし、その時期は誰にもわかりません。それでも、準備は必要です。準備がなければ、いざ大流行したとき、社会は大混乱におちいってしまいます。場合によってはパニックが一番の危機でもあります。
 今回のフォーラムでは、「じゃ、どうしたらいいのか」といった具体的な対策については、これからの議論ということでしたが、行政・医師・企業(スーパーマーケット)の現状における対処方針や問題意識が提示され、参考になりました。
 特に、昨年9月まで小樽市保健所所長を勤められ、現在は「新型インフルエンザ・コンサルタント」として講演活動等を展開中の外岡立人(とのおか・たつひと)氏が強調している「新型インフルエンザは『ハルマゲドン』ではない。過剰反応と無関心が最大の敵だ」との指摘はその通りだし、そのことの啓蒙をどう展開するかが重要だと感じたところです。でも「過剰反応」と「無関心」の尺度・度合が、これまた難しいところですよね。例えば「食料などを2週間分は備蓄を」と言われていますが、簡単ではないですよね。

2009年3月15日(日)
はしかの予防接種を!

 今週は、常任委員会での議案審査。私が所属しているは、市民厚生常任委員会。市民生活部や健康福祉部などにかかわる事業について論議が展開されます。
 今週の審査からPRをひとつ。
 麻しん・風しん(はしか)の中学1年・高校3年生の予防接種が進んでいません。1月末現在の接種率は中1が約70%、高3は約60%にとどまっています。
 この予防接種は、1回だけでは免疫力が低下することから、現在は1歳時と小学校入学前に無料(公費負担)で2回接種を受けられるようになりましたが、「1回だけ」の状況が長らく続いたことから、ここ数年はしかが大流行しています。
 その対策として国の指導(補助金有り)で今年度から5年間、中1・高3を対象に無料で予防接種を受けられるようになったものです。
 委員会では、所管の保健所に対し、対象者への周知を徹底するよう話をしましたが、まだ、受けていない人は是非とも受けてもらいたいと思います。

2009年3月8日(日)
やはりショック 代表秘書の逮捕

 やはり、ショックではあります。小沢代表の公設第1秘書が、政治資金規正法違反容疑で逮捕されるという事態は、民主党にとって大きなダメージであることは間違いありません。
 小沢代表サイドが主張しているように、「政治団体からの寄付なので、小沢代表の政治資金団体である『陸山会』で受け取ったのだ。西松建設からの企業献金であれば、『政党支部』で受け取っている」として、このことが、「西松建設の政治団体が『ダミー』との認識はなかった」ことの証左であるということに、一定の理解をするものですが、お金の作り方をきちんと確認しなかったのか?とか、小沢さんともあろう人が「ダミーとは知らなかった」というのはあり得ないだろうとの疑惑は残ります。
 当面は、起訴までいくのかどうかが一つの焦点だと思いますが、成り行きを静観するしかありません。

 市議会は、来週から新年度予算案をメインに委員会での審査が始まります。気合を入れて臨みます。

2009年3月1日(日)
「大量解雇」対策で意見書の提案=無念の否決

 2月26日、本会議で「大量解雇から命と暮らしを守る意見書」について、提案者となった我が改革ネット・市民連合・共産党市議団を代表して、提案理由の説明を壇上で申し述べました。
 これは、国に対し、「派遣切り」対策や失業者支援のための緊急措置や労働者派遣法の抜本的な改正を中心とする雇用対策を求める意見書を提出しようとするものです。3月末にかけて、派遣切りなどで更に失業者が増大することから、まさに緊急を要する意見書です。
 しかし、提案者となった会派以外の賛同を得ることが出来ず、賛成少数で採択にはなりませんでした。またしても残念で悔しい思いをした次第です。

 ちょっと長くなりますが、以下、提案理由の概略を記載します。

 未曾有の経済危機、あるいは100年に1度の大恐慌とも言われる今日の経済状況のもと、雇用情勢も急激に悪化の一途をたどっています。
昨年末以来、派遣労働者が契約期間の満了、あるいは契約途中にもかかわらず、仕事と住まいを失って、生存の基礎そのものが奪われるという事態が相次ぎました。皆さんの記憶にも新しい「年越し派遣村」はそうした雇用喪失のまさに「るつぼ」でもありました。
(中略)
派遣先の中途解除を受けて即刻労働者を解雇し、次の仕事を探す間もなく住宅から追い出すことは、労働者派遣制度を合法だとする社会的存在意義さえ否定するものだと言わざるを得ませんし、派遣制度が「労働者を簡単に首切りできる」ためのツール・道具として機能するようなことは本来、絶対にあってはならないことだったはずです。
また、「派遣労働を希望している人もいる」との主張は、如何にも空疎な議論でしかありません。
派遣労働者の雇用と賃金はダンピング攻勢に見舞われています。データ装備費や相場より高額な寮費の徴収、本来使用者が負担すべき安全具を労働者負担で購入させている問題などもあります。
これらは、業者が利益を確保するための便法であり、労働者に対する詐欺的とも言えるような行為による利益確保が平然と行われていることを指摘しないわけにはいきません。
(中略)
 想像してみてください。家族や知人に派遣労働を余儀なくされている人はいませんか。その人は怠け者ですか。決してそうではないでしょう。しかし、もしかしたら、その人も派遣村に集いざるを得なかった500名の内の一人になっていたかもしれません。いいえ、派遣村の存在も知らずに路頭に迷っていたかもしれません。
 年度末の3月は非正社員の契約更新が集中します。手をこまねいているわけにはいきません。
 現状を前向きに打開するためには、全体で支える体制をつくるしかありません。ことは命と暮らしにかかわることです。与党も野党もありません。緊急立法も含めて、国は主導的な対策をとることが求められています。
(以下略)

2009年2月22日(日)
2月議会が開幕、定額給付金で議論

 19日から、2月定例議会が始まりました。今回は、現年度の補正予算や新年度予算を審議するということで、3月24日までの長丁場。健康に留意してしっかりと審査にあたらねばと考えているところです。
 補正予算に、定額給付金事業が盛り込まれたことから、早速難しい判断を迫られました。
 予算的には支給のための費用も含めて全額、国が手当することになっているわけですが、財源を確保するための関連法案が国会で審議中ということや、民主党として制度そのものに反対していること、世論の後押しもあることなどから、会派として悩ましい議論を余儀なくされたわけです。
 結論としては、制度には反対だということを意見として明確にした上で、国から給付金の原資としてのお金が交付されることになっている現実から目をそむけることは出来ないとの判断から、補正予算案には、賛成することとしました。
 明日(23日)の本会議では、賛成多数で承認される見込みです。

2009年2月15日(日)
民主党新潟第1区総支部大会で決意を新たに!

 本日(15日)、民主党新潟第1区総支部の2009年定期大会が開かれました。
 ポイントは、西村ちなみさんの衆議院議員としての3選を圧倒的勝利で飾るために党員・党友の英知を結集することにつきるわけです。
 とりわけ、県議・市議は、自らの選挙と同じ位置づけで奮闘することが求められる闘いにしなければなりません。
 自民党の「敵失」だけでは、政権は勝ち取れません。言われなき「自己責任」や弱肉強食社会に決別し、連帯・共同といった価値観が尊重される社会を切り開いていくために、民主党の内実を高めていかなければならないと、決意を新たにしたところです。

2009年2月8日(日)
連合のみなさんと「公契約」について懇談

 2月5日、労働組合の連合新潟の新潟地域協議会の役員の皆さんと連合推薦の市議会議員との懇談会があり、意見交換の場を持つことが出来ました。
 連合から、「公契約」と「新潟交通圏タクシーの状況」について、レクチャーを受けました。
 「公契約」というと耳慣れない言葉かもしれませんが、簡単に言ってしまえば、公共サービスの実施に関する契約の内容に関することと理解していただければと思います。
 厳しい財政状況を背景にして、公共サービスについても「コストダウン」が叫ばれ、結果して受注先企業の経営悪化や労働者の賃金・労働条件の著しい低下を招いているという問題が指摘されています。
 基本法の制定に向けた国に対する議会決議の追求や条例の制定、新潟市のビルメンテナンスの委託事業のあり方について検討していくことを確認しました。

2009年2月1日(日)
会派視察で香川・愛媛へ

 1月27日から29日まで、会派の行政視察で香川県高松市、愛媛県今治市・松山市へ行ってきました。
 高松市ではまちなか再生にかけた商店街の活性化について、今治市では地産地消と学校給食の充実策について、松山市ではスポーツマネージメントについて、担当者の奮闘振りなどの説明をしてもらうとともにそれぞれの現地を案内してもらいました。今後の活動・議論に生かして行きたいと思います。
(写真は、高松市の「丸亀町商店街」のシンボルドーム)

2009年1月25日(日)
今こそ「米百俵」の精神を!

 バラマキより雇用を!と銘打って、民主党が「2兆円定額給付金よりも、雇用対策を求める署名」にとりくんでいます。
 究極の「選挙買収」との批判もある「定額給付金法案」が、衆議院を通過し参議院での審議中です。最終的には衆議院に戻り、「3分の2」条項で成立するだろうと言われているわけですが、これを阻止すべく署名活動を行っているわけです。
 深刻化する経済情勢、とりわけ雇用不安が高まる中、1回だけのお金を配るより、有効な雇用創出政策をとるべきだということに多くの皆さんのご理解をいただけるものと確信しています。
 今こそ、「米百俵」の精神を思い起こすべきときです。介護や医療、教育、環境、食料、持続可能なエネルギーなどのためにこそ、税金は使われなければなりません。
 署名の機会がありましたら是非ともご協力をお願いいたします。

2009年1月18日(日)
オバマ大統領殿、「ガザに和平を!」

 20日の就任式に向けて、オバマ次期米大統領が「オバマ列車」で、米国独立宣言の地フィラデルフィアを出発し、ワシントン入りをしたということが大きく報道されています。リンカーン元大統領のスタイルを踏襲したものだそうです。まさに、祝祭ムード一色の様相です。
 一方、パレスチナ自治区ガザ地区での戦闘は激しさをましているようで、民間人の多くが死傷していることに憤りを感じているところです。

 ここは、オバマさんに申し上げたい。世界で最も大きな影響力を持つポストにつくオバマさん、もしあなたに人間としてのやさしさがあるのなら、イスラエルのガザ侵攻に対して行動を起こして下さい。各国の政治的思惑を超え、まずは「命」に目を向けて下さい。就任前でもあなたがブッシュ氏に直談判すれば事態は違っていたはずですよね。まさか、意図して沈黙したわけではありませんよね。
 あなたの「チェンジ」が、一国覇権主義の復活・強化ではないことを願っています。

2009年1月11日(日)
恒例の消防出初式

 今日・11日(日)は、消防出初式でした。市民厚生常任委員会の一員として参加してきました。
 9時30分から古町通7番町の消防部隊の分列行進に続いて、10時20分からは、信濃川の萬代橋と柳都大橋の間の両岸からポンプ車などから一斉放水がありました。
 昨年は消化作業中の消防隊員が殉職するという、いたましい事故もありましたが、新潟市の出火率は1.9台で、政令指定都市の中では京都市に次いで低いレベルを維持しています。
 年末から年始にかけて悲惨な火災が相次ぎました。火の用心と火災報知器の設置をすすめましょう。

2009年1月4日(日)
謹賀新年

 新年あけましておめでとうございます。皆様のご多幸とご健康をお祈り申し上げます。

 2009年は、まさに政治決戦。政権交代が具体的なスケジュールとして議論される年です。民主党を中心とした政権を樹立するために私も奮闘する決意を新春にあたりあらためて表明するものです。
 今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

2008年12月28日(日)
関口市議のご冥福をお祈り申し上げます

 年の瀬です。「変」な1年が幕を下ろそうとしています。

 ここに来て、訃報が飛び込んできました。新潟市議会議員5期の「重鎮」である関口松柏さんが突然の事故死という知らせです。
 関口さんが乗車したタクシーが積雪にはまって立ち往生。トラクターでけん引中に、そのトラクターとタクシーに挟まれて死亡したという、何とも痛ましくショッキングなものです。
 私は労働組合の活動を通じて、関口さんが市議になる前から尊敬の念を持って存じ上げてきましたので、本当に残念でなりません。まだまだ、ご活躍してもらわなければならない人でしたし、ご指導もいただきたいと思っておりましたのに、、、。
 今はただ、ご冥福をお祈り申し上げるしかありません。合掌

2008年12月21日(日)
西区街宣!

