36回目 (2002.11.10 大阪府 岬町 深日漁港沖)


<左:自己記録の73cm><右:本日の釣果(73cm:3.6kg、70cm:2.6kg、65cm)>


37回目の出船も深日漁港のスズキの呑ませ釣りです。

松井氏から今月いっぱいくらいが最盛期だと教えて頂いていましたが、週末の悪天候などもろもろの条件が重なり、思うような釣果をあげることができませんでした。

今回は釣行予定はありませんでしたが、どうしても行きたくて家族の許可を得て急遽、行くことになりました。

5時15分に出発し、7時に現地に着いてボートを組立て、8時に出港しました。
今日の出港時はHPの天気予報のとおり、波も無く風も穏やかでした。
まず初めに先週、束釣りした港の内側でサビキでアジを狙いましたが、音沙汰なし。
続いて、港を出てすぐの離岸堤前のポイントでサビキをしましたが同じく当たりなし。
しかたがないので、いきなりメインの湾中央のポイントに向かい、粘りましたがアジが釣れません。
こうなれば、神頼みの湾北端のポイントしかないと移動しました。
今日はとっても潮が澄んでいて、底まではっきりと見えましたが、そこは相性の良いのポイントだけあって、すぐにアジが釣れました。
しかし、そうはいっても透明度が高いので入れ食いとまではいきません。
アジを9匹釣ったところで、湾中央のポイントに戻りました。

ここに、先ほどまでは居なかった遊漁船がいて、アジをコンスタントに上げています。
これは良いかなと思いましたが、バラし1回とエソ3匹だけでした。
エソといっても一番大きなものは45cm位あり、小型のスズキかなと期待をもってしまいました。
風がやや吹きはじめ、波も心なしか大きくなってきた気がしたので、離岸堤前のポイントに移動しました。

ここではボートで離岸堤にわたってきた人たちがサビキでアジを釣っていました。
ここは、前回、スズキを釣ったポイントでもあります。
3回目を流した時に、竿が根掛りのように大きく曲がりました。
竿を立てるとゆるゆるのリールから糸が出て行きます。
ドラグを締めると今度はボートの右舷から後ろを回り、左舷の方に移動します。
トランサムの竿立てには、旗と玉網が立掛けてあり、ふらつきながら立上がり、それらの上を糸をくぐらせボートを半周しました。
やっと姿を見せると立派なスズキでした。
けれどこれで終わりではなく、軽いジャンプの混じったエラ洗いなんぞをしてくれました。
やっと玉網に収めたときには、港の出入口のところまできており、港にもどる漁船がやりとりの一部始終を見ていました。
幸い、好意的な目で見ていただきましたが、港口付近で釣りをするには、釣れたあとのポジションを必ず予想しておくことが大切です。
やっとの思いでボートに上がった魚体を指で計ると、70cmはオーバーしていそうです。
魚をストリンガーに吊るして潮上に戻り、携帯電話で家内に報告をしました。
その後、続けて2匹釣れ、最後のエサの一匹も当たりがありましたが、スッポ抜けてしまいました。
港に戻り、記念撮影をしてからコウイカを釣ろうかなとも思いましたが、結局12時で沖上がりしました。
魚は人にあげた他、自宅では洗いとムニエルにし、カマなどのアラは前回同様、醤油・酒・塩に漬け、焼いて食べる予定です。
呑ませの醍醐味を満喫した一日でした。


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