フジコブヤハズカミキリ


2017.11.2 静岡県 富士宮市 粟倉


左:オスが落ちたポイント

2017.10.4 静岡県 富士宮市 粟倉


左:オスが落ちたポイント

左:メスが落ちたポイント

2015.10.12 山梨県 南都留郡 成沢村


2016年4月10日に下記のコメントを記載したが、2016年10月に1頭、2017年に3回で9頭の本種を表富士で採集することができた。
以前の表富士の採集や昨年までの裏富士の採集方法は主に笹などに積もった落ち葉等を叩いて採集していたが、2017年は台風等の影響で地上に落ちたカエデの枯れ枝が
多くあり、複数頭を同時に採集することができた。
また採集箇所もカミキリ屋がよく入っている場所から直線で1km以上離れているところからも採集することができた。

フジコブカミキリは、他のコブヤハズカミキリ同様に飛翔できないカミキリで、地域で特化しており富士山及び富士山周辺の山々に生息するカミキリである。
以前は静岡県の表富士でも採集することができたが、フタスジカタビロハナカミキリと同様に、私はここ数十年採集していない。(注1)
採集が難くなった原因は、南アルプスと同様にシカの食害が進み、クマザサが枯れて数が減っていること及び下草の種類がシカの好まない植物に減少しているからだと
私は考えている。
写真のポイントは裏富士の富士林道周辺にある友人の仁藤氏が開拓したポイントで、クマザザも残っており、毎年、少ないながらも採集することができる。

(注1)2016年に小堀氏より、表富士で本種を複数、採集したとの話を聞いたので、再び増加しているのであれば喜ばしいことである。