3回目(1998.04.12 愛知県 知多半島 小佐港周辺)


3回目は、小佐港から出発しました。

この日は前回、前々回の反省を踏まえ本を何冊も読み、十分にポイントを絞って小佐港に決めました。

今回は家族をおいて単独で、しかも朝早くから出発しました。

現地の小佐ボートで餌(アオイソメ)を買い、様子を聞くとアイナメやカレイが釣れるとのこと。

いやがうえにも期待は高まるばかりです。

ボートを出しているところを聞いて出船場所に行くと桟橋からの出船でスロープがありません。

しかたなしに堤防に上って反対側を見るとスロープらしきものがありましたが、そこへの道がなかなか見つからず、やっとの思いでその場所にたどりつきました。

付近に駐車場はなく、地元の人らしき方に一応確認して、斜めのスロープに車を停めました。

今までの場所とは違い、ポイントも頭に叩き込んで意気揚々とでましたが、地図にある岩礁根というのが非常に浅く底が透けて見え、海草がびっしりでした。

一応、初めてアンカーを使ってメバル・アイナメをねらいましたが根掛かりが多く、場所を変えようとしたらアンカーが外れず往生しました。

アンカーを外すのに気をとられていたら、定置網らしきブイに近づきすぎたので、エンジンを使わずオールでそこから離れました。

いつものように、悪戦苦闘していると近くを船外機付きの船に貸ボートが何艘か引っ張られて行くのが見えました。

そちらに目をやると数艘のボートがいたので、そちらに行くことにしました。

そして、短竿2本に投げ釣りの仕掛けをセットしました。

しばらくすると待望のあたりがありました。

それは、記念すべきマイボートでの第1号のお客様で20cm位のカレイでした。

その後、メゴチとカレイを追加して、ゴミのような重たいものが掛かり海面に近づくと何と大きなタコがついており、買ったばかりのタモを使うことができました。

周りではカレイやアイナメがポツポツと上がっており、時折、グループで来た人たちの歓声が上がっていました。

昼近くになると風が出て波も少し高くなってきて、初心者の私は引き上げ時がわからないので安全第一で帰港しました。

港に入るとスロープの端から海面まで50cmも段差ができており、思わずため息をついてしまいました。

荷物と船外機をすべておろし、ロープで引き吊りあげると思ったより簡単に上がり、ホッとしました。

しかし、船を接合してあるカバーのパイプがかなり擦れてしまい、以後、スロープは極力使用しないことに決めました。

めぼしい釣果はカレイ3枚とタコ1匹ですが、目的の魚が釣れたことに満足した1日でした。


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