52回目 (2004.2.28 大阪府 岬町 深日沖)


<何も釣果がないので帰港後の写真を撮ってきました。>


52回目の出船はいつもの深日沖です。

今回も前回に続き単独出船です。

前日、初の船舶検査(6年目)を行い、ボートはクルマに積んだままなので荷造りは簡単です。
朝6時に出発し、8時過ぎに現地に到着。
現地には見慣れた松井師匠のクルマが停まっていました。
天気予報では、今日は3月中旬の陽気になると言っていましたが、ボートの組み立てをするとシャツの中が汗ばんでいるのが分かります。

ボートを出すと港を出てからも鏡のような水面で、文字通りのベタ凪です。
まずは青灯の付近に向けボートを進め、魚探のスイッチを入れます。
ところが魚探乃画面が映りません。
もしやと思い電池を見ると、1本の電池が液漏れしたように茶色くなっています。
電池は8本とも替えたばかりなので、きっと前回洗ったときに水か入ったに違いありません。
さっそく荷物の中を調べましたが、いつも携帯している予備の電池がありません。
仕方無しにデジカメの電池を取り出し、魚探の電池で特に悪そうな4本と取り替えたところ、無事画面が映りました。

気を取り直して湾中央の根の回りを丹念に魚探で探りますが、全然反応がありません。
30分くらいかかって根を一周しましたが反応がないので、仕方なしに掛け上がりを中心に胴付き釣りで探ります。
ところがいくら場所を移動しても全然アタリがなく、エサ取りさえない始末です。
今度は少し大きく場所を移動し、赤灯や関電の周りを探りましたが結果は同じです。
11時ころまで頑張りましたがあきらめて、カレイ釣りに変更。

河口付近に場所を移動し、2本竿でチャレンジしましたが小さいハゼが1匹だけ。
またまた場所を移動し、今度はゴルフ場の沖に場所を大きく変更します。
ここは岸からアイナメが釣れるところで、何人も岸から投げ釣りをしています。
この辺りに来たころから風が吹き始め、アンカーを入れてブッコミ釣りにチャレンジします。
少しするとに見慣れた松井師匠のボートがやってきて釣果を聞いたところ、T沖まで遠征しメバルを7匹釣ったとのこと。
メバルを見せていただくと20cmオーバーの良型です。(さすが師匠!!)
師匠を見送って時計を見ると12時ちかくなっていました。
しばらくしてもアタリがないので、大きくポイントを変更します。
風は強くなってきましたが、更に沖に移動しアンカーを掛けて仕掛けを投入しますが、どんどん風が強くなってくるので、港に退散することにしました。

まだエサがたっぷりと残っていたので、沖堤の内側で2本をブッコミに、1本を胴付き釣りにして最後のチャレンジをします。
エサのシラサを時々蒔くと魚探に小さな反応が出てエサも齧られますが、針掛かりしません。
きっと小さな小魚がエサを齧っているのでしょう。
いいかげん嫌になって止めようかと思ったときに、置き竿の1本がぐいぐいと曲がっているではありませんか。
リールを巻くと結構な重さがあります。
起死回生のカレイか・・と興奮して巻き上げましたが、上がってきたのは、この時期ここで良く釣れる20cmオーバーの大型のフグでした。
これを期に沖上がりすることに決めました。

今回は殆どボウズのような状態でしたが、今年はじめてボートを出せたということで良しとしよう。
次回は天気の良いときに栗田湾に行きたいと思います。


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