マダラゴマフカミキリ


2014.6.8 山梨県 身延町 下部




2014.6.1 山梨県 身延町 下部

マダラゴマフカミキリはブナ等の立ち枯れに集まることが知られており、一部の愛好家からは種名から「ポエキラ(poecila)」と呼ばれている。
本種は地元の静岡県でも採集されているが記録は少なく、私にとって高嶺の花のカミキリの一つであった。
ところが数年前に友人の稲田氏より、下部のクマシデやコナラの立ち枯れでまとまった数が採集されたことを聞き、いつかは本種のシーズンに彼の地を訪れたいと願っていた。

そうしたところ、5月30日に稲田氏が岐阜県産の生きた本種をもって飲み会に現れたため、6月1日では早いかなと思っていた下部の本種の採集が急に現実味を帯びてきた。

当日は友人の仁藤氏と午前中に韮崎でチャバネクロツツカミキリを採集し、昼から下部で採集を開始した。
6月に入ったばかりだというのに30の度を超える気温の中、2人して2時間以上も斜面を上り下りして諦めかけた2時30分頃、他の木に寄りかかった倒木の下側に本種の姿を見つけることができた。

翌週の6月8日、再度チャレンジしたところ、先週採集した木やその周辺の木が倒されたり、割り出されたりしており、採集は難しいかなと思ったが、幸運にも20頭も採集することができた。
20頭も採集していておこがましいが、この素晴らしい環境がいつまでも続くことを祈りたい。