30回目 (2002.07.13 福井県 大飯郡 高浜町 難波江海水浴場沖)

<本日の釣果>

<子供を乗せて>


30回目の出船は福井県難波江海水浴場です。

ねらいはキス。
家族を連れて行くという条件で、当初予定していた谷川から日本海への釣行に変更となりました。
出船前は田原隊長の本(田原学のミニボート・フィッシング)を見つつ、大物の呑ませ釣りにチャレンジしようとコマセと予備の冷凍豆アジを用意しましたが、家族を連れていることと海上で時々強い風が吹いたため、遠出をあきらめ海水浴場の沖でキスねらいに変更しました。
いつもなら日の出とともに出船となるのですが、今回は家族連れということで13時30分と昼からの遅い出船になりました(初めてかもしれない)。
いつもの長谷川氏は子供が病気ということで、連続の単独釣行です。

ボートを出す用意をしていると、ゴムボートの人が戻ってきたので、早速釣果を聞くと小型のキスが30匹くらいとのこと。
初めにキス釣りをして、様子を見てから呑ませ釣りをしようと決めました。
1投目で中指くらいのハゼの仲間が釣れ、呑ませ用のエサにキープしました。
2投目以降からピンギスが釣れ初めましたが、呑ませ用の餌サイズばかり。
そうしているうちに、冒頭書いたような強い風が吹き始め、遠征をあきらめました。

ということで、3本目の竿を出し、コチ用の呑ませの仕掛けを作って竿を出しました。
キスは1流しするたびに釣れますが、キス専用の竿を持ってこなかったため、30号の竿ではピンギスが3匹かかっても、ちょっと重いくらいかなぁといった感じで面白みには欠けます。
時々、チャリコが混じりますが非常に小さく、針がかりの位置の良いものはお帰り願いました。

2時間くらい釣ったところで、子供たちをボートに乗せてやる約束を果たすために岸へ戻りましたが、パラパラと雨が降り出し、岸に着くころには結構な降りになりました。
子供たちは海から上がって着替えているところでしたが、今までボートに乗せてあげたことがなく、どうしても乗りたいということで、小降りになってから乗せてあげました。(上記写真)
子供たちを降ろして、エサがまだ残っているからということで、今度は岸近くで釣りました。

相変わらずピンギスとチャリコですが、ハタとホウボウの赤ん坊が釣れました。
ともにお帰りいただきましたが、ホウボウは針がかりの位置が悪く、随分弱っていました。
ホウボウは15cmくらいしかありませんでしたが、離すまでずっと「グゥグゥ」と鳴いていました。
ホウボウを離してすぐに大きな当たりがあり、今までとは全然違う大きな当たりがありました。
小型のコチでも食いついたかなと思ってあげると大型のキスが付いていました。
それからしばらくしてイソメがなくなり、カミナリが鳴り続けるので、沖上がりにしました。
ちなみに、呑ませ仕掛けは音沙汰なしでした。

【蛇足】
水上バイクが4台いましたが、引き波は立てるし、定置網のブイの間を滑走するし、海水浴場のすぐ沖で爆走するし、監視艇がきてもへっちゃらだし。
水上バイクの人すべてがそうでないかもしれないけど、残念ながら私はまだ紳士的な水上バイクの人に会ったことがありません。
もしかしたら、同じようなことを、ボート愛好家である私に対して感じている人もいるかもしれません。
色々な本やHPにも書かれているとおり、ボート愛好家であり続けるために、私自身が謙虚な気持ちを忘れてはいけないと、つくづく感じさせられました。


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