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山 と 無 線 |
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1 新潟県での無線運用 新潟県は、日本のほぼ中央に位置しているので全国と平均に交信できる環境にあります。 しかし、大きなアンテナは、積雪対策が必要な為冬期にアンテナを降ろす人が多くいます。 2 新潟県の山での無線運用 ○ HFの運用 山間地や離島では無線人口が少なく、全市町村と交信しようとしている人には人気のある場所がたくさんあります。 代表的な場所では、古志郡(H17年4月1日消滅)と粟島浦村があります。 市町村数は、112と多くありましたが市町村合併で35(20市、10郡、9町、6村)となりました。 ○ V/Uでの運用 新潟県は、広くて細長く海岸線が300kmもある地形となっていますが、信濃川に沿って新潟平野が広がっている ので少し高い山に登れば県内を大体カバーできます。 特に144MHZでは、空き周波数が多く県内局との交信にはお勧めです。 逆に1200MHZなどは、CQを出す人が皆無に等しい状況です。 3 山に関するアワード 山での運用も携帯電話に押され気味ですが、次の山岳アワードに挑戦している人が多くいます。 私も両方やっていますので是非多くの方との交信をお待ちしています。 ○ 山ラン 2万5千分の1地形図に掲載されている山の山頂から交信をするもので、この山数をランクづけするものです。 また、このランクづけの方法がユニークで次のように様々にランク付けを行っています。 ・ 山数(無差別級、2000m未満〜1000m以上級、1000未満級、100m以下級) ・ 市郡数(市郡無差別級、市数級、郡数級) ・ 山の標高のトータル ・ 1日で登った山(山数、標高トータル) ・ 1月で登った山(山数、標高トータル) ・ 1年で登った山(山数、標高トータル) ・ 周波数・モード別山数 ・ その他 参加するには、会員登録と年会費が必要です。 活動状況、参加要領「山岳移動ランキング」のホームページ…ここをクリックください。 ○ ペディションアワード 20万分の1地勢図に掲載されている山又は峠から交信して1ヶ所25枚のQSLカードを得るものです。 1ヶ所を1度で達成する必要がなく、2度目以降の分も合わせてトータルの交信者数でカウントします。 25山で本賞、50山で特別賞を申請でき、その後は100山毎に賞を得ることができます。 上記の他に、移動運用を行って毎月50局以上の交信を継続するアウト・ドア賞が1年賞から1年毎にあります。 (こちらは、日にちが違えば同一人でもカウントできます。) ※ 新潟で活躍中の局長さん!!!(2007.01現在、個人情報のためサフックスのみ掲載) AZQ…350山達成中(全国第1位を維持中) SPY…180山達成中 AMG…117山達成中 AQU…100山達成者 CNO… 82山達成中 NML… 62山達成 GNV… 50山達成中 IUN… 35山達成中 AXT… 25山達成 JWP… 23山達成中 NBU… 23山達成中 UYI… 21山達成中 XTI… 19山達成中 JGK… 16山達成中 MZJ… 12山達成中 NCZ… 9山達成中 参加は、自由です。CQ誌に毎月、記事が連載されています。 興味のある方は、下記へSASEでご請求して下さい。 143−0014 東京都大田区大森中3−23−7 高尾義則方 「アウト・ドア」係 (移動運用エンジョイパックを請求) アウトドアのホームページ ○ SOTAアワード(Summits On The Air Japan) SOTAはアマチュア無線のアワードプログラムで、アマチュア無線局が山岳移動を行うことによって 得点をゲットしたり、山岳移動している局と交信をして得点をゲットして、アワードを得る世界的 なプログラムです。 SOTAは、イギリスに本部があり、2002年から活動をスタートしました。 世界中の国、地域に支部がありSOTAは、イギリスに本部があり、2002年から活動をスタートしました。 日本は本州、四国、九州・沖縄、北海道の4つの支部からなっています。 対象の山が設定されていて、日本で登録されている山の数は、合計7,018です。 SOTA日本支部のホームページ 4 QSLカード ○ アマチュア無線では、交信を行うとQSLカードと呼ばれる交信証を交換するようにしています。 本来の目的である交信証であれば相手局名、交信時間、交信周波数、送信モード、受信レポート、自局名、運 用場所が必要項目ですが、印刷技術やパソコンの普及により写真入りのカードが簡単に安く作成できるため、カ ラフルで綺麗なカードが多く使用されています。 また、QSLカードを1枚1枚郵送するとお金がかかるのでQSLカードを1カ所にまとめて送り、集まった QSLカードをまとめて各局へ送付するしくみになっています。このカードを集めて送付するところをQSLビ ューローと呼んでおり、日本の場合には、日本アマチュア無線連盟が外部委託して会員サービスの一環として行 っています。 私のQSLカード 5 ARDF ○ アマチュア無線では、無線発信機を野山に設置して置き、地図と探査機を利用して探す競技を行っています。 この競技会をARDFと呼んでいます。 競技エリアは1時間〜2時間で回ってくる範囲で行われますが、発信機の探索数と探索時間で競うもので体力 と地図を読む力が必要となるものです。 似たような競技にオリエンテーリングがありますが、ARDFはこの競技を無線を利用して行うものです。 競技種目は、年齢別に別れていて、5個の発信機のが設置されており、この中から指定された発信機を探査し ます。 新潟県内には、新潟県ARDFクラブがあり、競技が盛んです。 6 その他 ○ 私の山での運用スタイル 特注の袋に入れたアンテナをザックに付けて山へ行きますが、「釣りですか。!」と良く聞かれます。(^_^) 長時間の運用には、容量の大きなバッテリィがどうしても必要となります。(3時間以上の運用となります。) 現在使用中のバッテリィは、5Aが4kg、10Aが9kgあります。誰か軽いバッテリィを開発して下さい。 ○ 144MHZ……C150+8エレ×1+5Aバッテリィ ○ 430MHZ……C620+11エレ×1+5Aバッテリィ ○ 1200MHZ…C620+16エレ×1 |
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