駒ケ岳6/3


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Posted by 皆川 on 2000/06/05 08:26:43:

    駒ケ岳登山道状況(駒ノ湯〜小倉山〜駒ケ岳) 2000.6.3 現在

    1.駐車場状況
          夏の駐車場は使用可能。結構すいている。

    2.概況
      今年はおそくなっての降雪で積雪は多かったが、雪が柔らかく解け  るのが非常に早い
      場所によっては去年より少なくなっている。夏道と冬道のルートが  入り乱れている。またブトの出るのも早く、5月6日で小倉山2号  目ま5月13日で小倉山ピークまで追っかけてくる。5月20日小  雨の為かブト少ない。5月27日。暖かくなり小倉山すぎてもブト  多い。6月3日とうとう駒の小屋までついてくる。
    先日米山さんが倒木やかかり木などを片付けてくれたのでとても通  りやすくなった。
    まだまだ山頂は冬、6月3日の朝は気温7℃あったが、6月4日朝  は霧視界10〜20m、気温3℃で凍結しているの事。軽装の客多し、  装備は完全に。
      枝折峠への除雪は29日からとの事。通れるのは中旬〜下旬?
      6月3日 曇時々晴 視界不良 荒沢・未丈まで

    3.苦情
      下山時に踵ですべって、トレースを壊して降りてくる人が多い。滑  ってくるなら登りと違うところを滑ってくること。

    4.状況
     駒ノ湯〜小倉山2合目
        尾根は夏道。小倉山2合目の手前暗部の水溜りの前5m程雪の 上歩くが他は全部夏道全部出ている。

     小倉山2合目〜栗の木の頭   
    全部夏道。小倉2合目のしたはタムシバが盛り

    栗の木の頭〜鎖場下
      殆ど夏道、標高950m程の所で少し雪渓を歩くだけ。
    ツツジ・シャクナゲはピークすぎた

     鎖場  
    一番下の鎖は4月30日から全部出ている
    2番目3番目はまだ雪の下。雪渓の急斜面、下山時はピッケル    をつかい、一歩一歩確実にキックステップで降りたほうが良     い。
    5月4日に3人パーティのうち2人が滑落、一人は15mほど    滑って木に激突肋骨折った様子。
    雪渓の両側の雪の融けたところがカタクリ満開。
    鎖場〜小倉山
        一番上の鎖〜ニセ小倉ピークは夏道。
    小倉山の西側トラバースルートも雪が融け、夏道にかわる。
    小倉山ピークはがアズマシャクナゲ盛り。イワウチワまた一部    イワカガミも咲いている。雪の消えた所にはカタクリも

    小倉山〜百草の池
    殆ど夏道が出始めている。
    なんとか残雪を拾いながら歩けるのも百草の池より下は今週い     っぱい。
    タムシバ・カタクリが盛り。

    百草の池〜白沢の頭(前駒)
    百草の池はまだまだ残雪多いが夏道が1/3は出ている。夏道    と冬道のルートが入乱れてくるのでルートに注意。特に1700m    位で夏道が土手のように見える所で右(大チョウナ沢側)に向か    うと草付斜面が急で夏道に出にくい。東側の雪渓側に向かう     事。ガスの時は特に注意。テープはなるべく夏道付近につけて    あるが、なかには冬ルートにつけてある所もあるので注意、旗    竿は中1週間では倒れて役に立たず)あまり旗やテープをあて    にせず、ガスったら動かないで落ち着いてルートを捜すこと。
    前駒頂部にクラックあり、雪渓を登る場合もピーク手前で早め    に北西側の夏道の方へゆく。
    百草の池の近くの夏道にシラネアオイ

    白沢の頭(前駒)〜駒の小屋
    稜線は所々夏道もでているが南側の残雪多く問題なし。
        5月27日は小屋の下の岩尾根(旧道)、大チョウナ沢源頭部か    らの雪渓が切れたのでザイルを張る。ただし通過は一人づつに    すること。下の人が急に引っ張ると上の人がバランスを失う。    (南側のクレバスの終わりから夏のルートはクレバスが大きい    上雪が堅くなっているので、雪渓を降りる人はピッケルをつか    い、一歩一歩確実にキックステップで降りたほうが良い。状況    により米山さん(管理人)がステップ切る予定
    特に泊り客の下山時は朝早いので注意。

    駒の小屋〜頂上
    小屋の前は全く雪なし。小屋から上は残雪多し、ガスに注意。    主稜線は分岐から夏道が出ている。


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