−POKER法について−


(序章)
自らのアナログなリズム数値を中心にして、専門紙競馬ブックのレイティングを味つけとした POKER法が現在の形となって4年が過ぎた。

4年間、データを取ってここまで検討してきた結果、まだまだ改善の余地はあるかも知れないが、 自分の中では「使える」ものができたと感じている。特に3連単ばかりで時間もお金も費やした2005年は、 今までにない多額の投資をしたなかで、競馬を始めて以来初の年間収支プラスを計上した。 この方法は、自分なりの馬券に対する考え方も加味したアナログな部分も あるので、すべての人に同じ内容が該当するとは限らない。しかし、かなりの手ごたえを感じているのは事実である。

ここで、競馬をのらりくらりとやってきて十ン年、そんな私の理論のこれまでを振り返ってみると、 もう10年以上前にある競馬雑誌に掲載された 「格理論」という馬券法があって、どこかの大学の先生?が多変量解析という学術を用いて予想を当てているの を偶然読んだのだが、その元データの基本項目として競走馬の「格」というものがあり、これは過去のレースの着差をベースに 割り出されていた。つまり、レース予想の基本は馬同士の格の大小比較が必要である、というものであった。

誌面に掲載された表を用いて、私も夢中で馬柱に数字を書き込んで予想をした。そんな大小比較を進めていくうちに気づいたのは、 その理論にはさらに他の距離適性やらコース適性が必要であるということだった。しかしながら そのような各種データなどの核心部分については詳しい掲載がなかったため、仕方なく「自分の気になるデータ」を単純に足し算して(当時パソコンなどは なかったので、紙と鉛筆、電卓で) 予想をしていたのである。

結構穴馬を的中させたりして、好配に恵まれることもあった。 この時、馬券法というものにはじめて夢中になった。 しかしながら、 ハズレ出す機会も多くなり出すと、予想に労力がかかり疲労も大きいことから、もっと手軽に当てたいと、いつの間にか「自己流格理論」はやめてしまったのだった。

だが、その後特にコレという予想法には出会えず、いろいろと考えた結果、再び 7.8年前に「原点に戻ろう」とPOKER法の基となる考え方を作り、自ら運営していた競馬サークルの会報に その理論を掲載するようになったのであるが、その時はあまり以前の格理論を意識してはいなかった。

そして現在、HPを開くようになってますます拍車がかかり(?)、最終的にCGI上において「軸馬チェック・穴馬チェック」を 作るまでになったのだが、 さらに競馬ブックのレイティングを組み合わせた途端、レースの質までも見えるようになって、そこで気づいたのだった。

今味つけに使っている「レイティング」とは、以前雑誌から懸命に数字を拾っていた「格」であり、「軸馬チェック・穴馬チェック」とは、あの時ノートにビッシリ書いていた「自分の気になるデータ」ではないかと。

今回のレース条件に ピッタリの馬を探すのにデータを集め、最終的に切り札としてレイティング(格)を持ってきたというのは、 数字こそ違うが、結局あの頃とは基本的には何も変わっていないのだ。 もちろん、最近気づいたデータもあるので全く同じというわけではないが、 結果的に、あの頃成し得なかった方法に再び挑んでいるような気がする。

最初に述べたように、5年間データを取ってきたわけだが、 ここまで長く続いたのは、恥ずかしながら初めてのこと。

完璧ではないが、それなりの確信を持ってやっていきたいと感じている。そこでこれまでの概要を一部改訂し、 連載コラムを始めることにしたので、参考にしていただければ幸いである。

※2001〜03年にまとめた内容を2006年1月に加筆修正したため、以降の文面に一部古い資料を用いています。ご了承ください。




目次へ