82回目 (2007.11.18 静岡市 用宗港沖)

 
<上左:写真中央に薄っすらと富士山が見える> <上右:旗が千切れそうなくらいの風>

 
<上左:当日持ち帰りの釣果> <上右:フグの刺身とから揚げ(残りは後日鍋にしました)>


82回目の出船も、ホームグランドの用宗港沖。

本日も午前中は家の用事があり、子供と14時30分に出航。
天気予報は、風が強く、波の高さ2.0mだったので、現地に行って判断することにした。
沖は若干白波があるものの、離岸提と離岸提の間は波が立っておらず、岸の方も問題はなさそうだったので、出船に決定。
離岸提と離岸提のちょうど真ん中くらいにアンカーを沈め、どちらかのテトラよりにボートが行くことを期待したが、風が真横近くに吹くため、テトラに近づかない。
そうかといって、テトラ寄りにアンカーを入れたら引き上げるのが困難になってしまう。
「まあいいか」ということで、様子を見るため子供の仕掛けを下ろしたところ、いきなりアタリがあり、良型のショウサイフグが上がってきた。
私の仕掛けを作る間もなく、3回連続で入れ食いで、やっと私の仕掛けを投入することができた。
子供のエサはアオイソメとオキアミで、私のエサはカサゴ狙いの冷凍キビナゴ。
驚いたことに、そのキビナゴに20cmを優に超える良型のショウサイフグが掛かった。
子供の仕掛けはカワハギ針なので、フグを上手に掛けることは出来るが、大物だとすぐにハリスを切られてしまう。
丸セイゴだと針掛かりが悪く、良型のフグには丸海津がベストだということが分かった。
途中、突風が吹き、いつもならすぐに沖上がりするものの、今回は離岸提の内側で岸よりの風のため、あと一匹、あと一匹と粘ってしまった。
結局、1時間くらいで小型クーラーが一杯になって納竿することとした。

フグは刺身とから揚げにしたところ、家族全員に大好評だった。
数日後、余って冷凍したフグを鍋にしたが、こちらも好評だった。
フグの下処理は内臓を少しでも傷つけないように慎重に行い、流水でやっているが、いつか正式に免許を取りたいものだと思う。

<追記>
フグの調理師資格について調べたところ、多くの県ではフグ調理師のいる職場で2年以上の実務経験がないと受験資格がなく、最短でも大阪の調理師専門学校に1年通わなければならないことが分かりました。
また、ショウサイフグにも立派な猛毒があるので、自己流で調理すると死ぬ恐れがあります!!
死にたくない方は、調理師に頼んで下処理してもらいましょう。
知人に聞いた話では、トラフグを釣って1匹1000円でやってもらったことがあるとのことです。


ホーム   ネクスト    プレビュー