 今日・21日(日)は、久しぶりに民主党の西区街頭宣伝行動。西村ちなみ衆議院議員・大渕健県議会議員といっしょに街宣車でマイクを握りました。
 メインはもちろん西村さんの国政報告ですが、私も19日に終わったばかりの市議会の話をさせてもらいました。
 補正予算審査が主な議題ですべて可決されたこと。市民から提出された「介護労働の改善」要望に関する国への意見書の請願が継続審査になってしまったこと。逆に、私たちの会派である改革ネットなどは反対しましたが、保守系議員から発議された「道路財源確保」を求める意見書が採択されたことなどを報告しました。
 特に道路財源に関しては、道路に特定した補助金を求めることより、福祉や教育、農業政策など何にでも使える交付税の方が、結果して「必要な道路」のために使うことになったとしても自治体としての主体性を発揮できることの観点からも「道路ありき」はまったくナンセンスだと訴えたところです。
 好天にも恵まれ、西村さんも元気一杯に政策を訴えました。政権交代に向けて全力を傾注することを前日の民主党新潟県総支部連合会定期大会でも確認しあったばかりでもあり、たたかう決意をあらたて表明するものです。

2008年12月14日(日)
一般質問、無事終了

 10日の一般質問は、無事終了。11日・12日は市民厚生常任委員会の審査でした。補正予算が主な議案ですが、消防局関係で、消防隊員に携帯型警報器と最新の防火衣を配備するとした提案がありました。これは今年の夏前に西区寺尾地区で発生した火災の消火作業中に隊員の死亡事故があったことから、機能強化を図るためのもので「前倒し」的に実施されるものです。これからも隊員の安全対策に万全を期すよう意見・要望をあげようと考えています。


2008年12月7日(日)
10日(水)の午後から一般質問です

 3日(水)が開会で、12月議会が始まりました。4日には、一般質問の順番を決めるくじ引きがありました。くじ運がいいのか悪いのか?18人中17番目になり、10日(水)の午後に登壇ということになりますた。
 以下、事前通告の概略です。ばんばります。

1 障がい者雇用の促進・拡大について
(1) 市職員の障がい者雇用率はまだまだ低いと思うが、その認識やいかに
(2) 民間企業の障がい者雇用の促進に、行政としての対応強化が必要だ。

2 田園型政令市にふさわしい農業政策の充実について
(1) お米の需要拡大に向けた取り組みの強化が必要だ。
(2) 約21haにもおよぶ水田耕作放棄地をこれ以上増やさないように。
(3) 農家の人たちとの積極的な対話が求められていると思うがどうか。


2008年11月30日(日)
ASO=(KY)3 恥ずかしさを超えて怒り心頭

 ASO=(KY)3[KY3乗]。
 こんな数式が永田町で話題になっているそうです。
 麻生首相は「空気(K)が読めず(Y)」・「解散(K)がやれず(Y)」・「漢字(K)が読めない(Y)」というわけです。
 ざれごとはさておき、「医師には社会的常識がかなり欠落している人が多い」やPTA連合会の大会で大勢のお母さんたちを前に「しつけるべきは子どもよりも母親」といってみたり、失言・放言にはあきれるばかりですが、「たらたら飲んで食べて、何もしない人の医療費を何でおれが払うのか」に至っては何をかいわんや。暴言もたいがいにしろと言わざるを得ません。医療保険制度の何たるかをまったく理解していない無知ゆえの妄言か。人は誰しも病気になりたくてなっているわけではないこと。高齢者でも元気に生活し健康保険料をきちんと払っている人が大勢いることをどう思うのか。
 こんな人が日本国の宰相だなんで、恥ずかしく・情けなく・怒り心頭の今日この頃ですよね。

 来週は早、師走です。3日(水)からは12月議会が始まります。今議会では一般質問を行う予定です。

2008年11月23日(日)
勤労感謝の日に

 19日から21日まで、市議会の農業活性化調査特別委員会で、北海道は旭川市や札幌市などの農協関係機関・施設の視察へ行ってきました。
 今回、一番印象に残ったのは「ホクレン農業協同組合連合会」が経営している「ホクレンパールライス工場」です。この工場は「玄米荷受」から「精米・出荷」までを一元的に実施しているお米の工場です。
 ここの素晴らしいところは、何と言っても「ごはんミュージアム」機能だと思いました。様々なパネルや展示物でごはんに親しんでもらえる工夫をこらした充実のギャラリーです。学校や自治会などを中心に年間に1万人もの見学者が訪れているそうですが、確実に「ごはんファン」の増加に貢献していると感じました。
 それにしても「きらら」や「ななつぼし」など北海道産米のネーミングはなかなか上手ですよね。

 ところで今日23日は勤労感謝の日。昨日今日と新潟市内で全国協同集会が開催されました。全体集会やパネルディスカッションで「労働」について真剣な討論がありました。労働の劣化が叫ばれる中、労働の尊厳を取り戻すために議論と実践が問われていることを改めて実感しました。

2008年11月16日(日)
二転三転・・・七転八倒!

「あなた、ちょっと困ったことが」
「なんだまた金か。いくらいるんだ?3万か?」
「いえ違うの、実は、、、」
「3万じゃ足りないのか?じゃあここに6万あるからとっておけ」
「だからそういうことじゃないの。少しは私の話も聞いてよ」
「お前らの悩みなんてしょせん金がないことだろ。金さえあれば解決するんだろ。だったらくれてやるよ」(「週刊金曜日」の政治時評より)
 定額給付金をめぐる「二転三転・・・七転八倒」(民主党・鳩山幹事長)ぶりに、あきれるばかりの状況ですが、麻生首相の腹の中・存念はこの会話のようなところにあるのではないでしょうか。
 踏襲を「ふしゅう」・未曾有を「みぞうゆう」と読んだりの恥は、ともかくとして、記者の質問にマジ切れで逆質問を繰り返すこの人に一国の宰相としての資質も資格もないことは明らかですよね。それでもマスコミは「国民的人気のある麻生首相」という言い方をやめない。絶対におかしい!

2008年11月9日(日)
新年度に向けた要望書を提出

 7日、篠田市長に来年度に向けた予算要望書を議会会派の「改革ネット」と民主党第1区総支部の合同で手交しました。
 大項目で10本の柱、個別要望では合計55項目にのぼるものです。今日は、私が成文を担当した大項目の概要を報告します。


 社会保障・医療・福祉政策について
 少子高齢化社会がますます進展する中、出産・子育て支援や介護サービスに対する市民要望は非常に高いものがあります。これらの期待に応える施策を積極的に推進・展開することがこれまで以上に求められていることを認識しなければなりません。

(1)特別養護老人ホーム等の整備
(2)介護支援体制の確立
(3)保育サービス拡充
(4)妊婦健診や周産期医療体制の更なる充実
(5)障がい者の視点に立った施策の推進

 安心・安全なまちづくりについて
 相次ぐ自然災害、食をめぐる不安の増大、振り込め詐欺被害の急激な増加などなど、生活基盤を脅かす事象が頻発しています。「安心・安全」を確保することが自治体の責務として求められています。

(1)小中学校の耐震補強の更なる前倒しで実施
(2)自主防災組織の組織率拡大
(3)保健所や消費生活センターの相談体制・機能の強化
(4)通学路防犯灯の空白域の早期解消
(5)防犯対策強化のため組織づくりや関係機関との連携強化

2008年11月2日(日)
「ぬれぎぬ」発言の幕僚長の更迭は当然だ

 「わが国が侵略国家だったというのはぬれぎぬ」と主張する論文で懸賞論文に応募した航空自衛隊のトップ・航空幕僚長が更迭されました。当然です。このトップは今年の4月には、航空自衛隊のイラクでの活動を違憲と判断した名古屋高裁の判決について、「そんなの関係ねぇ」という状況だ、などと話し、物議をかもした人でもありました。
 アジアの国々との交流にあたっては「未来志向で」と言い方がよくなされますが、過去を史実に基づいて正しく認識しあった上での前提条件が絶対的に必要です。「ぬれぎぬ」との主張が日本国民全体の思いではありませんが、日本の高官がこのような歴史認識を示すことのマイナス面はあまりにも大きいと言わざるを得ません。

2008年10月26日(日)
食の安心・安全は?

 「パラジクロロベンゼン」なる防虫剤の主成分が、「カップヌードル」から検出。他にも生協で販売しているカップラーメンからも防虫剤成分。ピザやカップ春雨からは有害物質「メラミン」が。
 伊藤ハムでは、ウインナーなどの製造時に使用する地下水から基準値を超える「塩化シアン」が検出された。こちらは検出から1ヶ月後の公表ということで批判も免れない。
 食に関する不安が高まっている状況に言葉がありません。一般消費者である私たちはどうしたらいいのでしょうか。本当になんとかならないもんでしょうか。とりあえず、新潟市の保健所では相談電話を開設しました。国の検査体制の強化は当然必要ですが、それだけでは安心の回復にはなりませんよね。

2008年10月20日(月)
知事選投票率が過去最低!?

 今週は「月曜だより」ですみません。
 19日(日)は新潟県知事選挙の投票日でした。現職の泉田裕彦氏が2期目の当選を果たしたわけですが、投票率の低さは、ある程度の予想はしつつも「過去最低」という結果には、ちょっとショックというところでしょうか。全県で46.49%。有権者の半数以上が投票に行かなかったということはどういうことなのか。民主党が候補の擁立を断念し自主投票としたことから、選択肢の幅を狭めたという議論は甘んじて受け止めるしかありませんが、やはり政治不信が根底にあるのでしょうか。
 色々と考えさせられた選挙結果ではありました。

2008年10月12日(日)
居座りは許されない!

 うーん。解散総選挙がずいぶんと先送りになりそうな雰囲気が、、、。麻生首相は、いやしくも「論文」(文藝春秋)で臨時国会の冒頭解散で国民の信を問うことを示唆していたのに、、、。新内閣の支持率があまりにも低かったので、金融不安を理由に「居座り」を決め込んだのか。
 そもそも、「アメリカがくしゃみをすると日本がカゼをひく」と揶揄(やゆ)されるほどアメリカ一辺倒の政策が今日の苦境を招いていることは明らかです。輸出産業にべったり依存するのではなく内需の拡大につながる政策を実行してこなかったツケがまわってきたわけです。
 「政権交代こそ、最大の景気対策」とも言われています。一日も早い解散総選挙こそ、首相としての責任ある判断だと強調したい。

2008年10月5日(日)
消された年金は何としても元にもどせ!

 年金得別便が送られてきました。私の分も連れ合いの分も幸に「もれ」はありませんでした。新たな問題となっている「消された年金」は、本当に許せませんよね。「消えた年金」は場合によってはケアレスミスということで言い訳もあるでしょうし、事故かもしれません。しかし、「消された」ものはまさに事件であり、何としても元に戻してもらわなければなりません。政治主導が求められます。

 今日5日は、「西川をきれいにする会」の総会と懇親会があり、参加してきました。地元の市議のほか、西村ちなみさんも含めて自民党・社民党の国会議員のみなさんが勢ぞろいで、時節柄もあり正直言って話題に困りました。

2008年9月28日(日)
中山さん、議員もやめますよね!

拝啓 中山成彬様
 長い間の国土交通大臣、お疲れ様でした。本来であれば、「日本は単一民族」・「成田はごね得」・「日教組が強いところは学力が低い」と失言ではなく「本音」を堂々と語った25日のうちに大臣を辞任するつもりだったのですよね。それを今日28日まで延ばしたのは、地元宮崎での会合で本音の中でも一番言いたかったことを強調したかったからでしょうか。27日までは本当に長い時間だったでしょうね。
 それにしても、たいしたものですね。憲法で保障された団結権をもとに結成されている労働組合に対し「ぶっ壊せ」などと信念に基づいた発言をされたわけですから、それなりの覚悟があってのことでしょう。
 もう思い残すことはないでしょう。憲法を否定することまで披瀝したわけですし、ましてや「道徳心」を大切にするあなたのことですから、当然議員も辞職なさいますよね。まあ今度の選挙には立候補しないというのが現実的な対応でしょうか。本当にお疲れ様でした。さようなら。

 今日28日は、恒例のアジア・アフリカ救援米の稲刈りあり、西蒲区の田んぼで連合新潟の皆さんと収穫の秋を楽しんできました。
 飢餓や貧困で食事もままならない国があり、減反をして、米を輸入して、その輸入米が「事故米」になり、食の信頼をボロボロにしている現状を憂えずにはいられません。

2008年9月21日(日)
人の尊厳をかけた闘い

 「金で買えないものはない」と悪びれることもなく豪語していた人が、時代の寵児として取りざたされていたのは、つい数年前のことでした。ここまで「本音」を言わなくても、「金儲けのためには何をしてもいい」と思っている拝金主義者が、あっちにもこっちにもはびこっています。
 不法・劣悪な労働環境や食の安心・安全の崩壊などなど。この世は、どこもかしこも不安の坩堝(るつぼ)と化してしまいました。
 人と人との信頼関係・友情など、金で買えないものはいくらでもありますよね。人としての尊厳や暮らしの安心を取り戻すための大きな闘いが今度の総選挙です。

2008年9月14日(日)
いよいよ決戦です

 いよいよ、総選挙が具体的なスケジュールとして語られるようになりました。最も早ければ、臨時国会の冒頭解散で投票日は10月19日というもので、この場合は新潟県知事選挙とのダブル選挙になります。遅くとも11月9日までには、間違いなく決戦が待ち受けているようです。
 いずれにしても短期決戦です。政権交代をかけて新潟1区の西村ちなみさんの3選と民主党に勝利のために私自身も奮闘するのみです。

 その前に、10日に開会した新潟市議会9月定例会での審議があります。30日までの会期ですがしっかり対応していきます。

2008年9月7日(日)
ウラジオでびっくりニュース!

