20. 「星君、きみの球は軽い!」


 「巨人の星」という有名な野球根性アニメがあります。

 主人公の星飛雄馬は、豪速球と針の穴をも通すコントロールを持つ巨人のピッチャーでした。
 が、宿命のライバル、阪神の花形満に、「星君、きみの球は軽い!」と指摘されます。
 小柄なゆえに球質が軽いというピッチャーとしては致命的な欠点を知った飛雄馬は、失意のどん底で一時は戦列を離れます。
 そして、特訓の末、針の穴をも通すコントロールと球質の軽さを利用した大リーグボール1号をあみ出し、再び巨人のエースに返り咲きます。

ボール


 とまあ、こんな話だったと思うのですが、
 ところで、球質が重いとか軽いとかって、どういうことなんでしょうか。
 多分に体重に関係しているようなんですが、同じスピードの球を投げたなら同じ威力なのではないかと思います。
 何がどう違うのか。

 テニスだと、順回転のかかり具合で球ののびの違いがはっきりわかりますが、
 どっちが重くてどっちが軽いかは、たしなむ程度の私にはもひとつよくわかりません。
 いずれにせよ回転数に関係があるのなら、同じような回転なら体重のある人もない人も威力は同じということになるのでしょうか。


 回転数が球質の重い軽いに関係あるのなら、星飛雄馬はそれほど悲観しなくてもよかったのではないか。
 それでなくてもスピードはあるのだから、回転数の改良を加えれば、体の大きさに関係なく十分威力があるはずです。


 以前、体育の先生2人を交えてバレーボールをやったことがあります。
 お一人は私より一回り大きなA先生で、もうお一人は相当大きなB先生です。
 で、お二人のアタックをレシーブしました。
 A先生の方がボールのスピードが速く、見た目はとても強烈です。
 B先生は、ゆったりとしたフォームで、飛んでくるボールも同じくゆったりと見えます。
 受けてみて感じたのですが、意外な事に、A先生のボールよりB先生のボールの方が体にドーンと響くのです。
 回転のかかり具合は同じように見えます(これは見えているだけかもしれませんが)。
 やはり、体重がものをいうのでしょうか。

 「体重があるとパワーののり具合が違うなあ。」と、細身の私はうらやましく思ったものですが、もしも、体重ではなく回転数に関係があるのなら私にも同じ威力のアタックが打てるはず。

 さて、みなさん。
 球質の重い軽いは回転数に関係するのか、それとも体重に関係するのか。そして、そのメカニズムは?

 ご回答、よろしくお願いします。



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