42回目 (2003.03.30 京都府 宮津市 栗田港沖)


<左:私のお持ち帰りの釣果><右:同行したの姉川氏の釣果>


<左:姉川氏の釣ったキジハタ><右:姉川氏からいただいた私の写真>


42回目の出船は、短艇団OLMに参加し栗田湾のメバル釣りにチャレンジしました。

いつも同船している長谷川氏が鹿児島に転勤が決まり引越し準備で忙しく、ご近所の姉川氏に同船していただきました。
天気予報では波も無く絶好の釣り日よりです。
前夜11時ころ、姉川氏に自宅にきていただき、荷物を積んで出発です。
栗田湾に着くとすでに何台もの車が駐車しており、きっと前日から来られている人達でしょうか、数隻のボートが準備万端に整えてありました。
寝酒にウィスキーを飲んで、翌日の釣果を期待して眠りにつきました。
ところが夜中に余りの寒さに目が覚めてしまい、防寒着を着こみエンジンをかけヒーターを入れて、再度、寝直しました。

朝になって姉川氏に起こされたところ、殆どの人が準備をはじめています。
近くの人とあいさつを交わし、ボートの組立てを始めようとボートを屋根から下ろしたところ、なんとボートに霜がびっしりと着いていました。
ポータボートは寒いと硬くなるため、一人では組立てが非常に大変ですが、姉川さんがいてくれたおかげで順調に組立てられました。
今日は出船式もあるというので、シーパル団長に尋ねたところ、まだ組み上がっていないので、先に出船していて良いとのことだったので、2番目くらいに出船しました。

ポイントは前回と同じかけ上がりです。
ポイントに着いて魚探を入れますが水深の表示がでません。
「この日のために振動子を取り替えて、固定治具も作ったのに・・。」と思っていたところ、姉川氏が「どれちょっと」とセッティングを変えてくれただけで治ってしまいました。
「6年間も使っていて、いったい今まで何をやっていたんだろう」と若干、自己嫌悪。
気を取りなおして、同じく新調の竿で自慢のポイントを攻めます。
ところが、さっぱりアタリがありません。
風もそんなになく、潮も動いているし、何がいったい悪いんだろう・・。
しばらくして姉川氏の竿にアタリがあり、ベラが上がってきました。
それからしばらくして、やっと1匹目のメバルが釣れましたが、後が全然続きません。
魚探の反応はあるものの、いわゆる「口を使わない」という状態です。
探偵団の皆さんが6〜7艘、近くで竿を下ろしますが、遠目に見ても釣れているようには見えませんでした。
そのうち風まで吹いてきて釣りづらい状況になってきました。

姉川さんがガシラのポイントに行きたいというので前回のポイントに向かいましたが、風が強くボートに波しぶきが入ってきます。
しばらくしてポイントに着き、水深38mラインを探りますが、風が強くすぐに流されてしまいます。
ギアをバックに入れ、ポイントを固定しようとしますが、中々難しいものです。
悪戦苦闘していると、「ふぇでっくす」さんと「ぴらにあ」さんがやってきて、お話しを聞いたところ、二人とも大ガシラをゲットしているとのこと。
さすがです・・・。
少しだけ頑張りましたが、ボートの水を掻き出すのに忙しく、朝のポイントに撤退しました。

ボートの数も大分減っていましたが、しばらくして姉川氏の竿にアタリがあり、30cm近くのキジハタを釣り上げました。
わたしの竿にもキジハタがきましたが、余りに小さいのでお帰りいただきました。
集合時間に遅れないように12時40分まで頑張り、メバルとガシラを少々追加しました。

岸に戻るとほとんどの人が戻っており、ボートを片付けていました。
ピラニアさんとふぇでっくすさんのガシラを見せていただきましたが、私から見ると化け物サイズで、いつかこんなサイズを釣ってみたいと思いました。
ふぇでっくすさんから、ガシラ釣りの講義を聞きましたが、私の操船技術と貧弱な魚探ではマグレを期待するしかないと思いましたが、コツを知っていると知らないとでは雲泥の差があるので、今後の参考にしたいと思います。
ボートを片付け、シーパル団長に声をかけていただき、コーヒーをご馳走になりました。
寒い中でのコーヒーで、身も心も温まる一杯でした。
最後に全員で記念写真を撮って解散しました。
楽しい1日でしたが釣果はいまいちだったので、あと一回くらいは栗田湾のメバルに再チャレンジし、20cmオーバーのメバルを2桁くらい釣ってみたいものです。


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