 ウラジオストク訪問中の2日(火)夜に「福田首相電撃辞任」を知りました。実際の表明は1日(月)の夜だったわけですから、丸一日遅れでこのビッグニュースに接したことになりました。
 4日(木)に帰国し新聞やテレビニュースをじっくり見聞きし、何とか「浦島太郎」状態を脱したところです。

 「他人事(ひとごと)福田」の、まさに「投げやり」辞任以外の何物でもありませんよね。しかも2代続けて1年前後での辞任劇。昨年9月の安倍さんの時は「前代未聞」でしたが、今回はなんと形容しましょうか。
 自民党の皆さんは、何かというと「民主党には、政権担当能力がない」ということを言いますが、図らずも自らの能力のなさを露呈しているのが、この間の事実ではないでしょうか。

 自民党の総裁候補として次々の名前が挙がっていることから「活力がある」と評価している向きもあるようですが、これも見当違いも甚だしいと言わざるを得ません。総選挙に向けた「売名行為」そのものだと断じるしかありません。くれぐれも騙されてはいけません。

(写真はウラジオストク駅)

2008年8月31日(日)
ウラジオストクへ出発

 今日・31日(日)から9月4日まで、新潟市議会「日露親善議員連盟」の視察で極東ロシアのウラジオストクへ行ってきます。かつて多くの日本人が移り住み、この町からシベリア鉄道でヨーロッパへと向かった歴史もあります。しっかり視察をしてきたいと思います。

2008年8月24日(日)
雨に「ザワザワ」

 二十四節気の一つ「処暑」(23日)を迎え、朝晩は寒いくらい涼しくなり、夏も終わりかと思う今日この頃です。しかし、この寒気をもたらす低気圧が日本海に張り出してくると心配なのが集中豪雨です。
 昨年の8・28洪水で西区も含めた新潟市全体で浸水被害があったことは、皆さん記憶に新しいところだと思います。本降りの雨が数分も続くと「ザワザワ」するのは、私だけではないと思います。 そして今年も局地的短時間豪雨により、被害が発生してしまいました。
 被害にあわれた皆さんにはお見舞いを申し上げるしかありませんが、今後とも行政として出来ることを確実に実施させるよう注文をつけていきたいと思っています。

 さて、北京オリンピックが閉幕です。日本は、金9個を含むメダルは合計で25個という結果でした。特にソフトボールの優勝は本当に感動ものでした。選手の皆さんお疲れ様でした。

2008年8月17日(日)
「不戦の誓いを新たにする」なら

 15日は、63回目の敗戦記念日。各地で戦没者に対する追悼式・集会や平和を祈念する取り組みが行われました。
 福田首相は、政府主催の追悼式で「不戦の誓いを新たにする」として「悲惨な戦争の教訓を風化させることなく、史実を未来に引き継ぐ」と述べたとのことです。
 であれば、アメリカの戦争遂行に「NO」と言えない現状について、どう認識しているのか。このことに関する国民的な議論がもっともっと沸きあがることを切に願いながら、「平和の祭典」であるはずのオリンピックを観戦しているところです。

2008年8月10日(日)
平和を改めて祈念

 10日は、先の大戦で新潟市が一番空襲を受けた日で、死者は47名を数えました。この日にあわせて、平和記念碑が建立されている中央区の水戸教公園で、平和祈念献花式が毎年開かれています。
 参加者は約50名でしたが、仲間の市議と献花し、平和を祈ってきました。

 8日に開幕した北京オリンピック。平和の祭典の開幕に合わせるように、グルジアで戦闘が勃発しました。独立をめぐる難しい状況もあるようですが、戦争はなんとしても回避してもらいたいと願わずにはいられません。

2008年8月3日(日)
平和への誓いを新たにする「8月」

 今年も「8月」がめぐってきました。
 「ヒロシマ」・「ナガサキ」そして「敗戦記念日」、あるいは先祖供養を通じて、戦争の悲惨さに思いを馳せ、恒久平和希求の想いを新たにする「8月」です。

 福田首相が内閣を改造しました。特にどうということはあまりませんが、改造で支持率回復を狙ったようですが、その目論みは空振りというのが、新聞各社の世論調査でも明らかですよね。支持は横ばい、不支持が支持を上回っている状況に変化はありません。
 国民のみなさんが求めているのは、一日も早い解散総選挙です。

2008年7月27日(日)
柏崎ぎおんまつり大花火大会!

 26日(土)、柏崎市の「ぎおん柏崎まつり海の大花火大会」に行ってきました。昨年は中越沖地震のため中止だったお祭りです。
 実は、先週実施された「民主フォーラム」の視察行動などで、柏崎の遠藤市議が「是非とも」とさかんに宣伝していたので、つれあいと二人で出かけて来ました。
 圧巻は尺玉の300連発。腹に響く迫力満点の花火を楽しむことが出来ました。

 また、花火会場近くまでは、佐藤が池球場の駐車場から往復300円でシャトルバスが運行。これを利用したのですが、片道30分で結構スムーズに流れていました。詳細は不明ですが、参考になるやりかただと思いました。

2008年7月20日(日)
ナント市訪問2

 先週に引き続きまして、フランス・ナント市訪問の雑感です。

 1598年、長らく続いたフランスの宗教戦争に終止符を打つべく、新教徒(プロテスタント)に信仰の自由を認めた「ナントの勅令」の舞台となったナント市。歴史と伝統に培われた貿易都市としてのたたずまいを残す魅力的なまちナント市。

 古い町並みにあってとりわけ目を引くのは、公共交通機関の充実ぶりである。ナントメトロポール都市圏共同体モビリティ担当のジル・ファルジュ氏から交通政策全般について説明があった。3ルートあるLRTは総延長40キロメートルにも達し、バス路線も充実。何より無料で利用できるパークアンドライドがたくさん整備されているのは羨ましい限りだ。ステーションが79ヶ所もあるレンタサイクルも利用勝手が良さそうだ。車ではなく、人優先の思想が浸透しているからこその成果だろう。

 写真がLRT。運賃は1ユーロ(約173円)で1時間乗り放題(乗り換えOK)。もちろん各種定期券もあるとのこと。

2008年7月13日(日)
フランス・ナント市へ行って来ました

 7月7日(月)〜12日(土)まで、「新潟市議会フランス訪問団」の一員としてフランスを訪問してきました。一番の目的は、今秋にも調印が予定されているフランス西部の都市・ナント市との姉妹都市提携に向けた市議会としての対応です。日本とフランスでは市議会の機構にも違いがあり、説明は省きますが、担当の助役(市長も26人の助役も市議会議員から選ばれる)さんからも提携に向けて積極的な態度表明をいただきました。

 また、パリでは日本大使館への表敬訪問のほか、総務省が運営している「自治体国際化協会パリ事務所」でフランスの自治体事情も伺うことができました。

 それにしても「フランスは遠い」というのが率直な感想です。行きの帰りの韓国・ソウル郊外にある仁川(インチョン)空港での乗り換えでしたが、仁川とパリ・ドゴール空港間は約12時間。狭い座席で熟睡できるわけもなく、たいへんでした。

 写真は、パリ市内=凱旋門の屋上からエッフェル塔方面を望んで。

2008年7月6日(日)
ぽい捨て防止条例が成立

 1日に6月議会が閉幕。市側提案議案類は、すべて可決・承認となりましたが、後期高齢者医療制度の中止・廃止を求める請願は、保守系会派の「多数」により不採択で終わりました。悔しいですが、これも現実です。

 ぽい捨て防止条例が成立。
 正式名称「新潟市ぽい捨て等及び路上喫煙の防止に関する条例」は、吸殻・空き缶等のぽい捨てや路上喫煙で他人を害する行為を防止し、快適な生活環境を確保することを目的に制定するものです。
 具体的には、たばこの吸い殻・空き缶・空き瓶・ペットボトル・チューインガムのかみかす・プラスチックくずその他を「回収容器及び定められた場所以外に捨てること」の禁止と飼い犬がした「ふん」の回収義務を定めたほか、市長が別途定める「路上喫煙制限地区」(当面は新潟駅前・万代・古町周辺を予定)での路上喫煙を禁止するものです。
 違反した場合には、1,000円の過料(罰金)に処せられます。
 条例の施行は今年の10月1日。ただし罰金は来年の1月19日から。

2008年6月29日(日)
町内公園清掃!

 今日は、小針6丁目自治会の公園清掃日。あいにくの雨(農家の皆さんにとっては、待ちに待った恵みの雨ですよね。すみません。)にもかかわらず、約60人が集まり、町内の公園の草取りなどを行いました。年に2回のイベントで、終了後には自治会館で昼食懇親会もあり、とても有意義な一日になりました。役員の方、参加された皆さんご苦労様でした。

2008年6月22日(日)
「ディーセント・ワーク」で一般質問

 19日(木)、6月定例会一般質問で登壇しました。通算3回目の一般質問です。
 今回、一番力をいれたのは、ディーセント・ワークの実現に向けて、G8労働大臣会合を成功させた新潟市として、積極的に対応すべしということです。

 以下、質問要旨。
 G8労働大臣会合は成功裡に終わったとされているが、今後の取り組みが重要だ。労働環境は異常なほど厳しい。かつて、雇用自体がセーフティネットだったが、もはやその状況にはない。ディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)を確保する必要がある。国や経営者団体への対応強化と市の関連事業所の労働実態総点検を実施すべき。

 答弁は、
 日雇い派遣にかかる労働者派遣法改正の議論が国レベルで行われていることから、その動向を注視しながら、必要に応じて働きかけを行っていく。経済団体や労働団体との意見交換の場を提案していきたい。労働基準法の遵守について、市の関連団体などに指導するとともに、指定管理者制度における仕様書やモニタリング、立ち入り検査などで確認するほか、市のコンプライアンス条例などにより徹底する。

 今週は、常任委員会での審査が行われます。
 

2008年6月15日(日)
天災は忘れる間もなくやってくる?

 14日(土)午前8時43分頃、岩手・宮城内陸地震が発生し、死者9名・行方不明者11名(15日午後6時現在)の他、大勢の負傷者も出る大災害となってしまいました。ご冥福とお見舞いを申し上げる次第です。
 その時、居間でテレビを見ていた息子が、「地震がくる!」と緊急速報を聞いて叫んでから約10秒後くらいでしょうか。我が家も結構揺れました。「忘れた頃にやってくる」はずの天災が次々に発生している状況には、何と言ってみようもありません。「天災は忘れる間もなくやってくる」ようになったのでしょうか。

 さて、新潟市議会6月定例会が、13日に開会(7月1日まで)しました。今回は通算3回目の一般質問に立ちます。
 テーマは、@ディーセントワーク・A温暖化対策・B住宅用火災警報器の義務化対策・C米粉の普及拡大についてです。がんばります。

2008年6月8日(日)
狂乱物価だ

 先日ガソリンを入れました。30リットルで5,000円以上もしました。なんとリッター172円。ニューヨークの原油相場では、1バレル(約159リットル)=139ドルを突破したとのことです。食料品や日用品も軒並み値上げが続いています。スーパーで買い物をして、いざレジで支払いという段に、「びっくり」との人も大勢いると思います。7月には更なる値上げが予想されてもいます。

 まさに「狂乱」物価。7月のサミットでの緊急主要課題に浮上したとの報道もありますが、本当に何とかしてほしいというのが庶民の率直な思いですよね。

2008年6月1日(日)
再び「ディーセント・ワーク」!!

