21回目 (2001.08.18 沼津市 重寺漁港沖)

<左:朝の重寺漁港。左後方のイケス付近がポイント。>
<右:よく釣れたネンブツダイ。>

<左:雑魚を待っているカモメ。投げるとあっという間に食べてしまう。>
<右:25cmのカワハギを釣って、ちょっとご機嫌な小倉氏。>


21回目の出船は東京に転勤となった釣友の小倉氏と、私の夏休みの帰省を利用して沼津の内浦湾でアジ釣りにチャレンジしようということになった。

前日の静岡のテレビの天気予報では県内全域で波の高さが3mとなっていたので、小倉氏に電話したところ、HPのポイント予報では1mというので現地集合することにした。
5時半集合だったが、静岡を3時20分に出かけたところ1時間前に現地に到着してしまった。
重寺漁港はスベリのある所と岸壁の所に駐車場があって、スベリの所は地元の老人会が管理しており有料となっていた。
また、スベリ借用の際は組合に連絡のこととの立て看板があった。
地元の人らしき人に尋ねたところ、自分は現役を引退しており詳しい話はできないが、事故が2件続いたため規制となったらしい。
また、少し気になったのは、その人が言うのに「入航が優先なのに」と言っていたことで、自分達は出航優先と習ったつもりなのに、地方のルールがあるのだろうかと気になった。
とは言え、地元優先に間違いはないだろうから機会があれば、地元の人と話しをした方が良いと思う。
ちなみに、現地はベタ凪で風はあったが出船できない状態ではない。
結局、スベリを使わず1mくらいの段差を人力でおろすこととした。

離岸して、すぐにトラブル発生。
エンジンをかけようとロープを引っ張ったがウンともスンともいわない。
ポイントは港から見えている沖のイケスを支えているブイだ。 ポイントについて、コマセのサビキ釣りでチャレンジしたが、全然あたりがない。
そのうち、手元からこぼれるコマセにワカナゴ(ブリの幼魚で20〜30cmのもの)が集まってくる。
それを狙ってルアーでチャレンジしたが、ルアーを追ってはくるがフッキングはしない。
いい加減いやになった時に小倉氏のサビキでにアジが食いついた。
一応やる気は出たかその後が続かない。
小倉氏はついに投げ釣りの仕掛けを投入した。
その仕掛けに25cmのカワハギがくっついてきて、またまたやる気を出したものの後が続かない。
もう少し沖に船が2〜3艘、集まっており、小倉氏は気になって仕方がない様子。
何度も「あっちは釣れてるんじゃない? エンジン動かない〜?」との声を発し、それに答えるように船外機をバラし、説明書を読みつつ何度もチャレンジするが全然かからない。
そのうち、風も強くなり、岸近くのイケスに移動する。
ここではネンブツダイとトラギスとハオコゼは良く釣れたが、他にめぼしいものはない。
自分は結局、雑魚以外ではメゴチの20cm級のみ(これも雑魚か・・)。
小倉氏は23cmのキスとピンギスを各1匹とイラの20cmオーバーを2匹、他少々。
2人で6時から14時過ぎまで粘り、釣れたのは、キス・カワハギ・トラギス・メゴチ・ササノハベラ・イラ・ハオコゼ・アジ・ネンブツダイの9目だった。

帰りに国道1号で由比の辺りから海岸と並行するが、波が非常に高く、防波堤の2〜3m上まで波があがり、1度だけ国道まで波が崩れてきた。
そんな状態だったから、釣りができただけでも幸せということにしておこう。
ちなみにラジオでは、東名高速の上りは大井松田から25kmの渋滞といっていた。
17時までに帰ると奥さんに言っていた千葉の小倉氏はどうなったんだろう・・。


ホーム   ネクスト    プレビュー