106. 正しい「超」の使い方?


 父と娘のある日の問答? (匿名希望)

 
娘:「超うれしい」「超かわいい」
         ..と なんでも「超」「超」「超」

私:「そんな言い方もう流行ってないからやめなさい」
娘:なんで「お買い得」「大型台風」はよくて「うれしい」「かわいい」はだめなの?「超むかつく!」
私:「そっそれは....形容詞には使わない....と..思う」
娘:「誰か教えてください」


 
 



 「超〜」にかぎらず、いつの間にやら世間一般に広まってしまう流行語。
 いつも思うのですが、その流行語を一番最初に使いだした人がいるはずなんですが、それがだれにどのように伝わって日本中に広まっていくのでしょうか。
 私が、「なんじゃらほいさっさ!」って、近所で言い回って流行らそうとしても絶対に広まらないと思うんですが・・・・。



 Kumiさんから、「超」に関するユニークな情報をいただきました。

 
 
 「超」って思っている以上に正しい言葉みたいです。ただ最近の使い方は乱用のような気がしますが・・・・

 余談ですが、金属材料でジュラルミンというのがあります。これはアルミニウムにマグネシウム等々を加えて、アルミを改良した材料です。
 このジュラルミンに更に改良を重ねたものが「超ジュラルミン」。これは正式な専門用語です。始めて習った時には「そんなアホな名前・・・・」と思いました。
 しかも、この「超ジュラルミン」に更に改良を加えたのが「超超ジュラルミン」!!。これも正式な専門用語です。
 「安易すぎる・・・・」と思ったのは私だけでしょうか?
 これから察するに、元のものを超えている何かについては、「超」を付けてそのすごさを表すようです。そう考えると、「超すごい」はすごいを超えた何かを持っているんでしょうか・・・・

 
 

 私が子どもの頃、「ヤダモン」とかいう名前の怪獣アニメがありました。
 そのときの主題歌の中に、「超、超、超、超スーパーウルトラ大怪獣!」というのが確かあったんですが、これはもう「超」の使い方の最たるものですね。 覚えている人います?






 みぃさんからの情報です。

 
 
 「超」の話。 かなり余談。 軍事関係の話です。 

 1905年に英国がドレッドノートという戦艦を進水させました。この戦艦のどこが「超」に繋がるかというと、ちょっとながい話になります(苦笑)。
 この戦艦は当時画期的なシステムをとっていました。戦艦の大砲10門のうち8門までが左右いずれかに集中できたのです。当時10門より多く大砲を積んでいた戦艦はなく、その上搭載している80%もの大砲が一方に向けられるというシステムにはなっていませんでした。
 日露戦争の結果、列強各国は大艦巨砲主義&建艦競争の時代に突入していき、ドレッドノート級(ドレッドノートと同型もしくは同様の設計)を「超えた」戦艦が続々と登場しました。
 まずは「超」ドレッドノート級、次は「超超」ドレッドノート級……。第一次大戦時には「超超」ドレッドノート級の戦艦が建造されつつありました。
 ちなみに「超弩級」の「弩」は「ドレッドノート」の略です。
 

 
 

 ふつうのを超えるから「超〜」。それを超えたら「超超〜」。もっと超えたら「超超超〜」。言語感覚豊かな日本語にしては、非常に安易な言葉遣い。
 うーん。
 かえってすばらしい表現方法なのかな?

 ところで、「ど根性」の「ど」は、「超弩級」の「弩」なのでしょうか。 ドレッドノート級の根性ということになります。
 これは、かなりすごい根性です。




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