 5月11日のたよりでも「ディーセント・ワーク」について述べさせてもらいましたが、再度「ディーセント・ワーク」です。日本語に訳すとかえって、紛らわしかったり、偏った意味にとれたりすることもあるので、「ディーセント・ワーク」をはやらせたいというねらいもあり「ディーセント・ワークを確立しよう!」と何度も繰り返して訴えていきたいと思っています。
 それでも日本語では、どういう意味か?ということには「働きがいのある人間らしい仕事」と定義しています。
 偏った意味での和訳は「適正労働」です。これは、経済界の人が好んで使う傾向があります。誰から見て「適正」なのかはっきりしない、あるいは使用者側からみて「適正」とも解釈されかねませんので要注意です。
 6月13日から6月議会がはじまります。今回は一般質問の予定がありますので、「ディーセント・ワーク」をキーワードに質問を組み立ててみたいと思っているところでもあります。

 さて、今日6月1日は衣替え。さわやかにと思っていましたが、原油高を受けてガソリンが値上げとなりました。物価が上がっているのに賃金が上がらない状況も「ディーセント」ではありません。
 みんなの声を集めて、連帯してディーセント・ワークを実現しましょう。

2008年5月25日(日)
街頭でも署名活動

 24日(土)の午後、中央区の万代シティで民主党の「カンパ」と「署名」活動を行いました。
 署名は、後期高齢者医療制度の廃止を求める国会請願署名。カンパはミャンマー(ビルマ)のサイクロン・中国の四川大地震に対する救援カンパです。

 参加した西村ちなみ衆議院議員や県議・市議でマイクを握りながら、1時間強のとりくみでした。署名数は約150筆と集約することが出来ました。中には、自ら進んでこちらに近づいてきてくれて署名をしてくださるかたもおり、廃止を望む思いを感じることが出来ました。ありがとうございました。

2008年5月18日(日)
後期高齢者医療制度の廃止署名にご協力を!

 5月12日・13日に東京で民主党自治体議員フォーラムが開かれ参加してきました。テーマは税制や地方分権、そして医療制度など盛りだくさんの講演や分科会での相互討論ということで、たいへん参考になりました。
 とりわけ、後期高齢者医療制度については、この制度がいかに「うば捨て山」的に運用されようとしているかを改めて確認することが出来ました。

 これを受けてというわけではないのですが、今日(18日)は民主党新潟第1区総支部の臨時幹事会が開かれ、後期高齢者医療制度の廃止を求める国会請願署名運動が提起されました。議員も先頭にたって地域周りなどをしながら署名集めを展開することとしました。

 私も早速、ご近所に署名のお願いにお邪魔をしてきました。ほとんどの方が快く、そして民主党への注文もあわせて、署名に応じてくださり、夕方までに80筆をいただきました。ありがとうございました。
 署名に応じていただける方は、署名用紙などを送付させていただきますので、ご連絡をいただければ幸です。

2008年5月11日(日)
ディーセント・ワーク!

 今日11日から新潟市でG8労働大臣会合が開かれていますが、昨日10日には労働組合プレイベントいとうことで「ディーセント・ワークを求めて」と銘打って連合主催の集会が開かれ、参加してきました。

 ディーセント・ワークという言葉そのものが聞きなれないかもしれませんが、日本語にすれば「働きがいのある人間らしい仕事」あるいは「尊厳のある労働」といった意味で、1999年にILOが「ディーセント・ワークを確保すること」と提起しています。
 逆にいえばディーセント・ワークが確保されていない状況が世界的に広がっていることと裏腹の問題があるということです。

 ワーキングプアや過労死、偽装請負に日雇い派遣、そして最近では名ばかり管理者等など。ディーセント・ワークとは程遠い現状が日本を覆っています。そして、何とかしなければと多くの人が思っています。
 まずは、「労働は商品ではない」ということを訴えていかなければなりません。集会にパネラーとして参加したテレビでもおなじみの森永卓郎さんは「労働者がパーツ化させられている」として壊れたら(病気になったり離職したり)取り替えればいいんだとする経営者の思想劣化の実情を指摘しています。対策としては「連帯」と泣き寝入りをしないことだと強調していました。

 ディーセント・ワークを当たり前のこととして取り戻し、定着させなければなりません。

2008年5月4日(日)
今こそ生存権! −憲法61歳−

 5月3日は憲法記念日。今年も各地で「護憲」や「改憲」それぞれの立場での集会やイベントが開かれました。色々な議論が展開されることは大いに結構なことだと思います。

 さて、憲法と言えばやはり戦争放棄の第9条と生存権の保障を謳った第25条について話をしたいと思います。
 9条は有名ですから省略しますが、25条の条文を改めて確認してみたいと思います。
 「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。2 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。」
 要すれば、国民の生存権を権利として保障し、その実現のための「国の義務」を定めたものです。
 しかし、現実はどうなのか。貧富の格差は広がる一方で、将来展望を見出せない若者が「希望は戦争」と言わざるを得なかったり、国民健康保険料を払えずに病気になっても病院にも行けず、死亡したり、、、。

 憲法第25条の精神はますます重要になってきています。弱肉強食社会から、人々が安心して暮らせる社会に改革しなければなりません。
 国民の生命を守るのは軍事力なのか、それとも社会保障制度なのか。民主党も議論が必要です。

2008年4月27日(日)
メーデー万歳!

 26日(土)新潟市中央区の西海岸公園で第79回メーデー新潟県中央大会が開かれました。
 (恒例の陸上競技場が確保できなかったようで例年とは違った雰囲気でした)

 今年のメーデーのコンセプトは、
 「労働者の使い捨てを許さない、生活できる賃金、働きがいのある仕事、安心の社会保障を!」ということで、課題として
 「生活できる最低賃金、ワークライフバランスに向けた割増賃金の引き上げ」
 「働く者のための派遣法の見直し、非正規労働者の底上げと均等待遇」
 「全ての働く者に社会保障の適用、政権交代で連合要求実現」
を掲げています。

 非正規雇用が増大し、働く人の3分の1が非正規(約1,750万人)で、そのまま低賃金層を形成、年収200万円以下の生活困窮者があふれています。
 企業は6年連続増収増益ですがが、この間社員の賃金は増えていません。

 追い討ちをかけるように生活必需品が軒並み値上がりしているというのに、福田首相は「ガソリン税」を元に戻すと宣言している。生活者の実態を理解しようともしない態度が一番許せない!

2008年4月20日(日)
イラク空自は違憲!

 「イラク空自9条違反」。17日、自衛隊のイラク派遣をめぐる集団訴訟の名古屋高裁での控訴審判決で、「空輸先は戦闘地域」として「憲法9条1項に違反する活動を含んでいる」との判断が示されました。
 画期的な判決だと思いました。私の思いからすれば当然の判断だと考えますが、最近の裁判所は「高度な政治的判断」に伴うことがらには、色々と理由とつけて門前払いにしたり、明確な判断は示さないことがほとんどですから、驚きをもって受け止めたのも正直なところです。
 ただ、この判断を示したのは判決前に退職した裁判官だという事実も心しておかなければなりません。現役の裁判官では難しいとの話が、、、。

 昨年7月に亡くなった小田実(おだまこと・「ベトナムに平和を市民連合」などの活動で有名な作家)さんの論評集を丁度読んでいて、小田さんが「イラク派遣訴訟」の大阪訴訟団の代表だったことを知ったところでした。
 2006年7月の大阪地裁の判決は、原告には利益もなければ適切でもないとして、「棄却」と「却下」。小田さんは「裁判所は何のためにあるのか」との批判を忘れてはいません。
 天国の小田さんに知らせてあげたい判断です。

 小田さんの書「中流の復興(NHK出版)」より
 「戦争に正義はない。殺し殺される戦争の連鎖を、小さな人間に過ぎない市民が断ち切る」

2008年4月13日(日)
丁度1年、初心忘れず!

 朝日新聞が昨年の10月からシリーズ社説「希望社会への提言」を掲載してきましたが、一段落したことから、座談会を行い内容を12日に掲載していました。
 民主党の菅直人代表代行や自民党の与謝野馨前官房長官らの話を中心にしたものですが、とても参考になりました。
 私は、早大の川本裕子教授が、少子化対策として「子の数に応じて税率下げる」に共感するものです。基本的には国の政策にかかってくる課題ですが、新潟市として何が出来るのかについても議論を深めたいと思っているところです。

 さて、月日の経つのは本当に早いもので、感激の初当選から丁度1年が過ぎました。まだまだ勉強の日々ですが、初心を忘れることなく頑張ります。よろしくお願い致します。

2008年4月6日(日)
岡田克也副代表が来新

 昨日(5日)、新潟市中央区のユニゾンプラザで西村ちなみ衆議院議員の毎月恒例のオープンミーティングが開かれました。今回は、スペシャルゲストとして民主党の元代表でもある岡田克也副代表が講演するということで大会議室に大勢の参加者を集めて盛大に行われました。
 岡田副代表は、直近の政情ということで「日銀総裁問題」・「道路族の抵抗」・「ねじれ国会の成果」などの他、地球温暖化対策として「炭素」に課税する構想などを実直に語られました。
 参加者からも「若者と政治のかかわり」・「後期高齢者医療制度」・「食料」・「官僚」・「財政」・「医師不足」・「チベットと中国」の問題など、多くの質問があり岡田さんと西村さんがていねいに答弁するというやりとりで、予定の1時間30分があっという間に過ぎてしまいました。

2008年3月30日(日)
値上げの嵐!?

 いよいよ年度末です。4月1日に新たな旅立ちを迎える方も大勢いらっしゃると思います。元気に頑張ってもらいたいと念じるものです。
 しかし、「値上げの嵐」も待っています。牛乳・しょうゆ・電気・ガスに国民年金保険料も値上げです。輸入小麦の政府売り渡し価格が3割引き上げとなることから、パンやめん類への影響は避けられません。
 暫定税率の失効でガソリン代が値下げになりますが、政府・与党は4月末には衆議院で再議決を目論んでいるようですから、先行きは不透明と言わざるを得ません。

 今日(30日)は、民主党新潟第1区総支部の定期大会が開かれました。政権交代、最大決戦。西村ちなみ衆議院議員の3選勝利に向け、体制を強化することを確認し合いました。

2008年3月23日(日)
イラク戦争5年目に怒りを込めて

 19日の定例会最終日の採決を経て、新潟市の新年度予算案など市側提出の49議案が可決成立しました。
 しかし、と言うか、またしても、と言うべきか、議会構成からすれば当然の結果とも言えますが、議員提案の重要な「意見書」は、不採択となりました。
 これは、「在沖縄米海兵隊員による少女暴行事件等に関する意見書」と「海上自衛隊イージス艦『あたご』による衝突事故の原因究明と再発防止策を講じること等を求める意見書」で、保守系会派議員の反対で悔しい結果になりました。信じられないのは、「沖縄事件」については、被害者が告訴を取り下げているので、「そっとしておくため」というのが、保守系の皆さんの反対の理由だということ。ことの本質を見誤っていると同時に、告訴を取り下げざるを得なくなるほど、本当に切ない状況に追い込まれた被害者の心情に思いをはせることが出来ないとは、、、。

 今日23日、沖縄では抗議集会が開かれ、約6,000人が集まったとのことです。横須賀でも米兵が関与したとみられるタクシー運転手刺殺事件も起きています。イラク戦争5年目(20日が開戦日)の週に怒りを込めて、「戦争反対・軍隊はいらない」と訴えたい。

2008年3月16日(日)
大変ですが勉強に

 長かった2月定例会も来週19日(水)には、本会議での採決日を迎えます。連日、膨大な資料との格闘で、難しい判断をしなければならない場面もあり、正直「大変」でしたが勉強にもなりました。以下、概括的な報告をしたいと思います。

 一般会計3,307億円の新年度予算案を含め、我が市議会会派「改革ネット」では、市側提出の全議案について、賛成することで臨むこととしました。

 内容的には、例えば内容がはっきりしない「水と土の芸術祭」の準備経費として1億8千万円という大金を計上していることに対しては、「いかがなものか」との議論は当然ありました。これには、「当面は最低限の調査費だけに使用を限定する」よう求める付帯決議を総務常任委員会で確認したことから、予算案について賛成することとしました。
 他にも、後期高齢者医療制度については、国会で民主党などの野党が提出した同制度の廃止法案が審議中ですが、この4月1日から制度がスタートすることに伴い、市の条例などを制定や改訂するための議案がありあます。制度には反対ですが、国から課せられる自治体としての義務となるものですから賛成します。

2008年3月9日(日)
「はしかの予防接種」が拡大!

