68回目 (2007.5.15 静岡市 用宗港沖)


<上左:修理したクラッチの台座> <上右:従来のクラッチの台座(アルミのリベットが錆びて溶けている)>

 
<上左:ポイントからの風景(無風状態)> <上右:ポイントからの風景>

 
<上左:1匹目のキス(ベタ凪)> <上右:この日2匹釣れたタコ>

 
<上左:久々の良型> <上右:当日の釣果>


68回目の出船も、ホームグランドの用宗港沖。
1ヶ月間に3回もボートを出すのは、この10年間で初の快挙です。

この日はボートの中間検査があったので会社の休みをもらい、ついでに船舶検査の会場の用宗港で早朝のキス釣りを楽しむことにしました。
6時に家を出て、6時40分に出航。
海はベタ凪で、まるで池にボートを浮かべているような感じです。
この日も1投目からキスが上がり、期待が膨らみます。
その後もコンスタントにキスが釣れ続け、20匹ほど釣ったところで塩焼きサイズを狙って、大崩の方にボートを進めます。

こちらは数は釣れないものの、岸から投げると良型が釣れるので、親父と通った場所です。
始めのうちはメゴチと小型のキスが交互に釣れましたが、ついに待望の大型の引きがあり、良型のキスが上がってきます。
最近、バラシが多いので慎重にタモを使って取り込むと、指を広げた長さ(22cm)より数センチ大きなキスでした。

この場所は去年、呑ませのキスが半分に千切られたポイントで、今回も呑ませの仕掛けを下ろしていました。
先ほどのキスが釣れてからしばらくすると、フリーにしていたリールからラインが「ジー、ジー」と音を立てて出て行きます。
失敗してはなるものかと、ラインを手で送ると更に勢いよくラインが出て行き、ぐぐっと大きく引きこみます。
ここぞとばかりに竿を立てると、しっかり針がかりして久々の大物とのやりとりが始まりました。
リールの調子が余り良くないので、ドラグがうまく効かず、時々大きく竿が引きこまれます。
以前釣ったスズキほどの大物ではありませんが、少なくとも40cmはオーバーしている魚の引きです。
期待に胸を膨らませ、もうじき魚の姿が見えるかなというところで、ふいにリールが軽くなり痛恨のバラシ。
呑ませの当りは、当日これっきり。
その後、風が吹くまでキスとメゴチを追加して11時30分に沖上がりしました。

船舶検査の方は人数表示のシールがはがれていましたが、マジックで人数を書けばOKということで、他には問題なく無事終了しました。


ホーム   ネクスト    プレビュー