28回目 (2002.06.23 福井県 小浜市 鯉川海水浴場)


<左:私と大会会場(東方面)><右:同行した長谷川氏と大会会場(西方面)>


<左:当日の釣果(二人分)><右:外道6位の賞品(カワハギ竿)>


28回目の出船はいつもの長谷川氏と、第9回ボー研隊キス釣り大会に参加するため鯉川海水浴場からの出船となりました。

本大会は「リトルボート」が主催する大会で、参加者が非常に多く、今大会のエントリーも188艘、325人とボート釣り大会としては、国内最大級のものではないかと思われます。
私自身は第5回、第7回、第9回と3回目の参加となりますが、毎年開かれるこの大会を楽しみにしています。

この大会の私としての楽しみは、豪華賞品はもちろんのこと、参加者数が多く華やいだ気分になれること、色々なボートや色々な艤装が見れること、ターゲットが身近で親しみやすいこと、HPで拝見している人に会えるかもしれないこと等です。
艤装と言えば、私が出船した1艘おいて隣の私と同じポータボートの方の艤装は圧巻で、文章では表現できないくらいの工夫がこなされていました。

釣りの方は天候がやや悪く、競技エリアが限定され、使用できる竿も1本に限定されてしまいました。
競技エリアの限定で、今回、行こうと決めていたポイントに行けませんでしたが、田原隊長の「逆にチャンスが増える」との言葉を励ましに頑張りました。

出発して最初に想い浮かんだのは海水浴場から直線で1qくらいの沖です。
前々回に20cmオーバーのキスが立て続けに5〜6匹釣れたことがあり、ボートをそちらへ進めました。
同行の長谷川氏は「何でこんな人がいないところ釣るの」とボヤいていましたが、私の経験を話し納得してもらいました。

しばらくして長谷川氏に20cm近いまずまずのキスが釣れ、私の方に小指くらいのイトヒキハゼが釣れたましたが、その後の当たりがありません。
長谷川氏がしきりに「浅い方へ行こうよ、人がいる方へ行こうよ」と言うので、仕方なしに出船場所の方に戻りました。
すると長谷川氏が「何でそっちに行くの、あっちに行こうよ」と海水浴場から海に向かって右手方面を指さします。
たしかにそちらの方にはボートがたくさん浮かんでいましたが、前回の大会ではあまり釣れなかったことと、人が大勢入っているということに気乗りがせず、結局、海水浴場の沖堤の先にポイントを移動しました。

ここでは、若干、小型のキスが釣れましたが、すぐに当たりが止まってしまいました。
おまけに大きな引きのあとに20cmはあろうかというクサフグが釣れて、針をはずしている最中にハリス切れ。

気分を害し、海水浴場から向かって左側の橋の方面に転進しました。
長谷川氏は右手方面に未練があり、「あっちの人が動いていないのは釣れてるからだよ。あっちへ行こうよ。」といいますが、「いやいや、人がやっているところにに行くのはマナー違反だから」と振り切って左手方面に行きました。

転進のたびに少しずつは釣れるのですが、数・型ともにいまいち。
おまけに長谷川氏の方が、私の倍くらい釣っています。(WHY????)

そのうち潮が止まってボートが動かなくなり、ますます当たりが遠のきます。
チョイ投げで色々とリズムをつけて引きずってくると、キスではないが当たりがあり、「また、大っきなフグか」と思っていたらセイゴがついていました。
普段なら無条件の抜き上げサイズですが、慎重にタモなんぞを使ってみたりしました。
時間も押し迫り、会場に近づきつつ転進しますが、タイムアウト。
結果は私が6匹の長谷川氏が12匹。

上陸後、検量所に出かけたましたが二人とも恥ずかしくて本命のキスの検量はできません。
仕方なしに外道のセイゴとベラをそれぞれエントリーしました。
外道は私がセイゴ24cmと長谷川氏が青ベラ20cm。
検量にもっていったときのトップがイシモチの30数pだったので、若干期待してボートの片付けに戻りました。

ところが、荷物を運んで車に行ったところ、車のカギがありません。
長谷川氏が「絶対あるから落ち着いて」となぐさめられるが、全然見つかりません。
仕方ないから、大会の受付に聞いて無かったらJAFを呼ぶことにしました。
期待はしていませんでしたが、大会の受付で聞いたところ届け出がありました。
最近、物を落として届けてもらったことが無いだけに喜びが大きく、大変失礼なことにお礼だけで車に戻ってしまいました。
長谷川氏に「届けてくれた人の名前、聞いた?」と指摘され、表彰が終わってスタッフの人の手が空いた時間を見計らって尋ねましたが、どなたが届けて下さったかは不明でした。
どなたかは分かりませんが、本当にありがとうございました。

話は前後しますが、計量が終わりしばらくして、表彰式が始まりました。
外道の部で下位から表彰されましたが、読み上げられている魚の長さが私のセイゴより短いではありませんか。
内心「ヤッター」と思いつつ、出番を待っていると6位と7位が同着でじゃんけんになりましたが、相手の人が残った方で良いというので、7位のイカ竿と6位のカワハギ竿から6位のカワハギ竿を頂戴しました。

賞をいただき元の場所に戻ると、男の人に声をかけていただいたが、どなたか思い出せません。
「○○です。」と言っていただき「虫むし!倶楽部」のハマちゃんと分かりました。
私のHPにリンクを張らせていただいているだけでなく、時々メールまで頂戴しているにもかかわらず、私の頭の中のHPの写真と実物の感じがちょっと違って迂闊にも分かりませんでした。
大会前にもメールを交わしていましたが、大会の出席名簿に無かったため出られないのかなと思っていたのもあったんですが、話してみると大会のスタッフということで、またビックリしてしまいました。

本命のキスの部では、隊長の本の他、HPで時々拝見する方々が重量の部や長寸の部で入賞されていました。
長谷川氏が入賞した人は、きっとあの右側の方で釣っていた人だと言っていましたが、上位の人は海に向かって正面やや左側の対岸に浮かんでいた青い大きな船の周辺で釣っていたということでした。

今回は、天候不順やそれに伴う規制等でキスの釣果は伸びませんでしたが、落としたカギは届けていただき、初の入賞も獲得でき、想い出に残る大会となりました。
次回も是非、参加したいと思います。


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