<軸馬・穴馬チェックの隠し味・人気 と着差の関係>


(軸馬編)

先に、レース予想において欠かせない要素の一つとして、

  • 人気馬は本当に安定した連対条件を備えているか。

ということを述べた。本当に当たり前のことであるが、 皆さんはこれをキチッと行なっていると言い切れるだろうか? もちろん以下に示すことを、感覚的に行えている人はいいのだが、 意外と、予想紙の印や目先の配当に動かされて、その追求が甘くなっている人も いるのではないだろうか?

まず、軸安定性として私が大切と考えるのは、 これまでの人気の裏付け、つまり前走を中心とした「人気」と「着順」の関係である。 そしてこれは新しいPOKER法の要素にもなっている。(軸馬チェックにおいては、「7.前2走の着順の和・人気の和のいずれかが、6以上。」にあたる)

これまでの人気には、その馬のリズムを評価する上で大事な指標となる。 つまり、今回人気となっている馬が、どれだけの信頼性をもって結果を出してきたのかが、今回 評価のポイントとなるわけである。

例えば、2001年1月5日の「京都金杯」(G3)。
このレースの 1番人気は、前走、G2鳴尾記念において1番人気・1着だったダイタクリーヴァ であった。
ダイタクリーヴァは、旧4歳クラシック路線後休養、復帰してからは 人気どおりに(4人→3着、1人→2着、1人→1着)と安定した人気と成績の裏付けがある。
結果、今回も1着と人気と違わぬ好結果をもたらした。(総合的な軸馬チェックは66.3 )

対して結果的に3番人気ではあったアグネスデジタルは、 前走はG1・マイルCSを勝ったとは言え、ご存知のとおり13番人気の穴馬。
もちろん芝経験の少なさから生じた評価であったが、 その前のダート路線でも(1人→14着、4人→1着、4人→2着)と、 結構、その安定性に波のある馬(軸馬チェック50.0)である。
こういう馬が人気となった場合、そう信頼性は置けない。

もちろん今回の場合、前走より3キロ増という別の要素があったわけだが、 その馬が持つリズムとして、これまでの内容は決して良くはない。
結果3着で、これまでの中では安定した結果であったが、連を外すこととなった。

つまり、この場合「このリズムだけで」考えれば、 アグネスデジタルを軸とするより、ダイタクリーヴァを軸とするのが 無難な考えなのである。前走の成績やタイムだけでアグネスデジタルを軸とすることは、 それなりのリスクを伴っていると言える。
このように、これまでの評価(人気)とその結果(着順)の関係は、その馬の軸安定性を考える上で 欠かせない要素となるわけである。

もちろん、こんなの当たり前とおっしゃられるであろうが、 これを結果論でなく、レース前に同じようなケースを見つけて いろんな人の予想を見てほしい。
意外とアグネスデジタルのタイプに◎を打つ人が多く存在することは事実なのだ・・・




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