50回目 (2003.11.15 大阪府 岬町 深日沖)


<左:社宅の内田さんと1年ぶりの釣行です、右:良型のコウイカに笑顔の姉川氏。>


<左:大型タチを見せていただいた「マーミーT号さん」、右:当日の釣果の一部>

<上:料理の一部、アジ10匹はお裾分けして、残り6匹は刺身にしました。>


記念すべき50回目の出船はいつもの深日沖に行ってきました。

今回の出船は、社宅の内田氏との釣行です。

内田氏とのコンビは昨年の同じ時期に深日に来て以来1年ぶりです。
出発前に姉川氏に「浮気してきます」とメールをいれ、3時に出発。
4時半ころに泉佐野あたりの釣具屋でエサを買っていたところ、サビキのオモリを物色していた姉川氏とばったり会いました。

氏曰く、「来週は行けないし、海野さんを起こしてやろうと思って来たんだ」とのこと。
5時半ころに深日に着くと、既に何艘ものボートが仕度をしています。
港の駐車場でトレーラーのボートの方が車を停めようとしていましたが、どのようにしたいのかが分からず定位置に車を停めてしまいました。
結局、その方は私の横に車を停められたので話し掛けたところ、しっかり邪魔をしてしまったようなのでお詫びをし、常連さんに挨拶してボートのセッティングを始めました。
港のスベリに松井師匠がおられたので、ご自慢の手作りイケスを拝見しながら話しを伺っていると、今年の出船目標は何と40回とのこと!!
私は6年目で50回なのに、ほぼ毎週来ている計算になります。

辺りが明るくなったころボートのセットが終わり、皆に遅れて最後にボートを出しました。
港を出てすぐのところに姉川氏のボートが浮かんでいます。
今日はゲストを乗せているので、姉川氏のご好意に甘えてアジのポイントに入れてもらいました。
入れ食いとまでは行きませんが、ピンポイントにはまると2〜3匹のアジが釣れます。
アジを10数匹釣って、ノマセのポイントに向おうとした時です。
アジの当りの後に竿が大きく曲がって、ぐいぐい引っ張られます。
予期していないスズキの当りです。
切れるなよと祈りつつ10数秒粘りましたが、エダスがプツンと切れてしまい、アジが2匹あがってきました。
急いでノマセの仕掛けを入れましたが、そういうときに限って釣れません。
しばらく粘ってみたもののアタリも無く、姉川氏のボートを引っ張って沖のノマセのポイントに行きました。

沖のノマセのポイントについて、さっそく仕掛けを下ろします。
これまでの3回はすべてボウズでしたが、昨年の今ごろは大型のスズキを3匹上げていることもあって、今日こそは釣ってやろうと気合が入ります。
ところが例によって、全然アタリがありません。
しばらく粘ってやっと竿がおじぎしましたが、リールを巻くと小物の手応えです。
案の定、上がってきたのはエソ・・・。
その後、湾内をウロウロしましたが、二人でエソが5匹だけ。
ノマセの仕掛けを1つにし、スミイカ釣りに挑戦します。
これまでスミイカを釣ったことはありませんが、關戸さんのHPを参考にした仕掛けと誘いを試してみました。
釣り方は、キスの仕掛けに3号の道糸を70cm付けて、その先に8cm程度のピンクのトトスッテを付けて、オモリが底についたら2秒待ってしゃくるという繰り返しです。
湾を半分ほど流したところで、ちょっとした違和感があり、リールを巻きます。
すると確かに何かかかっているのが分かります。
半信半疑で海面まで巻いてくると、スミイカが掛かっているではありませんか。
生まれて初めてのスミイカにすっかり気を良くして、もう一本仕掛けを出して内田氏と2人で真剣にスミイカ釣りにチャレンジします。
次にアタリがあったのは内田氏の竿でしたが、水面まで姿をあらわしたのに痛恨のバラシ。
その後、内田氏の竿に何回かアタリはあるものの、途中で外れてしまいます。
しゃくりの幅が小さいのかなぁと悩んでいましたが、しばらくして無事一杯目を釣ることができました。
そこで姉川氏にも教えてやろうと携帯電話をしましたが、うまくつながりません。
仕方が無いので流れにまかせ、姉川氏のボートと並んだところでコウイカが釣れたことを報告しました。
すっかりイカ釣りにはまっていると、マーミーT号さん(名前をお聞きしなかったので、私が勝手につけた名前です)が谷川沖からやってきて、りっぱなタチを見せてくれました。
氏によると谷川沖ではイカ釣りのボートがたくさんいて、多い人で15杯くらい釣っているとのこと。
そのうち松井師匠も谷川方面から戻ってきました。
釣果を聞くと、「ハマチ2匹、イカ10杯、アジ多数」とのこと。さすがです・・・。
何度か湾を横断しましたが、私が3杯、内田氏が2杯釣ったところで、おみやげのアジを釣りながら帰ろうということになり、港の入口に戻りました。
幸い、アジはまだ居てくれて、退屈しない程度にに釣れてくれます。
そのうち、姉川氏も戻ってきましたが、イカ一杯でスズキは残念とのこと。
2艘でアジ釣りをしましたが、私たちの方が一人20匹程度のお土産ができたので、姉川氏にあいさつをして別れました。

今回もスズキはダメだったけど、内田氏に喜んでいただけ、初めてのコウイカも釣れたということもあり、まずまずの釣行でした。


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