活動は手広く

ロマンス再び、その道行き

さて、旅行に行くときは計画的に行わなくてはいけませんね。当日に夜バスチケットを取ろうと思ったのですが、全て満席です。
新宿→東京へと移動したのにも関わらず、結局夜バスは諦めなければなりません。
「新幹線は嫌だな。高いから」と思っていまいしたら、同行者も同意見だったようで助かりました。このまま「しゃーないな。じゃあ、新幹線でいく?」とか言われたら、赤貧財布の所持者としては行った先で飲まず食わずで過ごさなければならない所でした。(勿論新刊も買えません) どうにか夜行快速をつかまえる事が出来、大阪にたどり着けたのでよかったです。 快速は予期していたよりも狭く、さらに椅子を向かい合わせてボックスにしていた為狭く無茶な体制で夜を明かすことになりました。途中どう見ても普通じゃない酔っ払いっぽい人が隣に座ってきて怖かったです。(二人掛けを一人で座っている男の人が沢山いたのにも関わらずを女三人のボックスを選んで座る神経が分からない。その後一升瓶を片手に飲み出すしさ。)
朝になり起きると足腰がおかしかったのは、思うように足を伸ばせなかったセイでしょう。寒気がしたのは気候が違うセイでしょう。咳が出ていたのは喫煙車だったからかしら?
電車の中から見える朝日がまぶしかった。(遠い目)
関東では29日は雨と聞いていたので関西はどうかな?
と思いながら行きましたが28日が雨(朝は太陽が見えましたが)
きっとあの雨雲が一日かけて関東に移動するのねとか思いながら
イベント当日には降らなかったのはみんなの情熱だなとか変な感心していました。

到着は八時半。ホテルのチェックイン時間は15時。
何もすることが無い。いいえ、することはたくさんあるのだけれど、場所が無い。
なものでホテルに入るまで時間をつぶさねばなりません。取りあえずホテルに荷物を預けて、外出。ゲームセンターも30分程で飽きてしまい、落ち着いたのは結局カラオケボックス。
咳き込む喉を押さえての二時間熱唱。おかしくなるはずだよ。うん。
15時少し前にぎ、文房具のディスカウントショップで暫しすごす。
行く前に中綴じ用のホッチキスを買って行ったのですが、その値段に少しプラスするだけでもっといい代物が買えると分かりかなりのショックを受けました。世の中粘りが肝心ですね。
昼半代わりにカレーを食す。目の前でな○を食うやつに蹴りをいれまくる。
15時を大分過ぎてチェックイン。そして真っ先にしたこと。寝たさ。
そう大阪まで行って何をしているかと言われるかも知れないけれど、ベットでぐっすり寝かせてもらったのです。それまで本の原稿に追われていてろくに寝ていなかったし、さらにその日は徹夜になることは必至。なればとっとと寝溜めするのが賢いやりかたでしょう。
8時少し前にのそのそ起きて一冊目の製本を済ませ、皆と夕飯を食べに行く。雨だったために遠くには行かず近くのお好み焼きやさんにGO。このころ既に酷い体調だった私は風邪薬を買い込み万全を期す。当日寝込んでは大変、体を作らねばと思い、お好み焼きのほかに梅茶漬けも所望。これで今日は乗り越せるはず。

10時過ぎに最後の一人が到着。こっからが本番とばかりに皆最後の悪あがきを始める。
製本製本製本製本。
おりおりおりおりおり。とじとじとじとじとじ
自分の分はすぐに終わったので他の人の分をお手伝い。
ホテルの近くに24時間営業のコピーショップがあると聞き、S嬢はもう一冊のコピー本を作り始める。…彼女は人間ではありません。ホテルの門限も過ぎていたので、明日の朝一で奇襲を皆で決めました。
明け方間近には製本も一通り済、いよいよコピーへ。本作りを一から始めるS嬢。足りなかった表紙を追加しに行くKさん。それに付随して散歩に行く私。なんか一人だけ余裕だぞ。もう一冊私も作ればよかったのですが、浮んだネタがネタだった為もう少し練りこむことになったのです。そのうちS嬢と合同で出すかもしれません。
製本の続きを手伝いながら「タイムレンジャー」を鑑賞。いえ、私一人だったんですがね。みんな忙しそうで構ってもらえなかったのにも関わらず、一人で騒いでいました。 8時半。クウガに心を残しつつ出発です。



