駒6/24


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Posted by 皆川 on 2000/06/26 17:37:47:

    駒ケ岳登山道状況(駒ノ湯〜小倉山〜駒ケ岳) 2000.6.24現在
    及び (枝折峠〜小倉山〜駒ケ岳)
    1.駐車場状況
          駐車場は問題なし。駒ノ湯の駐車場は結構すいている。

    2.概況
      だいぶ雪も融け登り始めはセミもうるさく夏山そのものだが、鎖場及び百草の池から  上はまだ残雪が多い。天気が崩れるとすぐに気温も一桁になる。軽装の客多し、防寒  対策や濡れた時の着替えは必携。装備は万全に。
      ブトも多く、暖かくなるとひどい。駒の小屋までついてくる。
    米山さん長谷川さん皆川の3人で倒木やかかり木などを片付けるために枝折峠から入  るが結構雪が残っているのに驚く。ズックなどはまだ早い、底の堅い靴で入ったほう  が良い。また草も伸びていて朝露でズボンが濡れる。
    6月24日 曇り後雨 一時強く降る。 場所によっては残雪が凍結している。
      枝折峠は開通(R352全線)

    3.状況
    「枝折峠ルート」
     枝折峠〜明神峠
    峠から入ったばかりの道の崩れた所注意して通過の事。まだ残雪の上を歩くとこ    ろが3ヶ所ある。特に銀の道との交差個所、明神堂の手前にはたっぷりある。い    ずれもピンクのテープをつけてあるのでわかりにくい時は確認。また明神堂の手    前で銀の道に下りる人がいるので、登山道沿いにピンクテープつけてある。

    明神峠〜道行山
    4箇所ほど残雪の上を行く、いずれもピンクテープ取付け。夏場水溜りになり西    側の尾根に逃げるところでモリアオガエルの産卵に遭遇。ひとつの枝に15〜2    0匹もくっついて産卵していた、全部で100〜150匹。珍しいものを見せて    もらったと3人で写真を撮る。カエルの嫌いな人にはちょっと?
        花はアジサイ・ツツジ・タムシバ・イワカガミ・イワウチワ・雪の消えたばかり    の所にはカタクリ・ショウジョウバカマなど。また稜線に小さいアズマシャクナ    ゲも。

    道行山〜小倉山
    4箇所ほど残雪の上を行く、いずれもピンクテープ取付け。小倉山分岐手前の急    登、ステップ切ってあるが一歩ずつ慎重に下ること。枝折峠ルート沿いにピンク    テープつけてある。駒ノ湯に下りる人は勘違いしないこと。
        アジサイ・ツツジ・タムシバ・イワカガミ・イワウチワ・雪の消えたばかりの所    にはカタクリ・ショウジョウバカマなど。小倉山の手前左側はシラネアオイ、右    側はカタクリが群生。
    「駒ノ湯ルート」
     駒ノ湯〜小倉山2合目
        全部夏道。雪は全くなし。

     小倉山2合目〜栗の木の頭   
        全部夏道。雪は全くなし。

    栗の木の頭〜鎖場下
      夏道、二重稜線の尾根の東側に雪が見える程度。
    栗の木の頭付近までの花は大体終わっている。

     鎖場  
    雪渓の雪も殆ど消えたが、一番上の鎖場だけ残っている。鎖の補修は完了したが
        長さが短かく、横断する雪渓の下まで来ていないので注意。下の方も枝に仮止し    てあるので外さない事。また凍結しているので滑落の危険あり。一歩一歩確実に    キックステップで歩いたほうが良い
        雪渓の両側の雪の融けたところの花もピークすぎた。ウツギ・アジサイ・イワウ    チワ・ツツジ・タムシバなど

    鎖場〜小倉山
        鎖場から上は小倉山まで雪なし。
    小倉山ピークは花は終わり。残雪のあったところが咲いている。カタクリ・イワ    ウチワ・ツツジ・アジサイ・タムシバなど

    小倉山〜百草の池
    小倉山ピークから150m程雪の上を歩くが、その後は夏道。
    タムシバ・カタクリ・イワウチワ、百草の池近くからはシラネアオイが盛り。

    百草の池〜白沢の頭(前駒)
    百草の池はまだまだ残雪があるが。夏道はほとんど出ている。1700m位で雪渓    を100mほど登るが、左側(東側)に向かう事、ピンクテープもつけてあるが雪の    融けるのも早いので見にくくなる。途中にピンクテープをつけた鉄筋もある。右    (大チョウナ沢側)に向かうと草付斜面が急で夏道に出にくい。
        ガスの時は特に注意。見えない時は動かないで落ち着いてルートを捜すこと。
    百草の池の近くの夏道にシラネアオイ他。

    白沢の頭(前駒)〜駒の小屋
    稜線南側に残雪はあるものの道は殆ど夏道。
        5月27日以来小屋の下の岩尾根(旧道)はザイルを伸ばしたまま、夏ルートはま    だ雪が厚く堅いのでザイルに従って登ったほうが良い。ただし通過は一人づつに    すること。夏道の一番下の鎖は出始めた。
    何回も来ている人は、下山する時に小屋の前から夏道を降りないように注意。
        特に泊り客の下山時は朝早いので注意。

    駒の小屋〜頂上
    小屋の前は全く雪なし。小屋から上は残雪多し、分岐手前まで夏道。主稜線は雪    なし夏道が出ている。
    主稜線ではタテヤマリンドウ他。小屋の近くではコバイケイソウが大きくなって    きた。今年は咲くのか?


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