137. 軽油の悪あがき


 

 車の燃料の税金と消費税について疑問です。

 軽油の場合は、 (軽油の原価*消費税率)+軽油税 となっているのですが、ガソリンの場合は、 (ガソリンの原価+ガソリン税)*消費税 となっています。

 よく考えてみると、ガソリンの方は税金にも消費税がかかっていることになります。
 これはどう考えても違法だと思うのですが、どうなんでしょう?

                              さんちゃん(さん)


   

 その昔、ガソリンに比べると軽油はむちゃくちゃ安く、ディーゼル車は、音がうるさいだの、パワーが無いだの、公害をばらまくなどと言われ、しかもガソリン車よりも10万〜20万円割高だったんですが、、燃費のよさから結構もてはやされていました。
 ところが、ガソリンの値段がぐんぐん下がり、軽油との差がなくなってしまい、ディーゼル車のメリットが薄れてしまいました。

 さんちゃん(さん)の疑問をよく読んでみると、そんな軽油が最後の悪あがきをしているようでなりません。



 お上の煙に巻かれぬよーに! showkenさんからの情報です。


 ガソリン税の納税義務者は消費者ではなくメーカーです。
 ですから、ガソリンを作る際のコストとして原価に組み込まれ、価格に含まれるものです。
 これは、お酒にかかる酒税も同じです。

 軽油を作る際にはこの手の税金はかからず、販売する事に対して地方税(軽油税)がかかります。
 この軽油税の納税義務者は消費者です。
 ですから、軽油税には消費税がかかりません。
 最近はなくなったそうですが、料理飲食税も同じです。

 以上の理屈から、ガソリン税にかかる消費税は合法であると国税局は説明しています。
 でも、これって結局支払っているのはどちらも消費者で、お国の都合でものを言っているだけで、明らかに二重課税です。
 「取りやすい所から税金を取る」お国の考えそうなことですよね。

  ちなみに、ガソリンを1リットル作ると、メーカーは53円のガソリン税を国庫に納めなければなりません。
 最近では1リットル90円前後で売られているガソリン代金のうち約60%が税金という異常な状態です。

 さらに一般には知られていないことですが、本来ガソリン税は28円なのです。
 これが「一時的な措置」という名の「租税特別措置法」によって53円に引き上げられています。
 で、本来数年の一時的措置である租特法で引き上げられたにも係わらず、なんと25年間も引き下げされずに、増税を繰り返してきました。
 減税による租特法はちゃんと期限がくればもとの税率に戻すくせに、増税しているものは、繰越と増税を繰り返しているのです。
 知らないうちに私たちは税金を支払わされているってことにもっと関心を持たなければいけませんね。


 こうやってことの次第が明らかになっても、まだ煙に巻かれているような感じですね。
 ややこしくしておいて、追求しようという意欲をそぐ。 これがお上のやりかたでしょうか!?




軽油のびっくり話


 軽油税についての話ですが、「一般公道を走行する車両は道路を傷めるので軽油税を徴収する」といった考えに基づいているようです。
 それ故、軽油をボイラーなどに使用する場合は課税対象にはならず、「免税軽油券」なるものがあり、申請のある分だけは免税で購入できます。
 しかし、簡単に免税してはくれません。
 定期的に1キロリッター(1000リットル)位消費する条件でなければ免税にはなりません。 審査もあります。 

 余談ですが、ディーゼルエンジンは灯油でも動きます。
 だからといって軽油税の払う必要のない安い灯油で車を動かすと「脱税」で捕まります。
 また、灯油を入れるとすぐわかるように灯油に添加剤が混ざっています。

                                   SURFさん


 灯油でディーゼル車が動くとはびっくり。 なによりもそんなことをすれば脱税になるとは2度びっくりです。
 「灯油を入れるとすぐわかるように灯油に添加剤が混ざっています」ということですが、排気ガスの色が違うのでしょうか。
 みどりやピンクの煙が出たらすごいですね。



 一部ですが、許可を受けて灯油で走行する車両があります。
 燃料欄が、「軽油 または 灯油」となっていたので、記憶にあります。
 何かの実験車だそうです。 
 ところで…ハイブリットカーはどうなんでしょ。 「ガソリン または 電力」とかなっているのかな。
                                 新快速さん

 何の実験車なんでしょうかねぇ。
 灯油で走ったとき、軽油と同じパワーがでるんでしょうか。
 まっ、灯油の方が割高なんで、どっちでもいいんですけど・・・・。




 で、軽油もまんざらすてたもんじゃないという話


 軽油が安いのは国策的な面もあるように思います.
 「燃費のよさから結構もてはやされていました」というように,ディーゼルエンジンはガソリンエンジンに比べ,燃費がよいのが特徴です.(同じ質量のガソリンと軽油で)
 ちょっと前に流行った,GDIなどの希薄燃焼もガソリンとディーゼルのあいのこのようなエンジン(燃料はガソリン) です.
 したがって,省エネには効果があります.
 また,軽油はガソリンよりも軽い(密度が低い)ため,同じ体積(リットル)ではかると,どうしても不利になってしまいます.

 また,公害うんぬんというのは主に,ディーゼル車のはき出す”すす”(黒い煙)のイメージで言われているようです.
 しかし,最近は,技術によってあまり黒い煙を出さないようになってます.
 また,酸性雨の原因となるNOXやSOXはむしろガソリン車よりも出にくいそうです.(それも三元触媒の開発で昔よりはるかによくなりました)
 そのような軽油の特性から,このように優遇税制がひかれていんだと思います.

                                    Damさん


 ディーゼル車のあの黒い煙ですが、トラックの運ちゃんの中には、後続車にわざと噴射する根性の悪いのがいます。
 クラッチ切って、アクセルを一気に踏むのでしょうか、バホンッ!と黒煙一発、走り去っていきます。
 すんごく腹立ちますね。




「バホンッ!と黒煙一発」はわざとじゃないのよ!


 >トラックの運ちゃんの中には、後続車にわざと噴射する根性の悪いのがいます。

 おそらく、それは誤解でしょう。
 重い荷物を積んで走るトラックは、フットブレーキだけでは十分な制動力は得られません。
 また、フットブレーキを多用し過ぎると、フェード現象(ブレーキライニングが焼ける状態) を発生しやすくなります。
 ですから、エンジンブレーキを積極的に利用する必要があります。
 その効果を高めるために、トラックには「排気ブレーキ」が装備されているのです。
 排気ブレーキというのは、簡単にいうと、排気ガスの排出を一時的に抑制することによってエンジンブレーキを強力に作用させるものです。
 そして排気ブレーキ作動中に、排出されなかった排気ガスは、排気ブレーキを解除したときに、一気に排出される仕組みになっています。
 以上の構造上の理由が、誤解の原因になっているのではないかと思われます。
 どうか、ご理解ください。
                                  Veritasさん

 そうだったんですか。 これは失礼いたしました。
 全国のトラック運転手のみなさん。 私のような誤解をしている者がたくさんいると思いますので、この場を借りてお詫び申し上げます。
 




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