２２日は波が高く、２３日は家族サービスで、２４日の出船となりました。
今回は姉川さんの都合が悪く、久々の単独出船です。
３時に社宅を出発し、５時半に現地に到着。
日の出は６時３０分位で辺りは薄暗く、まだ誰も来ていませんでした。
いつもなら少し明るくなってから荷物を下ろし始めますが、昼から天気が崩れるという予報だったので午前中勝負だと思い、早々に荷物を下ろします。
あらかた荷物を下ろし終わると屋根に黄色いボートエースを積んだ自動車がやってきました。
てっきり松井師匠かと思い挨拶にいったところ、師匠ではありませんでしたが、よく見かける常連さんでした。
ちなみに私がここでよく見かける常連さんは、松井師匠と青いゴムボートの石井さんとこの方ともう一人の四人です。
この方とは余り話しをしたことがありませんが、挨拶をして話しかけたところ、最近の情報やご自身の経験など貴重な話しを聞くことができました。
・昨日は波が高くて釣りづらかったけれど、８０ｃｍクラスのスズキを１匹釣ることができた。
・昨年は１日に何匹も釣れけれど、今年は１匹釣るのがやっとで型も小さい。
・昨日、青灯付近で転覆したボートがあった。
・軽自動車のトレーラーボートと一緒にきていた３分割のボートの方が、ボートの座席に取り付けてあった背もたれ付きのイスが緩んでいたらしく、バランスを崩して転覆した。
・現場を見ていたわけではないので詳しいことは分からないが、転覆したボートは連れが転覆したまま牽引してきたようでエンジンの上部がキズになっていて、転落した人はケガはなかったようで着替えを取りに行っていた。
・以前、谷川に足を伸ばしたところ急に天気が悪くなり、関西電力の前で三角波が立っていて怖い思いをした、港の入口も波が立ちやすいので気をつけた方が良い。
お礼を言ってボートに戻り、残りの組立てを終え、先週の港付近のアジポイントに向って出発しました。
ポイントに着いてサビキを下ろしますが全然アタリがありません。
「あんなにいたアジはどこに行ってしまったのか」といった感じです。
ノマセはアジが釣れないと話にならないのが欠点です。
少し粘りましたが魚探の反応もなく、青灯の方に向います。
ところがこちらでも魚探の反応はなく、例によって湾内をウロウロと周ります。
最後に前々回のアジのポイントに向ったところ、常連さんがノマセをしていました。
様子を聞くと既にハネクラスのスズキを１匹ゲットしています。（上記の写真）
魚探の方は、先ほどからやかましいくらいに鳴り続けているので、一言お断りをして近くで釣らせてもらいます。
すると１投目からアジが鈴なりで付いてきます。
２０匹くらい釣れたところでノマセにチェンジ。
ところがノマセの方はアジのようにはいきません。
しばらくしてもアタリがないので、大きくポイントを変更します。
変更した場所で少しすると竿がおじきをするので、リールを巻きますが明らかにエソの手応え。
上がってきたのは案の定、小型のエソ。
またアタリが遠のいてしまったので湾を流していくと、湾の中ほどで竿が大きくしなります。
リールを巻くと今度は大きな手応え、しかも途中で結構暴れます。
とはいえスズキクラスの引きではないので、ハネかなと思って巻いていくと茶色い姿が浮かんできます。
「えっ茶色？？？」。
上がってきたのは５０ｃｍ近いよく肥えたエソで、アジを一飲みにしていました。
ハリも呑まれてしまい、ツミレ用にキープします。
その後もアタリはないので、スミイカに変更します。
前回はハリ掛かりしないものの、湾を横断すれば２〜３回はアタリがあったものの、今回はアタリがありません。
２回目を流して湾の中央までいったとき、ようやく１匹釣ることができました。
その後も１〜２回アタリはあったものの、途中で外れてしまいました。
今日は昼まで勝負と思っていたので、お土産釣りに変更し朝のポイントに移動します。
ところが漁船が網を入れている最中です。
しかたがないので、近くの別な場所を探していると魚探のすごい反応があって、すかさずサビキを入れるとアジが付いてきます。
ほっとして、何度もいったりきたりを繰り返しますが、ポイントが狭く効率が悪いためアンカーを入れます。
しばらくすると常連さんが、谷川方面からもどってきました。
様子を聞くと不調のようで、コウイカの方もいつも５０〜６０杯釣る漁師が全然ダメだと言っていたとのこと。
順調にアジを釣りつづけ、かなりのお土産ができたので、納竿することにしました。
港に戻りボートを片付けて、もう少しで終わるという時にけっこう大粒の雨が降り始めてきましたが、さほど濡れずに済みました。
今回もスズキには振られてしまいましたが、お土産のアジがたくさん釣れたのでヨシとしよう。
あと１回は年内に再チャレンジしたいと思います。