森の「血は争えぬ!」
アグネスワールドについて(1月18日)
シンザン記念で断然の1番人気アグネスワールドが2着に 負けた。私はTVでパドックからレースまで観ていたが、パドック気配 は悪くなく、体調も良さそうに思えた。(TVの解説者もほめていた。) 「どんな勝ち方をするか」とレースを観ているとスタートは良く、先行 集団へ。ここまではよかったが、3コーナー手前から口を割って行きた がっていた。4コーナーでは早くも先頭。直線は外目へ出して(ヨレた のか?)追い出すも伸びずダンツシリウスに離された。武豊のコメントで「成長途上」という様な発言があったが、本当にそう だろうか。アグネスワールドは父ダンチヒ、母ミステリーズでヒシアケ ボノの弟である。まずはヒシアケボノを振り返ってみよう。 父はウッ ドマンで3勝馬(〜8F)、その産駒にはヘクタープロテクター(9勝 〜8F)、ムジタヒド(3勝〜6F)、ハンセル(7勝〜D12F)な どでハンセル以外はマイルまでの実績である。特長としては3歳時から 活躍できる仕上がりの良さと、その後の成長力がある。ヒシアケボノは 1勝するのに時間がかかったがその後はOPまで一気に駆け上がり、ス プリンターズSを勝った。しかしマイルでは少し足りなかった。
アグネスワールドの父ダンチヒは3勝(〜7F)、産駒にグリーンデザ ート(5勝〜7F)、デイジュール(7勝〜5F)、アジュディケーテ ィング(5勝〜8F)、デインヒル(4勝〜6F)などがいる。こちら もほぼマイルまでだが、ウッドマンの産駒のようにダンチヒと同様3歳 戦から力を発揮し、成長力は大きくはなさそう。ポリッシュネイビーの ように(D〜9F)まで距離を伸ばしたものもいたが、平均してウッド マンより短めの様にも思える。(母は同じなので父だけの比較をさせて もらった。)
と言うことは、アグネスワールドはヒシアケボノより適性距離は短いか も知れない。またアグネスワールドは父ダンチヒ同様、新馬戦でレコー ド勝ちをしている。
ざっと血統をみてみたが、シンザン記念の直線で伸びなかったのは、 ひょっとすると「距離のカベ」かも知れない。
いずれにしても今後のレースに注目してみよう。