54回目 (2004.07.03 福井県 敦賀市 挙野沖)


<左:出航前の記念撮影、右:海上から見た出航場所


<左:当日のポイント、右:時々釣れた親指サイズのチャリコ>


<左:良型のキスを釣ってご満悦の息子、右:持ち帰りの釣果>


54回目の出船は家族サービスを兼ねて、敦賀市挙野のキス釣りにチャレンジしました。

単独釣行では、深夜・早朝出発が当り前ですが、家族サービスということもあって、出発は8時30分。
いつもは下道を行きますが時間がないので、関ヶ原から敦賀まで高速道路を利用します。
敦賀ICを降りて8号線を北上し、海が見えてくるとアチコチにミニボートが浮かんでいます。
釣具屋で聞くと地主に断われば、どこからでも出せるという、夢のようなお返事。
とはいえ家族サービスのため、トイレ、シャワー付きで海岸から駐車場が近い場所を探していたら挙野になってしまいました。
海上は波も穏やかで風も強くなく、若干曇っていて、まさにボート釣り日よりです。
子供の遊ぶ仕度を手伝い、ボートを組立て、11時ころに砂浜から出船。
まずは家族の見える離岸堤の沖(水深7m)で仕掛けを下ろします。
仕掛けを下ろすと小さいながら、すぐにキスが釣れました。
これは幸先の良いスタートが切れたと思ったところ、数はポツポツ釣れますが、型が大きくなりません。
昼食に戻ったときに他のボートの方に釣果を聞かれ、「ピンギスばっかりです」と答えると、沖の方に良型がいると教えてくれました。
食事もそこそこに沖へ向って再度出発します。
水深10mのところまで行き、さっそく仕掛けを下ろしましたが、相変わらずピンギス。
おまけに少し風がでてきて、あっという間に流されてしまいます。
2〜3回流してからアンカーを入れ、一方の竿の錘をジェット天秤に変更します。
アンカーを入れるとどうしてもポイントが狭くなり、3匹釣れると後が続きません。
そこで前回の鯉川で聞いたスパンカー方式と松井流のスズキ釣りを応用し、風上に向ってオールを漕ぎ道糸が立つようにしました。
すると今までと違い、明らかなキスの当りがあり、20cm弱のまずまずの型が上がりました。
これに気を良くし同サイズを2匹追加しましたが、この方法だと針を外している間に大きく流されてしまうのが欠点です。
そうこうしているうちに15時になったので、子供に約束していたボート釣りを経験させるため、岸に戻りました。
岸に戻ると下の子だけがやるというのでボートに乗せ、先ほどのポイントに向います。
先ほどと同様に手漕ぎで糸を立ててやると子供にまぁまぁの型のキスがかかりました。
その後、30分ほどの間にピンギスを何匹か追加し、沖上がりとしました。
今回は息子にとって初体験のボート釣りでしたが、けっこう喜んで貰えました。
岸に戻って3人組のゴムボートの人に釣果を聞くと、ピンギスを主体ですが100匹以上の釣果があるというビニール袋を見せてくれました。
次回も家族サービスを兼ねた釣行になると思いますが、もう少し早い時間からチャレンジしたいと思います。


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