32回目 (2002.09.21 大阪府 岬町 深日漁港沖)


<左:出航場所とマイボート><右:当日のポイント(岸のすぐ近く)>


<左:当日の釣果の一部><右:松井さんとスズキ(約70cm)>


32回目の出船は今回の出船で、最多出船場所となる深日漁港です。

ねらいはアジとスズキ。

当初は一人で谷川にタチかアジの呑ませ釣に行く予定でしたが、3連休のため家族も行きたいというので、トイレのある深日漁港に変更しました。
子連れということでモチベーションが大いに下がり、通常は暗いうちに現地に着いて待っているのに、朝8時ころに家を出発しました。
早朝出かければ2時間で着くコースですが、連休初日で道路も込んでおり、現地に到着したら11時になってしまいました。

前回出船したゴロタ石の浜は大潮の干潮で所々に石が露出しており、ボートが出せそうにないので漁港よりに移動したところ、広いスベリがあり手漕ぎのゴムボートが戻ってくるところでした。
早々に声をかけ、様子を聞いたところ、キスを狙っていたが風が強く戻ってきたとのこと。
そのうち、別な手漕ぎゴムボートの人たちが戻ってきたので様子を聞いたところ、離岸堤に渡ってカワハギなどを釣っており、アジは入れ食い状態だったとのこと。
確かに風はやや強いものの、まだ海には小型のボートが2〜3艘おり、白波までは立っていなかったので、ここから出船することにしました。

ボートを組立て、家族とコンビニ弁当を食べ、出船しようとしたところ、また1艘のボートが戻ってきました。
見覚えのあるボートだなと思い、良く見るとボートに「松井」と書いてあります。
実は昨年11月に、ここで(深日漁港)でスズキを釣っている人のことをHPに書いたところメールを頂戴し、何度かメールをやりとりし、色々と情報を教えていただいている方でした。
つい先日もメールを頂戴し、2回当たりがあったということで、当初の谷川港から深日漁港に変更しましたが、大物釣りの期待は捨てていませんでした。
早速、日ごろのお礼をし、釣果を聞いたところ、おもむろにボートに括り付けてあるストリンガーを取り外し、立派なスズキを見せてくれました。
スズキはこれからがシーズンで、今年はまだ2本目とのこと。

12時30分に出船し、松井さんが居た港を出たすぐのところにボートを止め、まずはエサと土産を兼ねたアジを釣ることとしました。
サビキの仕掛けをセットし投入すると1投目からアジが掛かり、気を良くしてアンカーを降ろしました。
すると2投目以降、当たりがピタリと止まり、嫌な予感がしましたが、しばらくするとコマセが効いてか、アジがコンスタントに釣れました。

ちょうど20匹位釣れたころ仕掛けが絡み、呑ませの仕掛けを2つ作って竿を出しました。
1つは市販の胴着き仕掛け、1つは松井さんの仕掛けを変形した脈釣り仕掛け(クッションゴムと一体となった2号の錘にハリスと針をセットしたもの)です。
サビキは6本針から2本針に減ってしまいましたが、2本針のままで釣ることにしました。
コマセが無くなる2時30分まで粘りましたが、スズキの当たりは一度もなく、アジ50匹以上とスズメダイ2匹を釣ることができました。

近くにいたゴムボートの人に話しかけるとガシラとベラを釣っているとのこと。
私も予備エサのアオイソメが残っていたので、3本針の胴付き仕掛けで挑戦したところ、チャリコ1匹とベラ1匹とフグ3匹が釣れちょうど五目となりました。(アジ以外はみなリリースしました)
予備のアオイソメも1時間弱で終わり、3時20分に帰港しました。
本命のスズキは釣れないもののオカズは十分釣れ、メールだけのやりとりだった松井さんにもお会いでき、満足できる一日でした。


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