新聞によると小浦一文字に渡船してもらうと、防波堤からルアーで１ｍ級のシイラやハマチ、カツオなどが釣れているというので、前日から大坂を発ち、期待に胸を膨らませてての出船となりました。

出航してから２０分くらい走ると一文字堤が見えてきて大勢の人がおり、周りでは漁師の船がアウトリガーを出していて、嫌がうえにも期待は膨らむばかりです。

早速、一文字堤の周りをぐるぐると回り、ジグや色々なルアーで攻めますが反応がありません。

仕方なく、別な船が集まっている付近で潮目を狙い、今日のために仕入れたホッパーを投げますが、相変わらず反応はありません。

またまた一文字堤の周りをぐるぐると回り、もう一度、先ほどの潮目を狙ってホッパーを投げたときです。

小倉氏が「今、シイラが追ってきた！」と興奮した声で叫びました。

俄然、やる気を出して１、２投したときです。竿がググッと曲がりシイラが掛かりました。

ドラグがジージーと音をたて糸が出ていきます。ドラグを締めながら寄せてくると頭の丸い８０ｃｍくらいのシイラが船縁までよってきました。

小倉氏がギャフで取り込もうとしたとき魚が暴れて、ギャフに糸がからみプツンと切れてしまいました。

そのあと小倉氏も２度ヒットしましたが、痛恨のラインブレイクとシイラ特有のジャンプで共にバレてしまい、キャッチはできませんでした。

一文字の近くで一人乗りの小型ボートがいたので、近づいて尋ねるとエサ釣りでカツオとハマチが１本ずつ釣れたとのことでした。

その後もチャレンジしましたが、風が吹いてきたので早めの沖あがりにしました。

港に入ろうとすると堤防からサビキで何やら釣り上げていたので、スケベ心を出してサビキを出すとアジやカマスが入れるたびに１−２匹釣れてくれるので、お土産を若干キープして本当の沖あがりにしました。

本命は釣れなかったけれど、本格的なルアーで初めてのヒットだったし、シイラの引きも十分楽しめたので満足した釣行となりました。