 今週の市議会は、常任委員会と全員協議会における部局長質疑で新年度予算案を集中審議。
 私が所属している市民厚生委員会では、健康福祉部など、市民生活に直結する事業の予算付けなどを確認しました。
 いくつかある新規事業のうち「はしか」の予防接種が、国の指示により「中学1年生と高校3年生相当年齢者」にも拡大されて実施されることになりました。現状は、「1歳児と就学前児童」のみへの無料接種だったものが最近の流行に対処するために拡大されるものです。
 昨年6月のはじめての一般質問でとりあげた施策。「国の指示」ということでは当然でもありますが、良かったと思います。
 学校などを通じて案内もされることになっていますが、是非とも接種を受けてもらいたいと思います。

2008年3月2日(日)
「いのちの食べかた」

 2月20日から始まった2月定例議会は、新年殿予算案等を審議する長丁場。3月19日まで続きます。カゼなどひかぬよう頑張ります。

 さて、今週は食のドキュメンタリー映画「いのちの食べかた」の宣伝です。中央区のシネ・ウインドで3月21日(金)までの上映です。私もなんとか時間をつくって観賞したいと思っています。
 以下、ウインドの映画紹介からの抜粋です。

 画面は、時に、とても美しく提示されています。収穫後、整然と巨大プールに浮いている無数のリンゴ、どこまでも続くヒマワリ畑、また、ベルトコンベヤーから弾丸のように箱詰めされるヒヨコたち。それらは動・植物ともに、命あるものというよりは、何か機械の部品のよう、、、。
 ナレーションや音楽がない分、私たちは自分の頭で映像に接することになります。音楽で感情をかき立てることもせず、道徳を説くこともせず、ひたすら淡々とカメラは目の前のものを映していきます。

2008年2月24日(日)
軍隊は国民を守らない!

 「海軍」のイージス艦「あたご」が漁船に衝突。漁船の父子は依然、行方不明。20年前の潜水艦「なだしお」事件の教訓はどうなったのか。軍隊が国民を守らないことが改めて明確になったとしか言いようがありません。

2008年2月17日(日)
寒空のもとで街宣行動!

 今日17日(日)、久しぶりに西村ちなみ衆議院議員・大渕健県議会議員と私で、西区内の街宣行動を行いました。黒埼エリアを中心にスポット街宣(辻立ち)も入れながら、議会報告や民主党の主張を訴えました。
 私は、一般会計3,307億円を中心とする新潟市の新年度予算案や、新たに設置された「雇用創出・拠点化促進担当部」がチキンと機能し、安定雇用の促進につながるようしっかりと審議・チェックしていくことなどを訴えました。
 寒風吹きすさび時より雪も舞うあいにくの天候でしたが、立ち止まって私たち3人の話を最後まで聞いてくださる方もあり、政権交代に向けた民主党の意気込みを伝えるとともに、こちらが元気をいただくことも出来ました。

2008年2月10日(日)
オットセイの死亡は、しかたがないが、、、

 先月、私の郷里・村上市柏尾の海岸で保護されたキタオットセイが死亡してしまいました。新潟市水族館マリンピアでは、えさも食べ始め排便も確認されていたことから回復を期待していましたが、残念な結果になってしまいました。これは、しかたがないことですよね。
 しかし、世の中、「しかたがない」では済まされないことが多すぎます。労働界は春闘の時期を迎え組合員(正社員)の賃上げ交渉と並んで、今年は非正社員の労働条件の改善が大きな課題としてクローズアップされています。派遣労働者約321万人を含め、勤労者の3分の1(約1,750万人)が非正規雇用にやむなく甘んじ、低賃金(平均年収約200万円)にあえいでいる実態は「しかたがない」ではすまされません。
 経営側・大企業の社会的な責任を果たしてもらわなければなりませんし、労働の規制緩和をしゃにむに進めた政治のありよう・流れを変えなければなりません。

2008年2月3日(日)
メタミドホス?

 何ともショッキングな事件がおきたものです。中国産の冷凍ギョウザに「メタミドホス」なる農薬成分が混入、何人もの方が中毒になったというのですからたいへんでした。今日3日現在、混入過程は明確になっていませんので、いちがいなことは言えませんが、消費者からすれば輸入食品や冷凍食品全般に対する不安感が広がることは当然でもあります。しかも検査体制は万全ではないとのことですので本当に困った状況です。
 それにつけても、この国の食料自給率が39%(カロリーベース)しかないことを思えば、軍事の前に「食料安全保障」について真剣な議論が展開されなければならないことを痛切に感じているところです。

2008年1月27日(日)
オットセイが我がふるさとに

 先日、新潟市水族館マリンピアに保護されたキタオットセイが漂着した村上市の海岸「柏尾」は、私の出身地です。新聞やテレビで見慣れた風景が報道され、何やら不思議な気分でした。わずか100軒足らずの集落が、ときの話題で盛り上がったということで、実家の母も興奮気味に話していました。

 さて、「ガソリン国会」について、色々と主張はあるのでしょうが、私は暫定税率を撤廃して「25円の値下げを実施すべし」に賛同です。
 民主党が、「国民生活第一」を標榜しているのは、単に大衆迎合しているのではありません。
 歴史認識や安全保障に関する認識は固定的に対応しなければなりませんが、国民生活を成り立たせるための優先順位は、状況によって変わることはあたりまえのことだと思います。
 民主党も「道路はもういらない」と言っているわけではありませんし、除雪なども含めた維持費は確保するとしていることにご理解をいただきたいと思います。
 また、温暖化対策のための「環境税」については、暫定などではなく別立てで議論しなければならないことも必要だと思っています。

2008年1月20日(日)
福祉灯油の詳細決まる

 昨年末に発表した、新潟市の低所得世帯に対する「緊急原油高対策灯油補助」の具体的な支給方法が明示されました。名称は「灯油購入費福祉特別給付金」といいます。対象となる世帯に5,000円が支給されます。
 対象となる世帯は、以下の通りです。
1.生活保護世帯
2.世帯構成員の全員が平成19年度分の市民税が課税されていない世帯のうち
 @65歳以上の高齢者がいる世帯(問合せ先=高齢介護課・TEL226-1261)
 A身体障害者手帳などを持っている人がいる世帯(障がい福祉課・226-1239.1243)
 B児童扶養手当またはひとり親家庭等医療費助成の受給者がいる世帯(こども未来課・226-1178)

 該当すると思われる世帯には、1月28日に申請書が発送されることになっていますが、例によって申請主義ですから、該当者が申請をしなければ、受給されませんので注意が必要です。
 受付期間もあり、1月30日から3月21日までとなっています。
 今日は、市役所からのお知らせ代行でした。(本日20日付の「市報にいがた」もご覧下さい)

2008年1月13日(日)
迫力の一斉放水!

 本日13日は、新潟市消防出初式が行われました。私も市民厚生常任委員会の一員として式典などに参加してきました。内容は、まず午前9時30分から中央区の西堀通を111台の消防車両による「分列行進」にはじまり、10時20分からは、萬代橋と柳都大橋の間の信濃川両岸からの一斉放水。放水はなかなかの迫力もので、多くのギャラリーから歓声が上がりました。
 ちなみに、新潟市の昨年の火災件数は146件で、人口1万人当たりに換算した出火率1.8は、全国の政令市の中で京都市に次いで2番目に低い数字です。

 さて、11日国会ではインド洋上の「無料ガソリンスタンド」を再開する新テロ特措法が、衆議院の「3分の2」条項で成立してしまいました。直後の世論調査でも明らかなように、国民の意思を無視した暴挙と断じたいと思います。民主党・小沢代表の欠席も残念でなりませんでした。

2008年1月6日(日)
謹賀新年

 新年あけましておめでとうございます。
 昨年は大変お世話になり、まことにありがとうございました。おかげさまで、中川征二さんの後継者として市議会で仕事をさせていただいております。今後も変わらぬご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。

 さて、2007年は「偽」に明け暮れた一年でもありました。今年は「真」の年にしたいものだと誰もが念じていることだと思います。
 しかし、政官財の癒着ぶりを垣間見るにつけ、大胆にメスを入れ、すべての「膿(うみ)」を出し尽くすのも必要なことだと考えているところです。
 そのためには、政権交代。今年中に確実な解散・総選挙において、民主党の躍進、衆議院でも与野党逆転を勝ち取り、新たな出発をしなければなりません。私も全力で奮闘する決意です。

 新しい年が皆様にとって少しでも良いことがあり、ご健康に過ごされますようお祈り申しあげます。

2007年12月23日(日)
人間の尊厳を守るためにこそ

 年も押し迫ってきまして、「1年を振りかって」という特集が新聞などでも盛んに取り上げられています。
 そんな中から、北海道大学の山口二郎教授の民主党に対する「注文」がストンと落ちましたので、紹介したいと思います。

 以下、山口先生の政治コラムより

 民主党は、国難打開の大連立などという奸計(かんけい)に耳を貸さず、参院選で示した「生活第一」というスローガンを具体化する政権構想を示すべきである。
 マニフェストに盛り込む具体的な数値よりも、どのような社会を作るかという思想や理想こそ、政権交代には不可欠である。新自由主義者が結託して進めた「小さな政府」路線に決別し、職業・性別・地域・世代に関係なく、人間の尊厳を守るというメッセージを伝えること、社会保障、地方財政、雇用など、生活を支えるための土台に対しては必要な資金を投入することを明確にすることこそ、民主党の使命だ。

 思わず「そうだ」と口にしていました。

2007年12月16日(日)
怒りを忘れずに!

 インドネシア・バリ島で開かれていた国連気候変動枠組み条約第13回締約国会議=COP13が閉会しました。
 2013年以降の温暖化対策の枠組み交渉の進め方をまとめた行程表「バリ・ロードマップ」に各国が合意しました。
 しかし、具体的な数値目標を明示することは出来ず、残念な思いが残りました。来年の洞爺湖サミットでの議論がますます重要になったと言えます。開催国・日本の首相が福田さんから小沢一郎民主党代表に替わっていることを念じるものでもあります。

 さて、今年の漢字一文字が「偽」。偽装などのニュースに明け暮れた1年でしたので、誰もが納得の文字でしょう。
 問題は、偽装や隠蔽の背景にある構造自体にもメスをいれる必要性を強調したいと思います。そのためにも怒りの持続は重要です。マスコミの責任も大きいものがありますが、私たち一人ひとりも怒りを忘れず注視していきたいものです。
 それにしても薬害肝炎問題や年金での首相(「公約違反というほどおおげさなものかな」など)や大臣の言葉の軽さは何としたことか。まさに怒り心頭ですよね。

2007年12月9日(日)
2度目の一般質問、無事終了

 7日、市議会一般質問の2日目1番で、2度目の一般質問を行いました。
 正直、やっぱり緊張しますね。
 答弁では、キノコの鑑定対策について、「早急に」検討との確認ができました。

 さて、自治体関係者にとって、今週の大きなニュースは、「総務省が『市町村破綻に複数指標』を採用」です。
 詳細は省略しますが、破綻と認定されると国の管理下での財政再建が義務づけられ、北海道夕張市のような住民の負担増や行政サービスの低下が想定されることになります。
 もちろん、市町村として財政の健全化に努力はしなければなりませんが、福祉を中心とした必要な住民サービスを維持するための財政措置はなんとしても確保しなければなりません。
 そのためには、国全体の税制のあり方も含めた議論も必要なことを強調しておきたいと思います。

2007年12月2日(日)
明日3日から12月議会-2度目の一般質問を行います

 明日3日(月)から12月定例議会が始まります。今回は2回目の一般質問を行うこととして準備をしてきました。今週は、その最終準備で資料と格闘の毎日となりました。
 以下、質問通告の内容です。

1.合併・政令市移行に関する現状認識について
 (1)合併の意義と課題の再確認
 (2)市政世論調査の結果から
2.地球温暖化対策について
 自然エネルギーを利用した市独自の発電施設を
3.キノコの鑑定などに関する保健所の対応について
 「対応できない」状況の改善を

 地球温暖化対策については、6月議会でも取り上げたことですが、今回はより具体的に、風力や太陽光を利用した発電のために実証施設をつくるべきだとの提言です。近い将来、新潟市の海岸線には風車が立ち並び、ビルや家々の屋根には太陽光パネルがさん然と輝いている、そんな風景を思い浮かべながら質問を準備しました。

2007年11月25日(日)
西村ちなみさんが県連代表に

 24日(土)、新潟市内のホテルで民主党新潟県連の第10回定期大会が開かれました。
 既にマスコミ報道もされていますので、ご存知の方も多いと思いますが、7月の参議院選挙で落選した黒岩たかひろさんを衆議院新潟3区(阿賀北・県北エリア)で擁立することなど、次期総選挙に向けた態勢づくりを確認しました。
 引き続いて開かれた10周年記念パーティには、本部から管直人代表代行も駆けつけ、政権交代に向けて力強くあいさつ。
 解散がいつになるかは不明ですが、民主党県連の代表に就任した西村ちなみ衆議院議員の3選、決して比例復活当選ではなく、1区での勝利をみんなの力で実現させるべく奮闘を誓い合いました。

2007年11月18日(日)
青い地球に感動!

