46回目 (2003.08.11 静岡県 沼津市 重寺漁港沖)


<左:垂直の岸壁から出船、右:係留させていただいたボートの方>


<左:転進先の淡島前、右:ササノハベラと小倉氏>


<左:最後にガシラが釣れて満足気の小倉氏、右:釣果がなく、朝一のメバルを引っ張り出して>


<上:当日の釣果(小倉氏と二人分)>


46回目の出船は一昨年に出船した、重寺漁港沖です。

小倉氏は以前の釣友ですが、千葉に転勤してしまったため、年に1度、夏休みの帰省時に一緒に釣行しています。
今回の釣り場は当初沼津に設定しましたが、約束の4時に現地に着くと、まだ台風10号の名残でうねりが残っていたため、 一昨年に出かけたチャレンジした重寺漁港に転進しまた。

ここは小さな漁港でスロープはありますが、地元の老人会が管理しているようで、早朝から連絡がとれる訳もなく、前回同様に垂直の岸壁からボートを下ろします。
前回はエンジントラブルで手漕ぎだったため港の目の前で釣っていましたが、今回はエンジンの調子も良く、湾の入口の方に向かいました。
一番沖のイケスの深さは40m以上ありアンカーが効かないため、30mのところでサビキを下ろすと、すぐに20cm前後の良型のウルメイワシが釣れました。
魚はすぐに釣れますが、アンカーが効かず、すぐに流されてしまいます。
仕方なしに、淡島のホテル前の20m位の浅場まで近づきアンカーを掛け直します。
魚はイワシがコンスタントに釣れ、時折、サバが混じります。
そのうち、底の方でやや強い当りがあり、何かと思ったら20cmオーバーの良型のメバルでした。
しかし、メバルの追加はありません。
小倉氏も同様に、かなりの引きのあとソーダガツオを釣り上げましたが、同様にあとが続きません。
周囲は何艘かのボートが立ち寄ってはイワシを釣って、ヒラメ釣りに向かいます。
私のボートのアンカーロープは50mしかなく、潮の流れも速いため、大物のポイントまでいけません。
また、たった20mの水深にもかかわらず、潮の流れが速く、しばらくすると走錨してしまうため、何度も錨を掛け直します。
そのうち、一艘のボートの方が見るに見かねてか、自分のボートに我々のボートをつないでくれました。
見ていると、時折、20cmオーバーのクロムツをあげています。
タナを聞いてチャレンジしますが、こちらの竿には反応なしです。
昼を過ぎてコマセもなくなり、イワシ釣りにもあきたころ、親切なボートの方も引き上げるというので、それに合わせて岸近くの淡島正面に場所を替え、残りのイソメを使う釣りにことにしました。

一昨年はここで良型のキスやらカワハギが釣れたのですが、今回はベラばかりです。
いいかげん嫌になってエサが無くなりかけたころ、小倉氏に良型のカサゴがかかりました。
小倉氏がこれで満足だというので、もう少しやってから港に戻りました。

港の岸壁に戻ると出航時は1mもなかった落差が2m位になっていました。
また、ボートを岸につける時に、誤って竿の穂先を折ってしまい、ガックリしました。
荷物を上げて、最後にボートを引き上げますが、一人では不可能ですが、今回も人間ヘラクレスの小倉氏がいたため、2人でボートの前後につないだロープを手繰り、さほど苦労せずに引き上げることができました。
帰宅後、イワシはサシミとてんぷらに、サバは塩焼きにしたところ家族に好評でしたが、釣りとすれば大物が少なく、いまいちの釣果となりました。

次回は装備をグレードアップして、もう少し大物にチャレンジしたいと思いました。


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