138. にっちもさっちも
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物事が、どうにもならなくなった時、「にっちもさっちもいかない」といいますが、この「にっちもさっちも」って一体何なの?
たちゃさん
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まさかあるわけないや!と思いながらも、ATOK11で「にっちもさっちも」を変換したら、なんとでてきました。
「二進も三進も」。 ほんとかいな!

なんとたちゃさんのおくさんからメールが!
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つい最近、食事に行った先に置いてあった女性誌にすごく詳しく載ってました。
あまりに長くて斜め読みしかしてないのでうろ覚えですが、少々。
掛け算をする為の基本の九九がありますよね。
「ににんがし、にさんがろく」というような。 昔はこれようなのが割り算にもあったんだそうです。
確か「ににんがし」の割り算バージョンの中に「二進も三進も」があったと書いてあったような。
で、これを覚えないと算術はどうにもならないという意味が転じて、身動きがとれない場合を指すようになったというような意味のことが、書いてあったような気がするのですが。 違うかもしれないです。
たちゃさんはこの記事に余程心を残していたんですね。 私に聞かずにここに投稿するくらいだから。 確かなことを御存知の方、教えてあげて下さい。
たちゃのつまさん
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ご主人の投稿をおくさんが答える! 私は愛のキューピット?
で、九九のわり算バージョンがあったなんて、長いこと教師やってますが、初めて知りました。
わり算の暗算できんと、どーしよーもないでー! というのが、「二進も三進も」の由来ということですが・・・・。

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「二進も三進も」そのまんまでしょう。漢字からわかるように、前に進めないという意味そのものです。
赤木さん
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こちらは、「たったの2・3歩も進めない」といったような意味合いということです。
しかし、1歩は進めるわけですから、まだ余力があって限界ではないということになります・・・・。

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わたしの聞いた話はやはり割り算についてなんですが、若干ニュアンスが違います。
「二進も三進も」は2で割ること、3で割ることの意味なんですが、解釈としては2でも3でも割り切れないということで、算段がたたないということでした。 2とか3とかで割り切れたらどういうふうにありがたいのかはわかりませんが…。
八百屋さんが11個のみかんを一山2個ずつで売ろうとしても、一山3個ずつで売ろうとしても、半端な余りが出てしまって、その処理がわからずに「二進も三進も」いかないというようなシチュエーションなんでしょうか。
Tomyさん
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この説も一理ありますね。
ATOK11で漢字に変換できて、もう解決と思っていたんですが、そうはいかないようです。

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岩波文庫の『塵劫記』によると「二進一十」は20÷2=10 「三進一十」は30÷3=10
のことだそうです。
20÷3=6あまり2は「三一 六十二」ですから、「二進」も「三進」も、ともに割り算の中で一番やさしい計算です。
したがって、「にっちもさっちも」はやさしい計算すらできないということではないでしょうか。
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岩波文庫の注釈によると、・「逢 二進一十」は「二ちんが一しん」と読むのだそうです。
逢は「わが国では実際には読まない」のだそうです。
「ちん」「しん」は当時の中国音だそうです。
・「三一 三十一」は「の」を入れて「三一・三十の一」と読むそうです。
・「三一 三十一」は 10 ÷ 3 = 3 ... 1 のことだそうです。
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Sasabombさん
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Sasabombさんには、『塵劫記』を参考に、掛け算の九九の表と割り算の九九(?)の表を作成していただきました。
参考にして下さい。

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