 市議会農業活性化特別委員会の視察で、九州各地へ14日(水)〜16日(金)まで出かけてきました。
 それぞれの地域で頑張っている施設や農協を見学してきました。

 帰宅後、たまった新聞に目を通していましたら、うれしい記事を見つけました。
 「戦争より環境重視を」・ゴルバチョフ氏 という見出しです。
 ノーベル平和賞受賞者のゴルバチョフ元ソ連大統領が15日、立命館大学で環境問題をテーマに講演、「米国はイラク戦争に3兆ドル使っているが、なぜこの問題(環境問題)に資金調達できないのか」「どんな進歩があったとしても川や森、大気の汚染を正当化できない。環境は産業発展より重要だ」と強調したということでした。

 月の周回軌道上の「かぐや」が送ってきた青く輝く地球をご覧になった方も多いと思います。なかなか感動的な映像・写真ですよね。このかけがえのない地球をどう未来の子どもたちに引き継いでいくのか。今この時代を生きている大人の責任の重さを痛感しながら、温暖化対策ではまったく成果のなかったブッシュ・福田会談の記事を読んだ次第です。
(写真は、福岡市の市民農園にて) 

2007年11月11日(日)
正攻法=選挙で政権交代を!

 今週もやはり民主党・小沢代表の「留任騒動」についてです。
 もとより、一地方自治体の議員が大政党の党首の「腹のうち」など知る由もないことではありますが、しかしです。何があったにしてもこれでは、9月に「投げ出し辞任」をした安倍前首相を笑えないではないか、という気持ちは、留任したからと言って、簡単に拭い去ることはできないというのが今の心境です。

 以下、今日(11日)の朝日新聞4面の「耕論」での北海道大学・山口二郎教授の言を紹介し、みんなで考える材料にしたいと思います。

 今回の辞任騒動について、山口氏「一言でいえば有権者に対する裏切りだ」。
 連立について、山口氏「福田政権には民主的正当性がない。連立を議論することは、暫定政権を本格政権と認知することになる。協議に入り口でつっぱねるべきたった」。
 民主党はどうすればいいのか、山口氏「小泉構造改革の政策は、経済界の利益を最大限追求するものだった。自民党は働く人より日本経団連を代弁している。民主党が政権交代をめざすなら、その中で捨てられた部分を反映していくという原点に戻るしかない」。「メディアは自民と民主に違いがないと言うが、具体的な政策の優先順位の議論をしていけば、政党間の差はおのずと出てくる」。

 以上、私自身にとっても参考になるコメントでした。
 次期総選挙対策として、3区に黒岩氏を擁立することも含め県内の民主党公認候補も出揃いました。選挙という正攻法で政権交代をめざすしかありませんよね。

2007年11月4日(日)
さすがにビックリ!小沢代表が辞任?

 ビックリしました。「政治の世界、一寸先は闇」と言われていますが、正直に言ってさすがにビックリしました。
 民主党の小沢一郎代表の突然の「代表辞任表明」が今日(4日)の午後、報じられ、4時30分頃からの記者会見には釘付けとなりました。
 曰く「政治的混乱を生じたことで、党内外に対しけじめをつけたい」とのことでした。しかししかしです。参院選で大勝利を収め、今度の総選挙でも勝利し、いよいよ政権交代をと、意気込んでいるこの時期の代表辞任は、信じられませんし、残念でなりません。
 党の幹部は慰留につとめるとのことですが、難しそうですよね。
 明日(5日)から市民厚生常任委員会の行政視察で九州方面へ出かけます。当面の展開・成り行きは、「旅の空で」ということになりますが、なんだか落ち着かない感じになるかもしれませんね。

2007年10月28日(日)
中越大震災から3年

 今週はひたすら控室で書類整理や読書でした。
 そんな中でしたが、23日にはNTT退職者の集いがあり、一会員としてはじめて参加し、なつかしい人々と歓談することができました。また、24には村上高校同窓会の新潟支部総会・懇親会が開催され、それこそ28年ぶりに再会した同級生らと昔話に花をさかせて楽しいひとときを過ごすことが出来ました。

 10月23日といえば、中越大震災。あれから3年になるわけですが、復興ぶりが報道される一方でまだまだ苦しんでいる方々が大勢いらっしゃることから目をそらすわけにはいきません。
 そして、この中越地震発生とほぼ同時(10月25日)に就任した泉田知事の去就について、7月の中越沖地震などもあわせた災害対策との関連で、新潟日報が連載ものを展開しています。民主党としての対応についてはこれからの話になりますが、皆さんのご意見もお寄せいただければ幸です。

2007年10月21日(日)
新・市民病院が完成

 19日(金)、来月11月1日の開院を前に新・新潟市民病院の竣工式が行われ、参加してきました。
 場所は、中央区鐘木(鳥屋野潟南部)で新新バイパス女池インターから5分程度ですから、車では便利なところです。新潟駅からは遠くなりましたので、新たにバス路線もできますが、公共交通を利用される場合はちょっと不便かもしれませんね。
 新・市民病院の施設は充実しています。やはり新しく出来る病院だけのことはあるということでしょうか。
 特に、救命救急・循環器病・脳卒中センターの機能充実や総合周産期(出産前後の一定期間)母子医療センターの新設は期待も高いものがあると思います。
 また、医療情報システムの新規導入により、「患者さんにとって理解しやすい診療の説明、情報の開示」が受けられ、診察・支払いの待ち時間が短くなるとのことです。
 以上、今週は新・新潟市民病院の宣伝でした。もちろん「白い巨塔」、ましてや「虚塔」にならないよう願いながら、注視もしていきたいと思っています。

2007年10月14日(日)
ゴア氏がノーベル平和賞

 12日、決算委員会が閉会しました。分科会の意見・要望では全体的なことや個別課題についても自分なりに強調したいことを述べましたが、「新エネルギーの推進」については温暖化問題に絡めて具体的な要望をあげました。
 それは「自然エネルギーを利用した発電施設の実証実験をするくらいの意気込みで検討を」ということです。

 そんなおり、温暖化を警告し続けているアル・ゴア前米副大統領が、ノーベル平和賞受賞とのビッグニュース。来年夏の洞爺湖サミットにも大きな影響が予想されます。
 地球環境をめぐる状況は、「試合終了までのロスタイム」、残り時間はもう10年もないとの説もあります。石油などの化石燃料からの脱却が急務です。戦争が、非生産的で、人命軽視の悲惨なものだけでなく、石油も湯水の如く使っていることもご承知の通りです。

2007年10月7日(日)
国会から目が離せない!

 今週の市議会は、H18年度の決算委員会。新聞などではあまり報道はされませんが、決算の審査は来年度の予算にもかかわる大切な議論の場です。1期生の私にとっては具体的な施策の勉強の場にもなっています。12日まで続きますが、疑問点などは遠慮をしないでしっかり問いただしていきたいと思っています。

 6日(土)は、西区内で民主党の街宣行動を行いました。西村ちなみ衆議院議員・大渕健県議会議員とともにそれぞれの議会報告風にポイントポイントでミニ街頭演説をやりながら、民主党の宣伝をしてまわりました。
 来週から委員会での議論が始まる今臨時国会での課題は、インド洋上での海上自衛隊の活動を延長するかどうや年金問題・格差拡大に歯止めをかける法案の他、地震などの被災者に支援金を支給する「被災者支援法」など、重要な課題が目白押しです。
 場合によっては福田首相の問責決議が参議院で採択されるようなこともあるかもしれません。国会論議から目が離せませんね。

2007年9月30日(日)
武力によらない国際貢献

 28日、市議会9月定例会が閉会しました。先週紹介した「自治基本条例」は、審議を付託されていた総務常任委員会で「継続審議」扱いとなり、12月議会にむけて更に論議をつづけることになりました。
 可決・採択された議案や意見書などは29日の新潟日報紙上などでも報道されていますが、採択されなかった案件はなかなか報道されない傾向にあるようです。
 我が民主党グループの「改革ネット」と社民党系の「市民連合」及び「共産党市議団」が提出した「テロ対策特別措置法の中止を求める意見書」が、本会議での採決となりました。しかし、残念ながら(数の論理上は当然?)保守系会派(新潟クラブ・市民クラブ・公明党市議団)の圧倒的多数の反対で採択とはなりませんでした。

 その翌日の29日には、連合新潟地域協議会の「アジア・アフリカ救援米」の稲刈りが西蒲区和納の田んぼで行われました。「武力によらない国際貢献」の実践例として有意義な取り組みです。インド洋上でアメリカ軍の支援をすることと、飢餓に苦しむアジアやアフリカの子どもたちに食料支援をすること、皆さんはどちらに賛同されますか?

2007年9月23日(日)
国会も市議会も議論が大事!

 自民党の総裁に福田康夫氏が選出されました。麻生太郎氏と比較してどっちがどうかは、基本的に大きな違いはないと思っています。まずは、この間の「空転国会」状況を解消し重要課題の国会論戦を開始してもらいたいということが一番大事なことです。
 とりわけ、年金やテロ対策特別措置法の延長などの課題について徹底的に論議を深めてもらいたいと思っています。当然、民主党の対応も問われます。国際貢献ではなく、「アメリカ支援」でしかないインド洋上での給油活動を何としても中止するために、民主党としても腹をくくった対応が求められていることを認識しなければなりません。

 さて、市議会ですが、「自治基本条例」は新潟市民の権利や行政を担う責任者としての市長や議員の責務などについて明文化するものとして提起されています。今9月議会の目玉議案でもあります。私たち改革ネットでは「採択」の方向で議論をしています。ところが、他会派では異論が噴出し、すんなりとはいかない状況になっています。28日の採決日までもつれそうな雰囲気です。結論は次回に。(是非、28日午後1時30分からの本会議の傍聴を!)

2007年9月16日(日)
辞任?、「投げ出し」でしょう!

 2007年9月12日は、日本の憲政史上に汚点を残した日として後世に語り継がれることになるのではないでしょうか。そう、前代未聞の「無責任男」の日として。「辞任」と言えば聞こえはいいかもしれませんが、今回の安倍首相のやったことは「投げ出し」以外の何ものでもないと言わなければなりません。
 安倍首相の辞任は時間の問題だという声は、日々大きくなってきていたようですが、やめかたにもルールとかタイミングというものがあるというものです。臨時国会で所信表明演説をやり、さあ今日から各党の代表質問だというその日に、「やあーめた」と言い出した訳で、無責任の極み、としか言いようがありません。
 この日の夕方には、民主党として新潟駅前で緊急の街頭宣伝活動を行いました。私は、最初にマイクを握り、自民党の国会議員もあきれていることなどを紹介しながら、改めて政権交代の必要性を訴えました。
 実は、12日は新潟市議会9月定例会の開会日でもありました。今回の議会は予算の補正のほか、「自治基本条例」の制定に関する議案が提案されています。内容などについては、来週に。
 

2007年9月9日(日)
赤ちゃんポストの議論を深めよう!

 子捨てや産み捨てなどのニュースがあとを絶ちません。今年は長岡市でも女子高校生が事件を起こしてしまったことも記憶に新しいところです。熊本市の慈恵病院の「赤ちゃんポスト」が運用を開始し、マスコミでも大きく取り上げられましたが、断片的な情報しかなく背景や実態などについて勉強する機会をうかがっていました。
 そんな中、今日(9日)、新潟市の「新潟いのちを考える懇談会」の主催で「いのちのセミナー」が開かれ、赤ちゃんポストの先進国・ドイツの状況をビデオなどで研修することができました。
 ポイントはもちろん「命を大切にすること」の一点ですが、「赤ちゃんポスト」だけではなく、妊娠葛藤期から対応している「相談システム」にこそ、ドイツの先進性を垣間見ることができます。
 そこでは「産むための情報」や「産まない方法」を紹介しているのはもちろんのこと、例えば学生が妊娠した場合、「赤ちゃんを育てながら通える学校」や近所の目が気になる人には別地域での「産み育て住宅」を紹介したり、養子に出すことの案内もしているとのこと。
 更には「匿名出産」ということで、相談の結果、自分で育てないことを決めた場合に身元を明かさず、費用を負担せずに病院で出産できる制度もあるとのことでした。
 日本で、あるいは新潟市でいきなりここまでの制度は難しいと思いますが、「相談」の窓口くらいはもっとたくさん必要だとは思いますよね。皆さんのご感想・ご意見をうかがえれば幸です。
 

2007年9月2日(日)
8.28水害発生

 28日早朝3時30分過ぎから1時間に70oの土砂降り。西区の大堀幹線周辺は1998年の8・4水害以来の洪水に見舞われてしまいました。私は降り始めの雨音で一旦は目覚めましたが、10分程度で小ぶりになったので、安心してまた眠ってしまいました。しかし、再度強くなった雨脚に気付かなかったの不徳のいたすところです。7時前に被害にあわれた支援者の方から連絡をいただき、現地を歩いてみましたが、本当に大変な状況だったことがわかりました。「時間あたり50ミリまでは大丈夫」というのが大堀周辺の排水能力で、「70ミリ超」の雨は、「想定以上」のため対応できなかったというのが市側の見解です。しかし、これでは納得できません。ポンプ稼動のタイミング等の課題もあることからもう少し担当者の話を聞いたりして調査をしてみるつもりです。
(写真は、アスファルトごと隆起した大堀幹線道路上のマンホール)

2007年8月26日(日)
初視察!

