38回目 (2002.12.14 大阪府 岬町 深日漁港沖)


<デジカメが行方不明のため、写真なし>


今年の締め括りとなる38回目の出船は、深日漁港のスズキの呑ませ釣りです。

HPの天気予報を見つつ、これなら行けると判断し、長谷川氏に電話して二人で行くことになりました。
前回は3匹も釣れたので、今日は最低でも1匹くらいは釣れるだろうと期待を膨らませ、夜明け近くに現地に到着しました。
現地では既に常連の松井氏、石井氏等がきて立ち話をしています。
挨拶しつつ話しに加わると、風が強いので様子を見ているとのこと。
松井氏のボートはエンジンがついていますが、他の二人は手漕ぎなので風が強いとお手上げです。
白波は立っていないのでエンジンがあれば行けると判断し、松井氏らに確認すると港近くの風裏なら良いだろうとのこと。
さっそくボートを組立て出発。

港の中は静かでしたが、港を出ると風が強く、うねりもあります。
私がオールでコントロールしつつ、長谷川氏にエサのアジ釣りを頼みます。
アジは少ないながらポツポツと釣れ、10匹くらい釣ったところで、呑ませの仕掛けを下ろします。
ところが当たりは全然なく、しばらく粘ってもダメなので、風が弱まったところで湾中央のポイントに向かいます。

ここでも粘りましたが当たりすらありません。
そのうち、松井氏が現れて様子を聞きますが、いつもと違って今日はまだ釣れていません。
エアーポンプが壊れているためエサのアジも弱ってきたので、アジを補給するため北側のポイントに移動しました。
途中、カレイ釣りのゴムボート氏に会い様子を聞くと、まだ大きめのキスが1匹だけとのこと。

北側のポイントでサビキを下ろしたものの、アジが一匹もかかりません。
このポイントでアジが釣れないのは初めてのことです。
仕方なく一番最初の港近くのポイントに戻って粘りますが、エソ一匹しか釣れず土産用にと思ったアジもサビキに掛かりません。
気がつくと少し離れたところで、松井氏の竿が大きく曲がっています。
風で苦労しているようにも見えましたが、巧みなボート捌きでスズキをゲットしました。
遠目に見ても60cmはオーバーしていそうです。
こんな悪条件でもゲットするとは、流石としか言いようがありません。

11時になり、アジもスズキもダメで、予備エサのイソメの投げ仕掛けによるカレイもダメで、お土産用に湾内に戻り根魚を狙うことにしました。
長谷川氏はサビキにイソメをつけて、私はプラクリ仕掛けで堤防の回りを探ります。
カサゴ、メバル、メジナのベビーサイズにスズメダイやササノハベラが混じり退屈はしませんがサイズがイマイチです。
そんな中でも良型のカサゴ4匹をキープし、12時になったため戻ることにしました。
柳の下にはそうそうドジョウはいないと、昔の人の格言を思い出させてもらった1日でした。
今後ますます条件は厳しくなりそうですが、年明けの天気の良い日にリベンジする予定です。


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