「はじめに」
現在、14MHzにオンエア出来るアンテナがないので以前から考えていたループアンテナを 作ろうと、やっと重い腰を上げました。
1年以上前から材料などは準備していたのですが、なかなか電柱に登るのが億劫なので今日まで のびのびになっていたような次第です。もし(?)14MHzのアンテナに成功したら先々21 MHzのエレメントも巻き足そうと思っています。
「使用する材料について」
ブーム 50MHz八木を分解して径30mm位のアルミパイプを流用 ブーム−マスト取付金具 手持ちのジャンク品を使用 Xマウント これは手に入りませんでしたので50MHz八木のエレメントク ランプを4個使用しました。 スプレッダ− グラスファイバーのつり竿を4本用意しました。ただ、ブーム に取り付けている部分が弱いのではないかと思います。 エレメント取付部 商品名「インシュロック」の黒色タイプを使用しました。 白色のものは太陽の紫外線でボロボロになるようです。 エレメント ステンレスワイヤーの径1mmを使用しました。 軽量でかなりの張力にも耐えるようです。 マッチングボックス 食品保存用のタッパー容器 の底にアルミ板を取り付けて使用(補強のため) マッチングトランス トロイダルコアのFT−82−43を2個 使用
上の写真は主な材料、スプレッダ−(ブーム取付金具を取り付けています。)、ステンレスワイヤー、 ブーム−マスト取付金具などです。 ![]()
「製作図」上図のような寸法になりました。計算上は全体の長さが 300/14.1≒21.3mですが、実際に上げてみると 若干共振周波数が低いところになっていたので一辺に対して5cmずつ切り縮めました。 ![]()
「Xマウントとエレメント取付け部分」
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上の写真左側がブームにスプレッダーを取りつけたところです。取付に使用した金物は本来アルミパイプ 用なのであまり強く締めると釣り竿が変形してしまうので力加減に苦労しました。このアンテナの一番弱い ところではないかと思います。
その右側の写真がステンレスワイヤーのエレメントを「インシュロック」を2個使って取りつけているところです。 屋外で使用するのは「白色」ではなく「黒色」のものでないと長持ちしないとの事です。
「マッチングボックスと調整について」
文献によれば1エレメントのループはインピーダンスが約110Ωとの事。給電側50Ωに対して2.2倍 なのでバランの先に4:9のトランスを入れたら理論上はSWRがほぼ1.0になります。
これなら全く無調整で出来あがりますのでこの方式で作ることにしました。以下がマッチングボックスの 接続図と写真です。![]()
「完成写真とSWR」![]()
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上の写真が柱の上に取りつけている状態です。アンテナの回転機構を持っていないため固定して使って います。
SWRの測定はアンテナに1m程度の同軸ケーブルを接続し、その先に「RF−1」を取りつけて行ないました。 エレメントに細いステンレスワイヤーを使ったにもかかわらず、SWRの変化は思ったよりブロードでした。
上の右側に測定結果を示します。
「最後に」
どうしてもループ系のアンテナはトップヘビーになるため、いかに軽量に設計するかということを第一に考えて 材料の選定を行ないましたが、やはりスプレッダ−が最大の難関のようです。いまから強風時にどれだけ 耐えてくれるか心配ですが、さりとて高価なCQ用のスプレッダ−には手が出ないしといったところです。
「以上」
「参考文献」
- キュービカルクワッド(CQ出版社)
- ループアンテナハンドブック(CQ出版社)
- アンテナ実践マニュアル(電波新聞社)
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