 22日(水)〜24日(金)、市議会会派「改革ネット」のメンバーで北海道の日高町と札幌市に行政視察に行ってきました。日高町は周辺の日高支庁内の町村とともに「行政サービス制限条例」を定めています。これは、「税金の滞納者には行政サービスを制限する」という極めてわかりやすい論理ではありますが、滞納状態に陥っている人ほど行政サービスを必要としている可能性が高いとも思われるます。制定までの議論や効果などについてお話を伺いに出かけた次第です。実態は「条例を制定した」というアナウンス効果をねらったもののように感じました。背景には地方交付税の削減を企図した国の政策があることは明らかで、地方切捨ての論理がこういったことにも影響を及ぼしていることを痛感した視察となりました。
(写真は札幌駅ビル「T38」の展望台にて)

2007年8月19日(日)
お盆でお墓参り

 今週は、お盆休み。私も村上市の実家に家族とともに亡き父も眠るお墓参りに行ってきました。東京にいる長男や京都にいる弟も集って、ちょっとのんびり出来ました。15日の敗戦記念日の正午には集落中に1分間のサイレンが鳴り渡りました。すべての戦争犠牲者に対し黙祷を捧げました。
 17日(金)には、NTTOBの先輩の案内で中央区水道町にある新潟市立・市営の知的障がい児の通園施設「明生園」を見学させていただきました。お忙しい中、応対してくださった園長さん、ありがとうございました。

2007年8月12日(日)
慰霊の夏

 今週は慰霊の週となりました。まずは6日(月)、市役所前で原爆犠牲者慰霊式に参加。市長らと献花をしました。
 もちろんこの日は「ヒロシマ」の日。秋葉広島市長は今年も明確にして感銘深い「平和宣言」を表明しました。それに比べて安倍首相のあいさつの何と空疎なことか。曰く「憲法の規定を遵守」・「国際平和を誠実に希求」し「今後とも、被爆者の方々の切実な声に真摯に耳を傾け」るんだって。しらじらしいとはまさにこいういことだと思います。
 それでもしかし、被爆者の皆さんの現実は本当に切羽つまったものがあります。原爆症の認定基準の見直し等、具体的な課題について、民主党も本気になって、党派の利害を超えて、被爆者援護の施策を実現するため奮闘してもらいたいと思います。
 私たちも実相から目をそらしてはなりません。そこでお勧めです。シネウインドでスティーブン・オカザキ監督のドキュメンタリー「ヒロシマ・ナガサキ」が上映されています。17日までですから、このお盆休みに是非ともご観賞を。
 また、10日(金)は中央区雲雀町の水戸教公園にある「平和祈念碑」への献花式もあり、平和を祈念しました。

2007年8月5日(日)
花火は大好き

 今日(5日)は、新潟祭のフィナーレ・大花火大会でした。午後7時15分から9時までの2時間弱、信濃川の右岸で1年ぶりの花火を楽しみました。ラスト前の政令市移行記念の「エボリューション(進化?)」が、さすがに楽しめ、思わず大きな拍手を送っていました。実は私、花火大会大好き人間でして、いつかは、秋田県の大曲全国花火コンクールを観賞したいと密かに思っているんですが、いつになることやら、、、。

2007年7月30日(月)
黒岩さん残念

 黒岩惜敗。29日午後11時過ぎ、塚田氏当確に次いで森ゆうこさんの万歳シーンがテレビに流れると、さすがに黒岩事務所は沈痛な空気に包まれました。残念・無念。それでも、最後まで当選を信じて開票観戦に集まった支持者は、黒岩たかひろさんの「感謝のあいさつ」に、惜しみない拍手でこたえました。
 それにしても選挙は怖い。あるいは「通説通り」ということか。選挙戦の前半に「安泰」「リード」などと伝えられた候補が苦杯をなめるということが、そのまま黒岩陣営に起こるとは――。正直、私もショックです。

 一方全国的には、民主党が圧勝。自民の37人に対し、民主はなんと60人が当選し、参議院における「第一党」となりました。情報労連・NTT労組の「吉川さおり」候補も無事初当選。30歳の参議院議員の誕生です。ご支援いただいた皆さん、ありがとうございました。

2007年7月22日(日)
16日午前10時13分!

 海の日の休日・16日午前10時13分、民主党の県連車で朝からの街宣行動の休憩ということで、大渕県議の事務所で一休み中でした。揺れる揺れる。柏崎市周辺に甚大な被害をもたらした中越沖地震の発生でした。もう街宣どころではありません。街宣車を新潟市新光町の民主党県連事務所に戻し、私は市役所へ状況把握に出向きました。ちょうど正午から開かれた新潟市の危機管理防災課の会議報告を議会事務局から聞きました。その時点では、新潟市内における人的被害はない模様とのことでした。それから、県連に再度戻り、柏崎現地へ向かう民主党の県議団を見送り、今度は1区総支部(西村ちなみ事務所)へ。しばらく、テレビに釘付け。柏崎原発から黒煙がもうもうと立ち上るのを見たときは、さすがに「こりゃあ、ヤバイ」と感じたのは私だけはないと思います。そんなかんやで、本当にあわただしく大変な1日になりました。
 その後の被害状況は皆さんご承知のとおりです。亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被害にあわれた皆様に心からお見舞い申し上げます。

2007年7月15日(日)
大和さん、安らかに

 11日(水)、私の大先輩でもある元新潟市議・大和吉男(やまとよしお)さんが亡くなりました。享年79歳。私たちNTT労働組合に関わった者や新潟で政治に携わった人たちからすれば、まさに「巨星おつ」の感に見舞われたといっても過言ではないと思います。
 大和さんは1963年、34歳で新潟市議に初当選。当時の最年少新潟市議の誕生でした。以来7期28年に亘って新潟市議を務め、社会党市議団の団長はもとより、市議会の副議長も歴任された方です。
 「たとえ、新潟という一地方の自治体であっても、『民主主義の何たるか』についてしっかりと議論することが、市議会議員にも求められる重要な政治資質だ」。私の信条とも言えるこの基本的な考え方を教えてくれたのは、何を隠そう、大和吉男さんその人でした。
 時間がとれたrら、ゆっくりと囲碁でも教えてもらいながら、近況報告をしなければと思っていましたが、残念でなりません。今は只、安やかにお眠り下さいと申し上げるのみです。
 合掌。

2007年7月8日(日)
消防操法大会?

 今日8日、西区にある新潟市消防訓練場で、市内の消防団による「消防操法大会」が開かれ、議会の市民厚生常任委員会に所属する委員ということで、来賓として参加しました。
 「操法大会」というのは、ポンプ車や小型動力ポンプから1本20メートルのホースを3本つないで、放水に至るまでの手順やチーム内の連携の確実性などでポイントを競う競技会です。実際に放水をするわけではありませんが、参加者の「真剣勝負」にかける思いが、キビキビとした動きから伝わってきました。
 地域の消防団に感謝の思いを新たにした大会でした。
 結果は、ポンプ車・小型ポンプとも全国大会の常連でもある西区の赤塚分団が優勝しました。それぞれの2位チームと合計4チームが8月に行われる県大会に出場します。

2007年7月1日(日)
市議会でも「強行採決」!?

 6月29日(金)、6月議会が閉会となりました。しかし、最終日にとんでもないことが起こってしまいました。
 まさか、国会をまねしたわけではないと思いますが、新潟市議会の議会運営委員会でも「強行採決」が行われてしまいました。新聞でも報じられましたので、ご存知の方も多いと思いますが、議場における「日の丸」掲揚が多数決によって決せられてしまいました。
 「国民の間に色々な議論のある『国旗』問題で市議会が混乱するのは、望ましいことではない。実施する場合は『全会一致』で」ということを昨年9月に確認したばかりです。この確認を反故にして、保守系2大会派の「数の論理」で押し切られてしまいました。残念、無念としか言えません。改めて、議会を「議論の場」にすることが重要だと思い定めたところです。

 さて、今日(7月1日)は、午後から民主党の広報車で西区内の街宣行動を実施しました。訴えは、もちろん7月29日投票の参議院選挙。強行採決を連発する自民・公明政権に鉄槌を下すため、「民主党の候補者を!」とマイクを握って来ました。
 またまた、飛び出した閣僚の舌禍事件、久間防衛大臣による原爆投下は「しょうがない」発言を糾弾。「しょうがない」とするのは、原爆を落とした側の論理。唯一の被爆国として核兵器の廃絶を訴えなければならない日本の政治家が言うべき言葉ではありません。ましてや、まだまだ被爆者として原爆病に苦しんでいる人が大勢いることを長崎県出身の久間氏が知らないはずがないですよね。
 こんなことも話しながら、今回の選挙の争点は「安倍晋三総理の存在そのものだ」と訴えました。

2007年6月24日(日)
緊張の初質問!

 21日(木)午後4時20分、「次に加藤大弥議員に発言を許します」と議長。「はい、議長」と応じ、いよいよ初質問。持ち時間30分の内、約25分を使って予定した原稿を読み上げることが出来ました。あとでわかったことですが、言葉の言い間違いも結構あり、「さすがに緊張した」というのが率直な感想です。次回に向けて反省点もはっきりしていますので、可能なら9月議会でリベンジを、と思っているところです。

 さて、今週の国会でのニュースは何と言っても「会期延長」。強行採決を繰り返してきた今国会で「重要法案の成立には延長も止むなし」との自民・公明両党の言い分には、「何を今更!」と言わざるを得ません。ましてや成立させたい「重要法案」とは、高級官僚の天下りを「公認」するがごとき「公務員制度改革法案」など。「年金問題のほとぼりを少しでも冷ましたい」とする策略が見え見えなのは、衆目の一致するところです。
 結果、参議院選挙の日程が1週間先送りとなり、投票日は7月29日となりました。投票日がどうなろうと、自民・公明与党の過半数割れに向けて頑張るしかありません。

2007年6月18日(月)
初質問は、21日(木)午後4時頃からか

 本日(18日)午後0時5分、一般質問の事前通告が締め切られ、即、質問順の抽選が行われました。
 通告者は合計で23名。このうち6つある会派の代表者は別枠で会派の人数の多い順に1〜6番が決まっているので、残りの17名でくじを引きました。
 結果、私は14番。トータルでは20番目なので、出番は21日の午後4時頃からになりそうです。質問の持ち時間は一人30分ですが、まるまる使う人もいれば、短い人もいるので、出番の時刻は「だいたい4時頃か」となりますので、よろしくお願い致します。
 以下、本日提出した「質問通告」の骨子です。


1. 地球環境の危機について
(1) 地球温暖化の現状認識やいかに
(2) 新潟市での具体的な対策として
 「バイオエタノール米」等

2. 経済格差の拡大について(来年は新潟で労相サミット)
(1)働く貧困層(ワーキングプアー)の解消にむけて
(2) 最低賃金の改善に向けてアクションを

3. 洪水対策について
(1) 洪水発生時の地域住民周知の徹底を
(2) 高吸水ポリマー製土のうの活用に向けた検討状況やいかに

4. 「はしか(麻しん)」の撲滅にむけて
(1)麻しん・風しんワクチンの2回目接種状況(推定87.6%)に対する認識
(2)無料の2回目接種を「18歳以下」までに拡大すべく市長の英断を

2007年6月17日(日)
来週は、いよいよ一般質問

 今週は、いよいよ来週の20日(水)か21日(木)の本会議での一般質問の準備で、正直「難儀」しました。
 明日18日(月)の12:05が事前通告の締め切りで、1分でも遅れれば質問が出来ないとのことです。
 質問時間は30分。読み上げる速さにもよりますが、字数にして約8,000字の質問書を仕上げなければなりません。
 何とか形になりましたので、当日までの間に最終チェックをしたいと思います。
 ちなみに、質問順は会派代表質問を除いて抽選です。明日の事前通告の締め切りののちすぐに行われます。明日中に「号外」として、だいたいの質問実施日時をアップしますので、ご確認の上、可能な方は傍聴に来ていただければ幸です。

2007年6月10日(日)
白根大凧合戦、最高!!

