2. 必殺!バケツリレーパス
体育の時間にハンドボール系やバスケットボール系のゲームをやっているところは多いと思います。
それで、子どもたちのプレーでよく見かける光景の一つにこんなのがあります。
先生の言いつけで仕方なく苦手な子どもにもパスが回されます。パスをもらった子どもは何をどうすればよいのかわからず、オロオロとしてそばにいる味方にこれ幸いと手渡します。
あるいは、まあまあ積極的に参加はしているのですが、パスをもらったらドリブルで前へ進めるなんてことは全く頭にはなく、とにかくすぐにだれかにパスをしてしまいます。
でもそれって別に反則ではないですよね。
そこで思いついたのが、必殺!バケツリレーパスです。
ボールをキープしたら、味方全員がその横に一列に並び、となりに次々と手渡していきます。ボールをとなりに渡したら、すぐに列の先頭に行き、ボールが回ってくるのを待ちます。 ボールが回ってきたら、またとなりに手渡し、先頭に移動します。
これをくりかえしてゴールまで近づけば、相手チームにボールを奪われずにすむのです。
途中、ボールをはたき落とされないよう、できるだけ密着して並び、ボールはかかえこむようにして持ちます。
もうこれで完璧です。
おそらく、子どもの中から、「そんなん、ずっこいわー!」という声が出てくると思いますが、正式のルールを考えたとき、どこか問題があるのでしょうか? 疑問1と同様、非紳士的行為ということになるのでしょうか?
こんなことやってるの、テレビでは見たことないですが・・・ かっこわるいですもんね!
| 解決しました! |
何通か解答をいただきましたが、 リレーの最後になる人が敵に囲まれたらおしまいではないか(せいじゅさん)、 あるいは、6人目のところに相手チームの人間がいたらボールを送れなくなるのではないか(大石さん) ということです。 いやあ、気がつきませんでした。 確かにボールを送れなくすることはいくらでもできる。 で、思ったのですが、 リレーの最後の人を敵が囲んでいるすきに、残りの4人がふつうのパスでゴールをいっきに攻める。 敵は唖然とする・・・・ そんなにうまくいくわけないか! 冗談はさておき(半分本気ですけど)、 バスケットボールには、3秒ルール、5秒ルール、10秒ルール、30秒ルールというものがあります。 3秒ルールは、「ボールを保持しているチームのプレイヤーは、 相手のバスケットに近い制限区域内に3秒をこえてとどまってはならない。」 5秒ルールは、「ボールを持っているプレイヤーが、相手に近接され、 パス、ショット、ドリブルのいずれもしないで5秒をこえて持ち続けることはできない。」 10秒ルールは、「バックコート内でアライブのボールを保持したチームは、 保持してから10秒以内にボールをフロントコート内に進めなければ反則となる。」 30秒ルールは、「コート内でアライブのボールを保持したチームは、30秒以内にショットしなければならない。」 バケツリレーパスで攻撃すると、結果的に反則をとられてしまうようです。 また、ハンドボールではパッシブプレイというのがあって、 「ボールを支配しているチームが、わざと攻撃しないで、シュートのチャンスもつくらず、 チャンスがあってもシュートせずにパスをくりかえすようなプレイをパッシブプレイといい、 このようなプレイがあれば、レフェリーが判定し、 そのときボールのあった位置から相手チームにフリースローがあたえられる」というものです。 ということで、バケツリレーパスは使えないようです。 シロウトの思いつきの裏技なんか通用しないようにうまいことルールは作られているのです。 |