駒の湯ルート5/27

駒ケ岳登山道状況(駒ノ湯〜小倉山〜駒ケ岳) ２０００．５．２７現在

１．駐車場状況
　　　　　　夏の駐車場は使用可能。

２．概況
　　今年はおそくなっての降雪で積雪は多かったが、雪が柔らかく解け　　るのが非常に早い場所によっては去年より少なくなっている。夏道　　と冬道のルートが入乱れている。またブトの出るのも早く、５月６　　日で小倉山２号目まで、５月１３日で小倉山ピークまで追っかけて　　くる。５月２０日小雨の為かブト少ない。５月２７日。暖かくなり　　小倉山すぎてもブト多い
先日米山さんが倒木やかかり木などを片付けてくれたのでとても通　　りやすくなった。
まだまだ山頂は冬、５月２９日の朝は気温３℃との事。軽装の客多　　し、装備は完全に。
　　銀山平はまだ一面雪、枝折峠への除雪は２９日からとの事。通れる　　のは中旬すぎ〜下旬？
　　５月２７日　曇時々晴後雨　午前は風速２０m程

３．苦情
　　下山時に踵ですべって、トレースを壊して降りてくる人が多い。滑　　ってくるなら登りと違うところを滑ってくること。

４．状況
　駒ノ湯〜小倉山２合目
　　　　尾根は夏道。小倉山２合目の手前暗部の水溜りの前１５m程雪　　　　の上歩くが他は全部夏道全部出ている。

　小倉山２合目〜栗の木の頭　　　
全部夏道。

栗の木の頭〜鎖場下
　 殆ど夏道、標高９５０ｍ程の所で少し雪渓を歩くだけ。
ツツジ・シャクナゲはピークすぎた

　鎖場 　
一番下の鎖は４月３０日から全部出ている
２番目３番目はまだ雪の下。雪渓の急斜面、下山時はピッケル　　　　をつかい、一歩一歩確実にキックステップで降りたほうが良　　　　　い。
２番目の鎖場取付にスコップ準備してあるので使った人はまた　　　　ヒモで止めておく事。５月４日に３人パーティのうち２人が滑　　　　落、一人は15ｍほど滑って木に激突肋骨折った様子。

鎖場〜小倉山
　　　　一番上の鎖〜ニセ小倉ピークは東側を歩けば夏道に出る。
小倉山ピークの西側を巻くのも終わりに近い。夏道に戻る時藪　　　　を３m程横断する。来週にはピークを経由するようになりそ　　　　　う。
下の鎖場東側から上がアズマシャクナゲ盛り。イワウチワまた　　　　一部イワカガミも咲いている。雪の消えた所にはカタクリも

小倉山〜百草の池
５月４日から一部夏道が出始めている。
百草の池の標柱が全部出ている。これからは夏道と冬道のルー　　　　トが入乱れてくるのでルートに注意。(テープはなるべく夏道　　　　付近につけてあるが、なかには冬ルートにつけてある所もある　　　　ので注意、旗竿は中１週間では倒れて役に立たず)
あまり旗やテープをあてにせず、ガスったら動かないで落ち着　　　　いてルートを捜すこと。雪の上を通して歩くのと２ヶ所藪を横　　　　断する。
タムシバが盛り。

百草の池〜白沢の頭(前駒)
前記に同じ
前駒頂部にクラックあり、ピーク手前で早めに北西側の夏道の方へゆく。

白沢の頭(前駒)〜駒の小屋
稜線は所々夏道もでているが南側の残雪多く問題なし。
　　　　５月２７日は小屋の下の岩尾根(旧道)、大チョウナ沢源頭部か　　　　らの雪渓が切れたので通ることにしたが、強風の為小屋のザイ　　　　ルを張る。ただし今後は南側のクレバスの終わりから夏のルー　　　　トを小屋に向かったほうが良い(ザイル回収予定)。クレバスか　　　　ら上は再び米山さん(管理人)がステップ切る予定。
下山時はピッケルをつかい、一歩一歩確実にキックステップで　　　　降りたほうが良い。
特に泊り客の下山時は朝早いので注意。

駒の小屋〜頂上
小屋の前は全く雪なし。小屋から上は残雪多し、ガスに注意。　　　　主稜線は分岐から夏道が出ている。

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