駒　6／18

駒ケ岳登山道状況(駒ノ湯〜小倉山〜駒ケ岳) ２０００．６．18現在
１．駐車場状況
　　　　　　夏の駐車場は使用可能。結構すいている。

２．概況
　　だいぶ雪も融け登り始めはセミもうるさく夏山そのものだが、鎖場　　及び百草の池から上はまだまだ残雪が多い。天気が崩れるとすぐに　　気温も一桁になる。軽装の客多し、装備は万全に。
　　ブトも多く朝一番は目立たないが、あたたかくなるとひどい。駒の　　小屋までついてくる。
先日米山さんが倒木やかかり木などを片付けてくれたのだが、緑も　　濃くなり、草も伸びてきて朝露でズボン濡れるようになってきた。
まだまだ山頂は気温が下がるので防寒対策は必要。
　　６月18日　晴れ　朝は気温７℃、昼からはガスがかかり視界10〜20　　ｍ。
　　場所によっては残雪が凍結している。
　　枝折峠開通は２４日との事。(３５２号線全線２４日。山開きは２５日)

３．状況
　駒ノ湯〜小倉山２合目
　　　　全部夏道。雪は全くなし。

　小倉山２合目〜栗の木の頭　　　
　　　　全部夏道。雪は全くなし。

栗の木の頭〜鎖場下
　 夏道、二重稜線の尾根の東側に雪が見える程度。
ツツジのピークすぎた

　鎖場 　
一番下の鎖は４月３０日から全部出ている。一番上の鎖が10　　　　ｍ程出ているが鎖はジョイントが合わず、仮接続してあるで一　　　　人ずつ通過する事。
雪渓の急斜面が２番目３番目の鎖場を横断している。それぞれ　　　　15ｍ程の雪渓歩き。
　　　　一番上の鎖場の雪渓の横断時は凍結しているので滑落の危険あ　　　　り。一歩一歩確実にキックステップで歩いたほうが良い。
　　　　雪渓の両側の雪の融けたところがカタクリ満開。イワウチワ・　　　　ツツジ・タムシバも盛り

鎖場〜小倉山
　　　　鎖場から上は小倉山まで雪なし。
小倉山ピークは花は終わり。残雪のあったところが咲いてい　　　　　る。カタクリ・イワウチワ・ツツジ・アジサイ・タムシバなど

小倉山〜百草の池
小倉山ピークから150m程雪の上を歩くが、その後低い所で50　　　　ｍ程雪の上を歩く程度。
道行山から合流点の登りはいくらもない。５〜6ｍ程度。来週　　　　もあればステップ切る予定。
タムシバ・カタクリ・イワウチワ、百草の池近くからはシラネアオイが盛り。

百草の池〜白沢の頭(前駒)
百草の池はまだまだ残雪多いが半分は夏道が出ている。夏道と　　　　冬道のルートが入乱れてくるのでルートに注意。特に1700ｍ位　　　　で夏道が土手のように見える所を右(大チョウナ沢側)に向かう　　　　と草付斜面が急で夏道に出にくい。東側の雪渓側に夏道の入り　　　　口ありピンクテープつけてある。中間には鉄筋にピンクテープ　　　　つけた目印あり。
　　　　ガスの時は特に注意。見えない時は動かないで落ち着いてルー　　　　トを捜すこと。
百草の池の近くの夏道にシラネアオイ他。

白沢の頭(前駒)〜駒の小屋
稜線は所々殆ど夏道。
　　　　５月２７日以来小屋の下の岩尾根(旧道)はザイルを伸ばしたま　　　　ま、夏ルートはまだ雪が厚く堅いのでザイルに従って登ったほ　　　　うが良い。ただし通過は一人づつにすること。夏道の一番下の　　　　鎖は出始めた。
下山する時、小屋の前からすぐに降りないように注意。特に泊　　　　り客の下山時は朝早いので注意。状況により米山さん(管理人)　　　　がステップ切る予定。

駒の小屋〜頂上
小屋の前は全く雪なし。小屋から上は残雪多し、分岐手前まで　　　　夏道。主稜線は雪なし夏道が出ている。
主稜線ではタテヤマリンドウ他。小屋の近くではコバイケイソ　　　　ウが大きくなってきた。今年は咲くのか？

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