60回目 (2005.7.18 福井県 敦賀市 挙野海岸)


<左:出船場所の風景(沖上がりの時はもっと賑やかだった。)、右:沖から見た出船場所>


<左:ポイントからの風景、右:当日の最長キス(23cm)>


<上:持ち帰りの写真>


<上:翌日、塩焼きとから揚げにして食べました>


60回目の出船は、昨年行った挙野海岸にキス釣りと呑ませにチャレンジ。

夜5時15分に岐阜を出発し、有料道路を使わず2時間で現地に到着。
片道100kmちょっとで岐阜から最も近いポイントの1つです。

現地に着くと昨年はいなかった駐車場係の人がいて「ボート出せますか」と尋ねると、ちらっとクルマの屋根を見て「人に迷惑にならなければ大丈夫です。」とのこと。
1000円支払ってクルマを海岸の北の端に停めます。
ボートを組み立て8時に出船。

海水浴場のロープの外からボートを出し、離岸提まではオールで漕ぎます。
離岸提のところで呑ませのアジを釣ろうと思ったら、最初のトラブルが発生しました。

魚探のスイッチを入れても画面が反応しません。
電池を見ると、案の定、液もれをしています。
先日変えたばかりなので、前回、洗ったときに水が入ったのかもしれません。
幸い、代えの電池を持っていたので入れ替えたところ、何とか作動してくれました。
ポイントを変えて岩場の岸よりのテトラの近くでサビキを入れると早速、人差し指くらいのアジが釣れます。
自分にしては上出来と4回もサビキを沈めたら、10匹以上のアジがキープできました。
ところが2度目のトラブル発生です。

今度はブクの電池がありません。
こちらは作りが簡単なので、電池が放電しないようにと外しておいたのが、アダとなってしまいました。
クルマに戻れば電池はありますが、10匹位なら良いだろうと気を取り直してポイントを探しに沖に向かいます。

岸からはゆるいかけ下がりで、20mのところで呑ませの仕掛けとキスの仕掛けを下ろします。
キスの仕掛けは入れると同時に当りがあり、リールを巻くと15cmくらいのキスがついています。
餌を替えて仕掛けを下ろすと入れ食い状態で、次々にキスが上がってきます。
これに気を良くしてもう一本竿を出し、キスを中心に狙います。
入れ食いとまでは言わないまでもコンスタントにキスが釣れ、時々、2匹、3匹と一荷で上がってきます。

一方の竿の仕掛けが絡み、もう一方の竿を見ている暇がなく、しばらくほおって置いたところ、大きな当りがあります。
何かなと思いリールを巻くと定番外道の30cmくらいのエソ。
しばらくしてキス仕掛けを巻いていると突然大きな引きがあり、針掛かりしないもののキスに歯型がついています。
「これはアジよりもキスの方が良いかな」と思い、呑ませの餌をアジからキスに変えます。

ところが餌を替えてもしばらく当りがなく、もとのキス釣り専念します。
呑ませの仕掛けを忘れたころに、魚探がピピピッと大きな音を立て、画面に大きく縦型に小魚の群れが映ります。
きっとイワシか何かの群れだろうと思っていると、呑ませの竿が大きく曲がります。
「もしや!!」という期待と「またか!」という諦めの半々の気持ちでリールを巻くと、40cm強の大きなエソがキスをくわえています。

その後、しばらく粘りましたが呑ませの当りはなく、淡々とキスを追加しました。
残念ながら呑ませの成果はなく、キスバトルにエントリーできる大物も釣れなかったものの、自己最高となるキスの数(64匹:1.6Kg)を釣り上げることができ、まぁまぁ満足した一日でした。


ホーム   ネクスト    プレビュー