オオトラカミキリの卵と飼育中の様子(2010.10.11)
オオトラカミキリの幼虫(2010.10.23)
2010.9.19 山梨県 下部
静岡ではオオトラの食痕は大井川の下流から上流までの川沿いや安倍川上流のモミに多く見られ、富士山周辺でも確認できるが中々採集できなかった。
このポイントは、稲田氏が故木下氏から教えられたポイントを案内して頂いた場所であり、36mmという大型の個体を採集することができた。
腹も膨れていたことから、産卵させようと思い、孵化までは成功したが、1齢幼虫で死亡してしまった。
親も自然死させたため、爪が外れたり、触角が一部抜けはじめ、頭と胴の付け根も緩んできてしまい、友人の杉本氏に見せたところ「お前には任せられん」と没収されてしまった。
氏曰く、「おそらく日本で一番大きい個体だろうから、修復してどこかの博物館に寄付する」とのこと。
本当にそうなれば、満足である。
産卵中のオオトラカミキリ(2)
オオトラカミキリを採集した木
オオトラカミキリを見つけたが逃げられた木
1頭目を目撃したのは12時30分で、日が陰りはじめてきたので場所を移動した。
2頭目と3頭目は1頭目とは違う場所で採集した。時間は15時と15時30分で午後の日が当たる時間帯だった。
これまでわずか4頭しか目撃していないが、共通しているのは木漏れ日でも良いので周辺に日が当っていることと、樹皮は産卵できるように目の粗いところがある木が好まれると感じている。
採集した2頭は産卵行為をしており、かなり近づいても逃げなかったため、しばらく観察して何個か産卵させてから採集した。
蛇足ではあるが、飼育は難しいことが分かったし、自分に向いていないので卵は採集していない。