24回目 (2002.02.09 大阪府 岬町 谷川港沖)


<左:本日の出船場所の谷川港と長谷川氏><右:沖堤から見た谷川港>


<左:やっとアイナメを釣った私><右:本日の釣果(2人分:Max アイナメ 23cm)>


24回目の出船はボー研隊のHPに載っている谷川港にチャレンジした。
私はここを利用するのは初めてだが、関西のボート釣りの人たちが良く利用している場所である。

今日の天気を前日に確認すると波はないが、風がやや強いとなっていた。
若干の不安はあるものの、いつもより早めに出発し5時に現地に着いた。
外に出ると寒いが思ったほど風はない。

車に戻って休憩し6時からボートを組み立てて、組立終わったころ風が吹いてきた。
やや強い風だがエンジンがかかれば行けると判断した。ただし、ここ3回連続で肝腎な時にエンジンがかからない。

ボートに積む前に試運転をすると2回目にかかった。
やれやれと思い、出船したが港を出る直前でエンジンが止まってしまった。
かけ直すとすぐにかかるのだが、またすぐに止まってしまう。

よく見ると「検水口」から水が出ていない。
社宅暮らしのため外に水道がなく、横着して帰宅後に真水でカラ回ししていないのが原因だと考えられる。
思えば、中間検査のときに「水の出が悪いね、一度検査してもらったら」と言われていた。
そのときは内心、「結構出ているじゃん」と思い、ほっといたのがいけなかった。

何度か動いたり止まったりをくり返しているうちに、いつものようにウンともスンとも言わなくなり、風で岸に戻されてしまった。
一旦、岸に上がりエンジンを外し、濡れたプラグをライターで乾かしたりなど、色々なことを繰り返しているうちにエンジンがかかった。
エンジンをかけたままボートに積んだ。
時計を見ると8時だった。

風は先ほどより、また強くなってきたが、岸に向かっての風だったので、沖堤に上って釣ることにした。
幸い、沖堤まで止まらずに進むことはできたが、相変わらず「検水口」から水は出ていない。
沖堤は海に向かって、カタカナの「コ」の字が左右反対の形をしており、一番奥の下側にボートを着けた。
私と長谷川氏は沖側の堤防(コの字の上側)で釣りをすることとし、私は沖に向かって投げ釣りの仕掛けと胴付きの仕掛けをたらし、あいまにブラクリ仕掛けで堤防の際を狙らい、長谷川氏はサビキ釣りの仕掛けをたらしつつ、ルアーにチャレンジした。
しばらく粘ったが、どちらも全然当たりがない。

風はますます強くなり、沖は白波が立ち始め釣りにならない。
湾口では監視艇が出てボートに近寄り何やら話し掛けている。
きっと波が強いので戻れという警告だろう。
我々も釣りにならないので、早弁を食べ帰ろうとした。

ボートの所に戻ると風は堤防に遮られ、さほど強くなく、港に向かった堤防(コの字の下側)はテトラになっており、いかにも根魚がいそうな雰囲気なので、もう少し粘ることにした。
フグのハリス切りに耐えながら、何回目かの仕掛けを投入すると大きな当たりがあった。
竿をあげると良型のアイナメが掛かっていた。
これに気を良くして、ブラクリに変えアイナメとカサゴを追加した。
長谷川氏はずっとルアーで頑張っていたが、私がアイナメを釣ってから胴付き仕掛けに変えてアイナメを1匹釣った。
その後、イソメがなくなったのを期に引き上げた。

本日の敗因は日頃の整備不良と、天気予報をもっと信じることだと反省した。


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