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越後駒ヶ岳の情報

 
 この情報は、長岡市の皆川さんからの情報です。

○  駒ヶ岳登山道状況(駒ノ湯〜小倉山〜駒ヶ岳) 2002.5.11 現在

1.駐車場状況
  雪はまったくない、いつもより3週間は早い気がする。

 11日8時00分現在 天候曇り 気温9.8℃ 車4台
  ただし登山客は1台のみ、常連の車だけ、ほかに客なし。米さんは4日ぶりに人の顔見たとのこと
2.概況
  登山口では全く雪が無く初夏を思わせる。雪も今年は締まっている。
  全体に非常に雪が少なく、麓は殆ど無く、山全体に雪が薄い、例年より1〜2mは少ないようだ。
  鎖場までは殆ど夏道を歩く。
  鎖場から上は雪の上を歩く、百草の池から前駒は例年通り警察が旗を立ててくれたが
  1週間でたおれてしまう。
  小倉山から百草の池までは所々枝にマーキングテープつけたが間隔は40m〜80mガス
 がかかったり、天候が荒れると旗は見えなくなります。
  動かないでガスが晴れるまでは様子を見たほうが良い。
  今日も百草の池〜前駒はガスが濃く視程50m〜80mで薮が見えにくい。
  また倒木も先日山田さんが片付け、歩きやすい。
  登山カード入れは、駐車場脇の入口に設置。記入し提出のこと。
  23日より小屋は管理人が常駐しています。
  鎖場急登及び小屋の直下はピッケル必携(人によってはアイゼンも)。
  ブトも出ています。特に1000m〜1500mは無数のブトがまとわりつく。
  弱い人は虫よけ持参のこと。

3.状況
 駒ノ湯(約370m)〜小倉山2合目(546m)
   殆ど雪は融けました。小倉山2合目の手前鞍部の水溜り前にほんの少し残っているだけです。
   薮は全部おきて問題なく歩けます。
   春の花はほとんど終わり。
   イワウチワ、ユキツバキ、ムラサキヤシオは盛り過ぎた、ムシカリ、タムシバなど。

 小倉山2合目(546m)〜栗の木沢の頭(916m)
   殆ど夏道が出ている、1箇所数m程度雪の上を歩くが殆ど雪は見られない。また殆ど夏道が出ている、
  1箇所数m程度雪の上を歩くが殆ど雪は見られない。
   また雪堤はほとんどつながっていない。ブナの新緑がすごい。
   急登途中のアズマシャクナゲも終わり、イワウチワ、ムシカリ、タムシバ、ムラサキヤシオなどだが、春の花の盛りは過ぎた。

 栗の木の頭(916m)〜鎖場下(約1100m)
   鎖場下の尾根は殆ど夏道。一番下の鎖は全部出ている。
   下山時は夏道が無難。雪堤は所々切れている。
   ただ道行沢側の東斜面は残雪も下山時は夏道が無難。雪堤は所々切れている。
   ただ道行沢側の東斜面は残雪も雪が薄い。
   ブナの新緑が濃い、二重稜線のあたりはムラサキヤシオ、タムシバ、イワウチワ

 鎖場
   一番下の鎖は全部出ている。
   一番上の急な雪渓には鎖を伸ばしましたが2番目まだ雪の下、50mは鎖が足り
   ない、急な雪渓。雪が硬くなって来ています、ステップが切りにくいので注意。
   また鎖は日に照らされると雪に潜ってしまいます、引き上げて使ってください。
   ただし200〜300sの強度しかありません一人ずつ通過してください。
   一番上の鎖の先で夏道を歩く。ピッケル(人によってはアイゼンも)があったほうが良い。

 鎖場上 (約1270m)〜小倉山(1378m)
   夏道が出ているが小倉山の手前は少し雪の上を行く。
   ルートはピークを通る夏道が出ているが小倉山の手前は少し雪の上を行く。
   ルートはピークを通る夏ルートです。下山時ガスがかかっていたら注意。
   一応夏道の入口にマーキングテープつけました。
   アズマシャクナゲが盛り、イワウチワ、カタクリ、ショウジョウバカマ、ムラサキヤシオ。他にタムシバなど。
   新緑は1500mまできた。

 小倉山(1378m)〜百草の池(約1540m)
   夏道が出始めているが、出入りは藪が起きているので注意しながら歩く。
   所々マーキングはしてあるが毎日雪が融け、様子が変わるので注意。
   百草の池の標柱は全部出ている、周りの夏道も一部出た。

 百草の池(1540m)〜白沢の頭(前駒) (1763m)
   一部夏道が出ているところにはマーキングをしてある。
   1680mから上は夏道を一部夏道が出ているところにはマーキングをしてある。
   1680mから上は夏道を行く。
   前駒ピーク手前で20mほど雪の上を行く。警察の立てた旗は雪が融け倒れるので注意。

 白沢の頭(前駒) (1763m)〜駒の小屋(約1880m)
   全部雪、雪はやわらかめ。残雪も大分減ったが小屋の直下はまだ雪が多い。
   右全部雪、雪はやわらかめ。
   残雪も大分減ったが小屋の直下はまだ雪が多い。
   右の岩場に進んだほうがいい、まだ行きもだいぶ残り岩と雪とのミックスだが雪渓よりはいい。
   ピンクテープのマーキングを目安に。ピッケルはあった方が良い。

 駒の小屋(1880m)〜頂上(2002.7m)
   小屋の回りは雪がない。広場は高いところで積雪80cmほどあるが、1/3は広場小屋の回りは雪がない。
   広場は高いところで積雪80cmほどあるが、1/3は広場が出ている。
   米さんが休憩用の板を用意してくれた。
   小屋の水は殆ど出ていないが、米さんがでかいバケツに溜めていてくれるのである程度は対応可。
   小屋の周りもだいぶ融け、主稜線も一部夏雪。頂上は雪がない。

 11日 11時40分現在 天候 小雨 風4〜5m 気温7.3℃。
  ただ時には氷点下になるので防寒対策必要
 米さんからあまり詳しく書くと、心配して面白みがないといわれ簡単にしましたが
実際にはまだ鎖場は初心者はビッケルつかって慎重に歩く必要があると思います。
 また百草の池の上は雪渓が広いので下りでガスがかかると迷いやすいかと思います。
ブトは少なめでした。一日中雪崩の音がしていました。

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