ハイパーターボなハイテンション

で、いきなりくじけた。S嬢の100冊の新刊。なんでホテルに送るのさー。繁華街のキャッチに酔っ払い?なんて間違えられるほど3人でよたよた引きずった10M。
鉄道は無理ということになり、タクシーで向かうことに。しかし、誰も場所を書いた地図を持っていなかった。(適当だぞ自分。着替えっきゃ持ってなかったしさ)大体の場所がわかっているのでそれで運ちゃんに行ってもらいました。説明するのに苦労しましたが、「この辺なんでゆっくり流してもらえますか?」なんて希望を聞いてくれてどうもすいません。日曜の朝だから出来たことですよね。
会場に着いたは着いたで上に運べないし、結局その日来ていた一般参加者に手伝ってもらっちゃいました。ありがとうございます(ってこんな所で礼を述べても見ていないだろう。)それにしてもサークル入場すら始まっていない時間帯に一般参加者がいたのはすごいね。
いろいろあってスタッフさんは手伝えなかったですが「スタッフですか?」とフザケテ聞いたM隊長(もろバレ?)に「ちがいます」ときぱり言ったのは別にスタッフが嫌だった訳ではありません。海よりふかーい訳があったのです。言ったけれどね。
さて、いつものようにスペースを飾ることを知らない私はとっとと自分の場所を済ませて某魔人のスペースをと言いたかったのですが、そこは手が足りている様子。なればKさんを手伝うべしと時間までお手伝い。
さて、イベント開始前に例の計画を開始しなくてはなりません。その名も「あさりはまぐり計画。」いえね、大したものではないのですけれどね。アサリの佃煮を差し入れて笑いを取ろうと言う下らない企画です。実はこの企画。春のロマンス以前から温めてきたものです。く、(くだらなすぎる。)はい、わかっています。「あなた馬鹿でしょう」という苦情メールのみ受け付けます。
でもその甲斐あって殆どの方に喜んでいただけて空葉は幸せです。「ビールもってこーい。」とか便乗していただいた方もいて楽しかったです。(次回は何をしましょう。)
会場の合図とともにターボ開始。イベントにも大分慣れてきたなと感じましたわ。
頒布会時間帯は隣の合同スペースが殆ど空だったので売り子で忙しく、本も買いのがし続出。恨むかんねS嬢。
やはり時期的なものもかさなり再販組みの見知らぬ顔がちらほらと。そういう方が私の本を手にとってくださり大分緊張しました。午前で私の精神力は全て使い果たしましたね。
午後になり余裕が出てくると皆にまぎれてスケブを頼むと言う快挙を成し遂げました。初めてなんで本当に緊張しました。断られたらどうしようとか(まあ、それは仕方ないことなんですが)変な頼み方だったらどうしようとか、失礼あったらどうしようとか…こんなこと毎回やっていいる皆様は本当にすごいと思います。
そして、気を抜いて席に座った私の目に飛び込んできたのは、コスプレ撮影会。そして、みてしましました。隊長の「だっちゅうの」……今も私の脳裏に焼き付いております。
そんなこんなで頒布会も終了。続くは交流会です。
今回はビンゴで始まった交流会。景品は同人誌とだけあって皆も目の色が変わります。ファンタの用語が数字代わりだったのですが前半前私は思わしくありませんでした。キーワードが20出てきた時点で私のカードに該当するのはたった1つ。恐ろしい的中率です。きっと私以外の誰もこんな快挙は成し遂げていなかったでしょう。皆様に公表できていなかったのは真に残念であります。
計35個キーワードが読み上げられるのですが、後半は流石にポコポコ該当するキーワードが出てきてリーチもいくつか出てきました。そして最後の1個。皆固唾を飲んでアナウンスを待ちます。
「サイバーフロント」
「よっしゃー。」

ビンゴになったら「ファンタ」と叫んでくさいね。それ以外は失格ですよ。と言われていたのにも関わらず口をついて出たのはそんな言葉でした。でも安心してください。私が聞いた限りでは誰も「ファンタ」とは言って無かったです。つまり私だけではなかったんですね。隣のRRさんと盛り上がり(彼女もビンゴ)、前に出てきて皆で抱擁しあう。会場は異様な熱気に包まれました。どさくさにまぎれて隊長に抱きついたりとかもしました。(すいません。だって腕を広げて待っていて下さったんですもの。ぽ)
6、7人はいたでしょうか?最後のビンゴ者。みんなサイバーさんは欠かしてませんね(にやり)
ビンゴも終わり、談笑タイム。ここぞとばかりに皆の所をまわり喋り捲る私。すいません、熱の所為と思って下さいましね。
やばいぞ本当に喉が再発してきた。く、薬を飲もう。と中央のテーブルに用意されている水を求めてのそのそと動き水を汲もうとしたところ「汲みましょう」と手を差し伸べてくれたのは、なんと殿下。そ、そんな恐れ多い。恐縮する私に水を手渡し爽やかに立ち去る殿下。ああ、やっぱりカッコいい。私なんかにやさしくせず隣のシルフィスと戯れてくださいませんか(←馬鹿)
そしてそのままシルフィスとお話しました。そのままオフ会メンバーと食事をする為途中退場。本当に残念です。今度こそはと心に近い(なにをだ)会場を後にするのでした。



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