80. 風が吹くと桶屋が儲かる!


 

 「あくび茶屋さんの鏡」の中で、Muminさんが使っていらっしゃる「風桶の話」ですが、これって「風が吹くと桶屋が儲かる」の事だと思うのですが、一体何故風が吹くと桶屋は儲かるのでしょうか?

                                          OZKさん


風が吹くと、砂ぼこりが立つ。
砂ぼこりが立つと、目にゴミが入る。
目にゴミが入ると、涙が出る。
涙が出ると、いっしょに鼻水が出る。
鼻水が出るとティッシュで鼻をかむ。
ティッシュで鼻をかみすぎると、鼻の下が真っ赤っかになる。
真っ赤っかになったらひりひりする。
ひりひりしたら、水で冷やす。
水で冷やしたかったら、水道を探す。
水道を探すには、あちこちウロウロする。
ウロウロしてたら、怪しまれる。
怪しまれたら、おまわりさんが来る。
おまわりさんが来たらびっくりする。
びっくりしたら、心臓がどきどきする。
心臓がどきどきしたら冷や汗が出る。
冷や汗が出て体がべたべたしたら、お風呂に入りたい。
みんなが銭湯にさっとうしたら、風呂桶が足りない。
足りなかったら、注文しないといけない。
注文された桶屋さんは丸儲けとなる。

ちがったかな?




 なんでも伝言板にMuminさんが書き込まれた伝言によりますと、


 「風が吹くと桶屋が儲かる」というのは、「風が吹くと砂ぼこりが出て盲人がふえ、盲人は三味線をひくのでそれに張る猫の皮が必要で猫が減り、そのため鼠がふえて桶をかじるので桶屋が繁盛する。」ということのようです。


 私が書いたのもたいがいこじつけですが、昔の人の考えもそれに勝るとも劣らぬこじつけですね。
 猫が減るほど三味線を作るんですから、いったい何人の人が、風が吹いた日に砂ぼこりで目が見えなくなったんでしょう。
 それに、ネズミは桶しかかじらないのでしょうか。
 わが家のハムスターは電話のコードもかじるし、辞書もかじるし、柱も壁もかじるし、手当たり次第です。
 昔の人に文句言っても仕方ないですが・・・・。





 みっちーさんから新たな情報をいただきました。


 私が聞いたものだと、「風」というのは台風のことをさし、台風でたくさんの死人が出るので棺桶の需要が高まり桶屋が儲かるのだということです。

 そもそも「桶」というのは何の「桶」なんでしょうか。
 風呂桶なのか、お寿司とか魚を入れる桶なのか、それとも棺桶なのか。
 もしも棺桶ならば、ことわざになるくらいだから、江戸時代(かな?)の台風は、人々にとって驚異だったんでしょうね。



 大浜さんの説もおもしろい!


 「風が吹けば桶屋が儲かる」これは因果関係を分かりやすく、皮肉って表現した言葉だと思います。
 「風が吹く」は「風邪(インプルエンザ)をひく(流行る)」の同意味で、死ぬ人が大勢出て棺桶屋が儲かると言う事です。
 昔の桶屋は小さな桶から棺桶まで全ての桶を作っており、大きな棺桶は非常に利益が有り儲かる商品だったと思います。
 今でも葬儀屋は値段が無く、値切る人もいない様ですので儲かる商売だと思いますが...。


 桶屋の桶は、棺桶だったのでしょうか。
 医学が発達していなかったころのインフルエンザって脅威だったでしょうね。
 今でも場合によっては死者がでることもありますから。






 るみさんの情報もなかなか説得力がありますね。


 違うかもしれませんが、私がずっと思いこんでいたのは、からっ風が強く吹くようになると寒さのせいもあり、火の気をよくつかうようになるので火事が広がりやすくなり、そのために江戸の町民たちは水桶を大量に買って火の用心に備えた、というようなことです。

 諸説紛々としておりますが、果たして正解はあるのでしょうか。
 実はなんの根拠もない慣用句だったりして・・・・  そんなはずないか!




 様々な説が飛び交う中、もうひとつ、出所の確かな情報をいただきました。。


 乾燥して“たが”が緩むせいだという人がいます。
 箱屋が古い形だという説もあります。
 本当だとすれば、「ねずみかじり」以外の桶屋に関する説はこじつけということになります。

 以下引用。
 風が吹いたによって箱屋 まわりどおい計画のたとえ。
 「風が吹けば桶屋が儲かる」「大風が吹けば桶屋が喜ぶ」などの古い形と思われる。
 「浮・世間学者気質‐三」には、

「今日の大風で土ほこりが立ちて人の目の中へ入れば、世間にめくらが大ぶん出来る。そこで三味線がよふうれる。そうすると猫の皮がたんといるによって世界中の猫が大分へる。そふなれば鼠があばれ出すによって、おのづから箱の類をかぢりおる。爰で箱屋をしたらば大分よかりそふなものじゃと思案は仕だしても、是も元手がなふては埒(らち)明ず」と見え、「箱屋」が後に「桶屋」に転じたと思われる。
    *「ハテ風がふいたによって箱屋とは、どふいふあんじだの」〔滑・膝栗毛‐二〕
     故事ことわざの辞典 (c)小学館 1986.
                                      Sasabombさん


 弥次さん喜多さんが出てくるこの古典文献が原型であれば解決ということですが、いかがでしょうか。
 ところで、箱屋の「箱」って何に使う箱なんでしょうか。 



 Sasabombさんから追加情報をいただきました。


 疑問の解決には役立たないのですが、思ったことがあるので・・・

 「風が吹けば桶屋が儲かる」に対して複数の解釈があるのは、教科書的解釈「ねずみかじり」説の「視覚障害者が増えると三味線の需要が伸びる」の部分が理解しにくいせいではないかと思います。
 百科辞典などを見ると、平安時代の昔から江戸時代にいたるまで、琵琶法師などのミュージシャンとして活躍する視覚障害者が多かったようです。
 戦国時代に中国から琉球経由で入ってきた三弦を三味線に改良したのも琵琶法師なのだそうです。
 江戸時代になると楽器の主流は三味線に移り、多くの視覚障害者が三味線で生活をたてていたということらしいです。

 つけたし:視覚障害者がはり・きゅう・あんまをするようになったのは、江戸時代後半になってからだそうです。




 pikusiさんの説も結構合理的ですよ。


 風が吹くっていうのは、冬のイメージがあるでしょう。 そうすると、乾燥するわけです。 それで、木の桶は、乾燥して隙間が出来てしまって使い物にならなくなるから、桶屋が儲かる。
 そう教わった記憶が・・・。




 冬なら納得、Imaさんの情報です。


 初めまして。 この前ラジオで、某ロックバンドグループの一人が面白い説を言っていたので、投稿します。
 「桶」とは「風呂桶」のこと。 風が吹くと寒い、すると風呂に入りたくなる。 よって風呂桶の需要が増える。
 この説を唱えた人は、これを「風が吹けば桶屋が儲かる理論」と称してました。


 



 あたしの中で、2通りの解釈があってどっちか悩んでます。
 ネズミが大量発生するところまでは一緒なんですが・・。
   1.ネズミが増える→風呂桶をかじる→風呂桶を買う→桶屋が儲かる
   2.ネズミが増える→床などをかじる→死者がでる→棺桶を買う→桶屋が儲かる
 どうなんだろう・・。 落語家に聞くってのはどうですか? 一番手っ取り早い☆でも落語家の知り合いなんていないんですよ・・。
                             とらのみつこさん


 

そもそも、なんで風が吹くとネズミが増えるんでしょうか。 結局そこへ戻ってしまいますね。





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