 5日(火)、県内唯一の外国人学校である、朝鮮初中級学校の「オープンキャンパス」に参加し、県内の大学生ら115人とともに授業を見学してきました。カリキュラムは県内の公立小中学校と同一のものにプラスして母国語として「ハングル」の授業があるとのことでした。篠田新潟市長は、同校への補助金の扱いに関して「授業内容を確認したい」としていますが、「来校されたことは、ない」と校長先生はおっしゃっていました。有言実行を!

 今日(10日)は、白根大凧合戦を観戦しました。初めて行きましたが「はまり」ます。連合新潟地協も5万円也のスポンサー料を払って24畳の大凧を挙げました。残念ながら、相手方の凧とは絡むことが出来ず、引き合いにはなりませんでしたが、参加者は一様に興奮した面持ちで「来年もやりたい」と話していました。
 新潟市の貴重な観光資源でもあります。ますますの発展を願いました。

2007年6月3日(日)
中川さん、ありがとうございました!

 5月31日(木)、「中川せいじさんに感謝し、加藤ひろや市議誕生を祝う会」が情報労連・NTT労働組合の主催で開かれました。以下、中川さんへの感謝のことば。

 中川さんは私の恩師・新潟での父親的存在として尊敬し絶対の信頼を寄せさせていただいている人です。新潟市議としては4期16年間のご活躍でしたが、旧全電通時代から含めれば、40年以上の長きにわたって、私たちのリーダーとして、チャンピオンとして常に闘いの先頭に立って頑張ってこられました。本当にありがとうございました。

 「しばらくは、のんびりして下さい」と申し上げるべきかもしれませんが、時代はまだまだ中川さんを必要としています。個人的には市議会における作法やアドバイスなどをお願い致しますが、この国の政治状況、とりわけ「戦争をしない国」を続けていく為には、中川さんのご奮闘も必要です。まさに正念場ともいえる日々が続いています。お身体と相談しながらの活動になることを承知しつつも、ご尽力をお願いする次第です。

 これからもどうぞよろしくお願い致します。

2007年5月27日(日)
臨時議会で初入場

 25日(金)市議会5月臨時会が開かれ、議場に初入場をしました。
 議題は、議長・副議長の選出や各議員の常任委員会の構成の決定などでした。新聞報道などでご存知の方も多いと思いますが、保守系の2大会派からそれぞれ議長(市民クラブ)・副議長(新潟クラブ)が選任されました。

 新潟市議会の常任委員会は「総務」・「文教経済」・「市民厚生」・「環境建設」の4委員会がありますが、私は市民厚生委員会に所属することが正式に決定しました。希望通りの委員会です。福祉の課題などについて委員会でも積極的に発言していきたいと気持ちも新たに勉強に励んでいるところです。

 みなさんからも「それってどうなの?」といった素朴な疑問や具体的な問題に対するご意見・ご質問をどしどしお寄せいただければ幸です。

 (写真は、「新潟市議会議員」の肩書きの入った新しい名刺です)

2007年5月20日(日)
全国比例は「吉川さおり」(30歳)をよろしく!!

 13日(月)、ついに、予定通り?「憲法改悪手続法」でしかない国民投票法が成立してしまいました。決しておおげさではなく、正面切って「戦争のできる国」に向かって、また一つステップが踏まれてしまいました。
 おりしも安倍政権の支持率低下が止まり、「安倍首相は政権運営に奇妙な自信を持ち始めたようだ」との指摘もあり、7月の参議院選挙で与党が過半数を確保するようなことになれば、改憲への動きが加速することは火を見るよりも明らかです。
 参院選の投票日は7月22日と予想されています。投票日までのちょうど2ヶ月間は、まさに戦後民主主義を守れるかどうかの決戦の時でもあります。

 私の所属する情報労連・NTT労働組合は、今回の参議院選挙に組織内候補として「吉川さおり」さん(30歳)を民主党の全国比例区に擁立して戦いを挑んでいます。
 私も「吉川さおり」さんの必勝に向けて全力で頑張らなければならないと決意をしているところです。新潟選挙区の黒岩たかひろ・森ゆうこ両参議院議員ともども全国比例の「吉川さおり」をよろしくお願致します。

 ※「吉川さおり」ホームページ http://yoshikawasaori.com/

2007年5月13日(日)
「まちづくりトーク」にご参加を!

 10日(木)午後7時から西区役所本館で「まちづくりトークin西区」(旧名称=市長と語る会)が開かれました。住民の皆さんが篠田市長と直接対話をすることができるということもあり、100名以上の参加者を得て、盛会でした。私は市議という立場で傍聴をさせていただきましたが、たいへん勉強にもなりました。特にゴミの有料化問題では、まだまだ周知・啓蒙不足がはっきりしましたので、新潟市側の対応を求めていきたいと思いました。

 実は、今回の西区の集まりには、西区役所から直接案内がありましたので出席をしたわけですが、新潟市のホームページで調べてみましたら、5月中にすべての区で開催することがわかりましたので、今日(13日)は中央区の会合にも一市民の立場で参加して来ました。こちらでも違った面での質問・意見が出され、たいへん参考になりました。皆さんも是非参加してみてください。
 新潟市のホームページ「まちづくりトーク」日程URL
http://www.city.niigata.niigata.jp/info/koho/kocho/machi-talk/19-1/nittei.html

 12日(土)の午前中には旧岩室村にある連合新潟の「アジア・アフリカ救援米」田で田植えがあり、参加しました。国際貢献は「武力」ではなく「米」もあるぞと連帯のあいさつをさせていただきました。
 この日の夕方には民主党第1区総支部の大会も開かれ、あいさつの場面がありましたので、選挙のお礼とあわせて市議会における会派「改革ネット」の幹事長に就任したことを報告させていただきました。がんばります。

2007年5月6日(日)
平和憲法が危機に! 一人でもできることを一人でも実行!!

 大型連休、みなさんはいかがお過ごしでしたでしょうか? 私は、5月いっぱいは「当選御礼あいさつまわり」。感謝の気持ちで、支持者宅を訪問していました。「おめでとうございます。よかったですね」を声を掛けられ、こちらも思わず微笑んでいます。

 しかし、5月3日の憲法記念日は街頭に出て「還暦を迎えた日本国憲法が危機に瀕している」ことを西区内の9ヶ所で必死に訴えました。「国民主権」「基本的人権の尊重」「平和主義」の3本柱の中でも憲法前文と9条に示された「戦争放棄」「永久平和の誓い」が風前の灯と言っても過言ではない状況だということを話しました。「憲法についてみんなで考え、話し合いましょう」。そして、「許せないことには、みんなで『声』を出していきましょう」と声をはりあげました。

 うれしかったことは、寺尾台のセサミさんの通りでマイクを握っていた時に、立ち止まって聞き入っていた初老のご夫婦が、拍手をして下さりながら「市会議員が憲法問題で話をするとは、たいしたもんだ。これからもがんばれ!」と声をかけてくれたことです。(一人街宣だったので、写真を撮れなかったのが残念)

 今日の憲法「改悪」論議で忘れてはならないこととして、今現在、憲法が暮らしに生かされていない状況があることも指摘しなければなりません。例えば「生存権」としての25条に照らして、私たちの暮らしが「健康で文化的な最低限の生活」が保障されていないことについて、もっともっと怒りの声を発していかなければならないと思っています。(もちろん、街頭でも訴えました)

 安倍首相が、明確に「憲法を改正したい」とその本性を丸出しにしてきている以上、私たちもうかうかしてはいられません。職場で、地域で、家庭で憲法について話をしましょう。一人ひとりが「一人でもできることを一人でも実行する」ことが、今こそ求められていると思います。もちろん仲間といっしょに行動することが可能な人は、仲間をどんどん増やして頑張りましょう。

 是非、前文や9条・25条などは声に出して読んでみて下さい。(「日本国憲法」で検索OK)

2007年4月29日(日)
第78回メーデー万歳!

 28日(土)、第78回新潟県中央メーデーが新潟市で開催されました。
 私も民主党の議員団の一員として陸上競技場での街宣行動から参加してきました。
 初当選のお礼や、働く仲間のみなさんへの連帯のあいさつとあわせて、「財界主導の労働者いじめである『やらず、ぼったくり』を許さない為にも、この夏の参議院選挙で民主党の躍進をはかり、政治の流れを変えましょう」と訴えてさせていただきました。

 今年は、新潟県でも初めて5月1日ではなく、「大型連休初日」という開催日になりましたが、スタンドには空席が目立ち、残念な参加状況だったようです。翌日のマスコミ報道も新潟日報は写真入りで紹介していましたが、朝日新聞の新潟版では記事にもしていませんでした。労働組合の組織率が低下しているとはいっても、「朝日さん、それはないんじゃないの?」とつぶやいてしまいました。みなさんはどのようにお感じになりますでしょうか?ご意見などをお寄せいただければ幸です。

2007年4月22日(日)
統一選後半当日、新潟では大変なことが!

 全国注視の参議院議員補欠選挙と統一自治体選挙後半の投票日となった今日。参院補選では、福島では民主党の増子輝彦候補は大差で勝利を納めましたが、沖縄では野党統一候補の狩俣吉正候補が惜敗ということで、残念な結果となった。しかし、沖縄の投票率は47.81%とということで50%にも届いていません。この選挙結果からして「沖縄での基地問題の方向性が見えた」等とする与党やマスコミ論調にくみする訳にはいきません。

 自治体選では、長崎市長選で、元市統計課長の田上氏が銃撃されて亡くなった伊藤市長の娘婿を破り、夕張市長選では地元出身の藤倉氏が初当選を果たしました。また、「4分の1」条件をクリア出来ず「当選者なし」で、やり直し選挙となる宮城県加美町長選など、話題にはこと欠かない日々が続きそうです。

 そして、出身地である村上市議選では、民主党公認の本間清人候補が758票を獲得し、保守基盤の強い村上で民主党の議席を確保しました。お手伝いを精力的に実施してきましたので、2期目とはいえ選挙戦での初勝利をともに祝いあいたいと思います。

 ところが、この日の夕方から夜にかけて我が新潟市西区五十嵐一の町および五十嵐東3丁目地内では大変のことが起こっていました。限られた地域ではありましたが、「道路が川状態」となり交通が遮断されたり、種まきをしたばかりの畑に下水を含んだ雨水が流れ込むはで、住民の皆さんは心配で不安な一晩を過ごすことになってしまいました。状況説明のなさに憤慨している方も多くいらっしゃいました。詳細な被害状況や原因は不明ですが、徹底究明と再発防止策を求めたいと思います。
(写真は私・加藤ひろやが撮影)
 





2007年4月15日(日)
村上市議には「ほんま清人」43歳を!!

 時が経つのは本当に速いもので、感激の初当選から、あっという間に1週間が過ぎ去りました。お礼のあいさつ訪問や電話がけを行ってきましたが、今日・15日は統一選後半の市長・市議会議員選挙の告示日でした。

 私は、郷里でもある村上市議会議員選挙の応援で「ほんま清人(きよひと)」市議の出陣式に伺い、中学の同級生などを紹介してきました。
 保守地盤の県北で「民主党」の旗を鮮明にして、2期目に挑む43歳の若者に尊敬も含めたエールを送ってきました。
 ほんま市議は、昨年の市長選といっしょに行われた補欠選挙で無投票での初当選でしたので、選挙の洗礼を受けるのは今回が初めてです。民主党の公認候補として絶対に負けられない戦いでもあります。

 村上市民の皆さん、そして村上市にゆかりのある皆さん、本間清人さんの再選に向けて応援をよろしくお願い致します。

「ほんま清人」後援会事務所
〒958-0852 村上市南町2-12-17
TEL 0254-52-0400 FAX 0254-53-4876
 

2007年4月9日(月)
当選御礼

 あっと言う間の9日間が過ぎ去りました。おかげさまで、なんと6,864票。想定外のトップ当選で初勝利の栄誉をいただきました。ほんとうにありがとうございました。
 初心を忘れることなく、「まっすぐ、真剣に」精進・努力をいたします。
 今後とも、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い致します。

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